今日のブログも昨日の続きです。女性写真家の小松由佳さんに大判カメラレクチャーを1日掛けて行いましたが、流石に柔軟な頭でマスターするのも早いと感じました。レクチャーでは大判カメラ勉強会用にストックしてある期限切れの4x5モノクロインスタントフィルムを使いその場で撮影した被写体を確認し、ピントや構図、更にはアオリの効果も検証出来る様にしましたのでより効率的なレクチャーになったのではと自負しています。撮影台の上に置かれたいろいろな被写体を通常撮影、アオリ撮影、接写撮影などをこなしてレクチャー終了と思ったのですが、小松由佳さんから「最後に木戸さんの事を撮っても良いですか?」とリクエストを頂いてしまいました。本来はモデルになる事は絶対しないのですが「シリアの人々を大判カメラで撮りたい!」と熱く語る小松由佳さんの要望なので俄シリア人モデルになった気持ちで写真におさまりました。ただし前述した様に期限切れインスタントなので黒の締まりもコントラストも弱い写真になってしまいましたがこれは撮影者の腕とは関係ありません事を一言付け加えさせて頂きます。因みに小松由佳さんは植村直己冒険賞だけでなく秋田県民栄誉賞も受賞されているそうです。