大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

大山謙一郎さんの作品講評は最高です。

2012年03月22日 | 日記

熊本にギャラリー兼スタジオを開設しますますご活躍の写真家・大山謙一郎さんが来社された。今回ご来社頂いたのは昨年開催したマミヤカメラクラブ主催の「谷中・根津・千駄木ワークショップ」参加者作品講評表をわざわざご持参頂いたからだった。作品講評資料を受け取って先ずビックリしたのが、大山謙一郎さんオリジナルの本格的な作品講評表だったことです。写真を見ればお分かり頂けるものと思いますが、構図、露出、ピントカメラぶれ、シャッターチャンス、シャッター速度/絞り、狙い(視点)、光の使い方、全体評価等が5段階になって評価され、それがグラフ(レーダーチャート)を見れば一目瞭然で撮影者の良い面とこれから努力しなければならない面が分かるのです。更にアドバイスは直筆で書かれています。私もカメラ業界は相当に長いのですがこんなに素晴らしい作品講評表と出会ったのは初めてです。更に更にです、作品はトレファン紙で覆われその上から朱書きで指導コメントが書かれます。更に更に更に(こんな言葉の使い方は無いですね)撮影者の名前の横には、よく幼稚園等で使う「大変良く出来ました・ガンバリましょう」等の懐かしきスタンプまで捺されています。いや~っこの作品講評表を貰った人は幸せですよね。何て言ったって巨匠・大山謙一郎さんオリジナルですからね。この後、お昼にも関わらず春のタケノコ、菜の花とお蕎麦を肴に恵比寿ビールを数本ご一緒しましたが、この素晴らしい作品講評表を使うべくワイズ大中判写真の会、マミヤカメラクラブの撮影会、ワークショップを開催しようと密談が成立しました。皆様是非ご期待ください。また我こそはこの講評を受けてみたいと言う方は事前登録ください。宜しくお願いしま~す。