材料4人分
3カップ チェリートマト(プチトマト)
1個 パプリカ、黄色かオレンジのもの
大さじ2 レモン汁
小さじ1 砂糖
大さじ2 フレッシュディル、細かくちぎるか切る
1つまみ カルダモン
作り方
1.チェリートマトは半分に、パプリカは1.5センチの角切りにします
2.レモン汁、砂糖、ディル、カルダモンをボウルにて混ぜ、①を加え、冷蔵庫で冷たくしたあとお出しします
原産地はインドからアフリカ東北部です。フェンネルに形は似ていますがそれより小ぶりの一年草です。
葉の部分は、フレッシュでは青い草のような香りがし、魚やシーフードの料理によく合います。ドライのものは干草のような、青海苔にも似た香りがします。種はディルシードとしてピクルスなどに使われますが、葉とはまた違った風味が楽しめます。
精油成分は芳香、駆風薬として使われてきました。また鎮静作用もあります。乾燥させた葉や種を枕に入れると安眠できると言われてます。
キッチンハーブとして相性のいい食材
・葉 鶏肉、魚、えび、サーモン、いんげん、じゃがいも、トマト、きゅうり、にんじん、アボガド、キャベツ、ヨーグルト、チーズ、ピクルス
・種 ラム肉、キャベツ、トマト、チーズ、ブレッド、ピクルス、酢、ポテトサラダなど
ヨーロッパ南部が原産です。
古代ギリシャ・ローマ時代は、勇気、優雅、品位の象徴とされ、男性は入浴後、タイムの香りをを胸にすりつけたといいます。
タイムの水蒸気蒸留した精油成分は香水の原料のほか、十二指腸駆除薬、鎮咳薬にされます。
お料理ではお肉、魚の香味料としてフレッシュ、ドライとも使われます。香味が強く、ほかのハーブに比べドライ、フレッシュであまり香りの違いはありません。単独でも、ブーケガルニとしても使用。肉類、乳製品の加工には古くからセージとともに使われてきました。
通常タイムとして使われるものは20~30センチほどの立性ですが、ほふく性のものもあり、香りはさまざま(レモン、オレガノキャラウェイ、ラベンダーなど)なものがあります。ほふくしますので敷き石の間に植えると歩くたびに香りがただよいます。
キッチンハーブとして相性のいい食材
牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉、七面鳥、魚、ソーセージ、加熱トマト、たまねぎ、卵、酢など、何にでも合わせやすいです。
熱帯アジア原産でシソ科のバジル。和名をメボウキといいます。種を水に浸すとゼリー状になり、それで目のごみを取ったことが由来で、日本には はじめ種が漢方として入ってきました。
属名は旧名に由来し、basilicosは王様の~という意味で、この草が王の薬や香料にされていたことによります。中国、インド、ヨーロッパで、古くから薬として珍重されてきました。用途は消化剤、催淫剤、眼薬などです。
お料理には、トマトに合うハーブなのでイタリア料理に多用されていますが、にんにくに合うとして台湾料理でも使われています。その他鶏肉料理、魚料理、パスタなど、活用範囲は広いです。新鮮葉、乾燥葉ともに利用されますが、乾燥葉を長く保存すると風味が落ちやすいので、オイル浸けにしたり、ペーストにするなどをお勧めします。
本来多年草ですが、日本では越冬が難しく、一年草の扱いになっています。夏に花をつけますが、そうなると香りが弱くなりますので、芳香を利用するのであれば、花を咲かせないよう花芽を摘み取るとよいでしょう。
キッチンハーブとして相性のいい食材
牛肉、ラム肉、豚肉、サーモン、えび、鶏肉、卵、チーズ、トマト、なす、グリンピース、にんじん、パスタなど。
ベビーポテトはご存知ですか?直径3~4センチの小さなじゃがいもです。今月に入り、このポテトをスーパーで見掛けたので購入しました。先日ローストポークを作った際にも使いましたが、今回単独でローズマリーとバターを加えた簡単なレシピをご紹介します。 ローズマリーについて
皮をつけたまま調理しますので、芽に注意して下処理して下さい。ご承知のようにじゃがいもの芽にはソラニンという有毒物質が含まれていて、神経毒の一つなのですが、吐気、幻覚から呼吸困難、死に至るケースもあるほど。皮が緑がかったり、古くなったじゃがいもも要注意です。(じゃがいもはなす科、なすやトマト、ピーマンにもソラニンは含まれていますがこちらはあまり知られてませんね。)
さて、気を取り直してお料理しましょう!大丈夫、ドイツ系アメリカ人でじゃがいもが主食Y一族の中にも当たった人は一人もいませんから…。
それにじゃがいもにはビタミンCや、余分な塩分を体外に排出するカリウム、脂肪燃焼を助けるビタミンBが含まれています。お肌ピカピカ、むくみも脂肪もスッキリです。
