大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

変貌した新宿と昭和の写真展を見て昔を想い出す。

2012年03月09日 | 日記

昨日は写真家の川村容一さんの写真展「葛飾小菅、昭和のある町」を見に新宿センタービルのペンタックスフォーラムを訪ねた。被写体として取り上げている「小菅」は小菅拘置所を知るくらいであまり馴染みのない町ですが写真を一枚一枚見ていると時間がゆっくり流れていた懐かしき昭和30~40年代を思い起こし何となく落ち着く。それも作品の大半がモノクロというのもノスタルジック感満載で「こんな光景は何時までも残しておきたい!」と我が儘にも思ってしまう写真展だった。また顔料プリンターで出力されたモノクロプリントにも注目で、ここまでプリント再現出来るのだと驚きでした。3月12日までと残り少ない開催ですがお薦めの写真展と思います。昭和レトロの写真展を見た後、西新宿から東新宿に移動しながら空を見上げると高層ビルが頭上一杯の視角に入ってくる。そう言えば昭和40年まで西新宿に浄水場が在って46年には当時高さ日本一の高層ビル・京王プラザホテルが完成したんだ。と遠い昔を思いだした。当時の面白い話ですが、中学の時の友人が京王プラザ建設工事に携わり(ガテン系)完成記念に同ホテルを訪れたところ服装がジーパンで入れなかったと言ってたのを覚えています。今ジーパンがダメと言ったらとんでもないことになりそうですね。

川村容一写真展「葛飾小菅、昭和のある町」
ペンタックスフォーラム
東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)
2012年2月29日~2012年3月12日
10時30分~18時30分(最終日は16時まで)
休館:火曜