大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

大判カメラでのロールホルダー使用のおすすめ。

2012年07月11日 | カメラ機材

製造中止になったクイックロードフイルムシステムの影響で皆さんそれぞれ苦労している事は何回かこのブログで書きましたが、大判カメラユーザーの中にはシートフイルムホルダーへの移行も諦めて手軽でランニングコストが安く、更にアオリ撮影も楽しめるロールホルダーを使い出している人もいます。私も著書の「大判カメラマニュアル」の中でロールホルダーを使用しての作例写真も撮影しました。結構便利で露出も出た目の前後を抑える事もコスト的にも手軽に出来ます。また4x5インチの標準レンズが150ミリに対して6x7cmの標準レンズが90ミリなので望遠効果を狙ってわざと6x7、6x9cmサイズを使う事もあります。ただこのロールホルダーにも問題があるのです。実はロールホルダーのトップシェアのホースマンが6x7、6x9、6x12cmの全てのホルダー製造を止めてしまい、国産ではTOYOとウイスタだけになってしまった事です。もちろんリンホフでも製造していますが何せ30万円近くもすると簡単には手が出せません。更に中古市場ではカメラ好きの中国人の買い占めの影響もあってか品薄状態になっています。そこで今日はワイズの委託品コーナーの中から幾つかロールホルダーを紹介致します。下記の金額なら手軽に入手できるのでは思いますので是非ロールホルダーでの撮影もご検討ください。

リンホフスーパーロレックス67ホルダー 31,500円(税込)
リンホフスーパーロレックス67ホルダー 33,600円(税込)
リンホフスーパーロレックス67ホルダー 42,000円(税込)
ホースマン452ホルダー(6x7cm)      15,750円(税込)
TOYOロールフイルムホルダー67      8,400円(税込)から
TOYOロールフイルムホルダー69    10,500円(税込)