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材料4人分
16~20個 ベビーポテト、よく洗い芽があれば処理しておく
大さじ3 バター
小さじ1/2 塩
3本 ローズマリーの枝
作り方
1.厚手の鍋にバター大さじ2を溶かし、ポテトを入れ転がします。
2.塩を振り入れ、ローズマリーをのせ、蓋をして弱めの中火で蒸し煮します。途中ポテトが焦げないように何度か転がしながら、25分から30分ほど加熱します。
3.楊枝が通れば火を止め、残りのバターを入れからめます。
4.器に盛り、分量外のローズマリーの枝を飾ります。
地中海沿岸原産で高さ50から120センチになる常緑低木です。
属名のロスマリヌスの“ロス”は露、“マリン”は海という意味で、長い航海を経て地中海に帰って来た水夫達が漂うローズマリーの香りで故郷を感じたということです。
花は薄紫、紫、白色のものがあり、早春から夏に見られます。
ヨーロッパでは健胃、食欲増進の効果があると言われてきました。精油はロスマリン油といい、皮膚刺激、疥蘚の治療薬とされてきましたが、現在は香料原料に使われています。
香味料としては、羊や山羊、その他肉料理によくつかわれますが、香味が強いので心得て使って下さい。
また、ポプリやハーバルバスにも利用できます。お料理で余ったらお風呂に浮かべて子羊気分を楽しんでみては。
栽培されているローズマリーには、料理用で人気のトスカナ・ブルー、イギリスで古くから親しまれるミス・ジェサップ、アメリカで耐久性のある種として使われるアルプなどがポピュラーで、これらは立性です。これ以外でも、ほふくする形のもの、それぞれの中間のものがあり、食用、ハーブガーデンなどいろいろな楽しみ方をされています。
キッチンハーブとして相性のいい食材
豚肉、ラム肉、鶏肉、牛肉、じゃがいも、サーモン、チーズ、ワイン、ブレッド、フルーツサラダなど。
ハロウィンが近付いて来ると、街がなんだかオレンジ色になりますね。いたるところに飾られるかぼちゃ。
ハロウィンだからパンプキンパイ?本来、パンプキンパイを食べる風習があるのは11月の感謝祭なのですが。
まあ、あのかぼちゃの燈籠を作る際くり抜いた中身を有効に利用するとすれば、ハロウィンにこそかぼちゃを食べるべきですよね。
ところでアメリカのパンプキンパイって卵やクリームを加えたかぼちゃの煮物みたいな重いフィリングをパイ皮に流し焼き込むのが主流ですが、個人的にあまり好きでなく、卵アレルギーの人間がうちにいるという事もあり、今回は軽いフィリングを作ってみました。
シナモン、ナツメグ、クローブ、ジンジャーが一般的なフィリングのスパイスになります。お好みの味に加減してみて下さい。
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材料
パイクラスト 21センチパイ皿2枚分
3カップ 薄力粉
小さじ1 ベーキングパウダー
小さじ3 砂糖
180グラム バター
大さじ1~2 牛乳
フィリング1個分
400グラム かぼちゃ、皮と種を取り茹でたもの
120cc~150cc 生クリーム、かぼちゃの水分に合わせて調整。室温で
大さじ5 砂糖(あればブラウンシュガー)
小さじ1/2 シナモン、ナツメグ、粉末クローブなどを合わせて
塩 小さじ1/4弱
小さじ2 粉末ゼラチン
大さじ3 湯
適量 飾り用ホイップクリーム、かぼちゃの種など
作り方
パイクラストを作ります。
1.薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖をボウルに合わせます。
2.バターをテーブルナイフでさいの目に切り、粉に加えたらフォークの背で潰しながら混ぜ込み、バターが5ミリ以下の大きさになり、粉っぽさが十分残っている状態で、様子を見ながら牛乳を加え、手早く生地をまとめます。練り込んでしまわないよう気を付けて。
3.生地を1時間ほど冷蔵庫で寝かせます。
取り出し、半分の量を丸めたら打ち粉をした台の上で5ミリほどに伸ばし、分量外のバターを塗ったパイ皿に敷きます。
4.180℃に予熱したオーブンで10~15分焼き、冷まします。残った生地は冷凍保存で、お好きなときにご利用下さい。
フィリングを作ります。
1.かぼちゃは粗く潰したあと、生クリーム、砂糖、スパイスと合わせ、ミキサーやハンドミキサーなどでピュレにします。
2.湯で溶かしたゼラチンを加えさらに混ぜ、あらかじめ焼いたパイクラストに詰めます。
3.冷蔵庫で一時間ほど冷やし、飾りのホイップクリーム、かぼちゃの種などをトッピングします。