今日、我が家の庭で、雨樋下の土壌の除染作業が行われるそうです。
「住宅・事業用建物等作業計画書」によると、我が家の除染前の空間線量率の平均値は0.22マイクロシーベルト、雨樋周辺は0.4~1マイクロシーベルトあるので、除染作業の必要がある、ということなのです。
7月17日は雨樋除染(雨樋にたまっている落葉や苔をスコップで除去し、雨どい表面に付着している泥や埃を布切れで拭き取る)、本日7月31日は雨樋下の土壌除染(雨樋から1メートル四方の土を削り、砂利を入れる)、残りは玄関横の雨樋マスの内部除染のみなのですが、除染の日程は、何故か事前には決めてもらえないのです。
良くて前日、当日突然という場合もあります。
昨日、作業員の方々が事前調査に来て、明日除染を行うことを告げられたので、わたしは「明日の何時頃でしょうか?」と訊ねました。
「もう一軒あるから、何時ということは、言えないなぁ」
「おおまかに、午前とか午後とか、それもわかりませんか? 買物に行ったりしたいので」
「時間は、ねぇ……」
わたしは、作業員のみなさんに苦笑されてしまいました。
南相馬に転居する以前は、除染がこんなに分業化されているとは知りませんでした。
賃金も、除染の内容や線量によって当然異なるんでしょうね。
いま、午前10時半。
12時半には自宅を出なければなりません。
今日は、市役所の応接室で、「南相馬ひばりエフエム」でわたしが担当している番組「ふたりとひとり」の収録があるのです。
今日の出演者は、桜井勝延市長です。
「住宅・事業用建物等作業計画書」によると、我が家の除染前の空間線量率の平均値は0.22マイクロシーベルト、雨樋周辺は0.4~1マイクロシーベルトあるので、除染作業の必要がある、ということなのです。
7月17日は雨樋除染(雨樋にたまっている落葉や苔をスコップで除去し、雨どい表面に付着している泥や埃を布切れで拭き取る)、本日7月31日は雨樋下の土壌除染(雨樋から1メートル四方の土を削り、砂利を入れる)、残りは玄関横の雨樋マスの内部除染のみなのですが、除染の日程は、何故か事前には決めてもらえないのです。
良くて前日、当日突然という場合もあります。
昨日、作業員の方々が事前調査に来て、明日除染を行うことを告げられたので、わたしは「明日の何時頃でしょうか?」と訊ねました。
「もう一軒あるから、何時ということは、言えないなぁ」
「おおまかに、午前とか午後とか、それもわかりませんか? 買物に行ったりしたいので」
「時間は、ねぇ……」
わたしは、作業員のみなさんに苦笑されてしまいました。
南相馬に転居する以前は、除染がこんなに分業化されているとは知りませんでした。
賃金も、除染の内容や線量によって当然異なるんでしょうね。
いま、午前10時半。
12時半には自宅を出なければなりません。
今日は、市役所の応接室で、「南相馬ひばりエフエム」でわたしが担当している番組「ふたりとひとり」の収録があるのです。
今日の出演者は、桜井勝延市長です。
寝る時に、首が気になって仕様がない。
若かりし頃は、いつでも、どこでも、どんな寝具でも眠れたものだけれど、40代半ばを過ぎたあたりから、何度枕を買い替えても、自分の首に合わない――、合う枕が見つからないのだ。
わたしは10代の頃から、眠る前に、髪が乱れないように三つ編みにすることを習慣にしていた。
最近まで、そうしていた。
ところが、寝返りを打った際に、たまに三つ編みが首の下敷きになるのが、気になって、眠れない――。
今月に入ってから、髪を編まずに頭の上に広げて眠るようにしている。
年々、神経質になっていく自分と、どこまで付き合っていけるだろうか……
若かりし頃は、いつでも、どこでも、どんな寝具でも眠れたものだけれど、40代半ばを過ぎたあたりから、何度枕を買い替えても、自分の首に合わない――、合う枕が見つからないのだ。
わたしは10代の頃から、眠る前に、髪が乱れないように三つ編みにすることを習慣にしていた。
最近まで、そうしていた。
ところが、寝返りを打った際に、たまに三つ編みが首の下敷きになるのが、気になって、眠れない――。
今月に入ってから、髪を編まずに頭の上に広げて眠るようにしている。
年々、神経質になっていく自分と、どこまで付き合っていけるだろうか……
最近、息子といっしょに自転車で出掛けると、すぐに息子の背中が遠くなってしまう。
息子が成長したのか、わたしが老いたのか――、たぶん、両方なんだろう。
そして、いつか、息子は生の側に残り、わたしは死へと旅立つ――。
昨日、猫たちがめっきり老け込んだ、という話をしていたら、息子がぽつりと言った。
「ひとりになったら、ぼくはまた、猫を飼うよ」
息子が、猫たちが死に、母親が死んだ後の暮らしを想像していることに驚き、わたしはしばらくの間黙って猫の背を撫でていた。
息子が成長したのか、わたしが老いたのか――、たぶん、両方なんだろう。
そして、いつか、息子は生の側に残り、わたしは死へと旅立つ――。
昨日、猫たちがめっきり老け込んだ、という話をしていたら、息子がぽつりと言った。
「ひとりになったら、ぼくはまた、猫を飼うよ」
息子が、猫たちが死に、母親が死んだ後の暮らしを想像していることに驚き、わたしはしばらくの間黙って猫の背を撫でていた。
午前中、息子とふたりで南相馬市中央図書館に行ったら、入口のお薦め本コーナーに、山野車輪の本が面陳してあり、絶句した。
山野車輪は、嫌韓ブームの草分け的な存在。
『在日の地図』のみならず、山野車輪の本は、在日韓国・朝鮮人に対する偏見や差別を煽るだけで、理解には繋がらないと思います。
いろんな司書がいるんだな――、と気持ちが暗くなった。
山野車輪は、嫌韓ブームの草分け的な存在。
『在日の地図』のみならず、山野車輪の本は、在日韓国・朝鮮人に対する偏見や差別を煽るだけで、理解には繋がらないと思います。
いろんな司書がいるんだな――、と気持ちが暗くなった。