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大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

下町界隈撮影会用にウェアラブルカメラをゲット。

2017年11月11日 | カメラ機材

ある目的でパナソニックのウェアラブルカメラを入手しました。「えっ、どうせ釣りに使うのでしょう」ですって。正直、その用途も少しはありますが、本来の目的は下町界隈撮影会開催時の映像収集なのです。「下町界隈撮影会」開催の目標の一つに書籍「東京下町界隈カメラ散歩」の発行があります。この書籍内容を充実させるためにも、どうしても動画撮影が必要なのです。ですからゲットしたウェアラブルカメラのパッケージ写真の様に、ヘッドマウントに簡単に取り付き、目線と同じ映像が撮影出来るこの機種をセレクトしたのでした。そしてこのパナソニックのウェアラブルカメラは、何と4K画像を撮影する事が出来るのですよ。カメラをヘッドマウントに取り付け、本体は写真下の様にアームベルトにセットするので邪魔にもなりませんし、iPhoneでリモート操作もできるので、今の時点では100点満点のアイテムなのです。何回かテストして本番に備えたいと思いますがその結果はまたこのブログでお知らせ致しますね。

大判カメラと中判ミラーレスデジタルで撮る
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大判カメラ体験記
清水 実
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思いがけずに昔の憧れMacタワーPROをゲットです。

2017年10月11日 | カメラ機材

ある人から「ちょっと古いけどMacタワーPROが在るのですが使いませんか?」とお聞きし、二つ返事でOKして、その日のうちにピックアップも完了してしまいました。写真がMacタワーPROですが、とても大きいアルミ筐体の中に各種カードも沢山セットアップできる当時のフラッグシップモデルなのです。ただメチャクチャ大きくて重いので何所で使うか?何に使うか?など迷ってしまいますよね。ワイズの在庫であったキーボードとマウスを早速セットして、いざ起動と思ったのですがモニターディスプレイが無いのですよね。ここのところ一体型のiMacばかり導入していたのでモニター君とは疎遠になっていたのでした。そこでAmazonで27インチモニターを「ポチッ」として、昨日はあるMacのタイムマシンを使いデータ転送を行いました。因みにモニターはIOデータ製で約18000円とかなりリーズナブルでした。それにしてもMacタワーPROって存在感がありますよね。熱海の小屋スタジオで使うか・・・など迷っています。

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1億画素デジタルバックは自動車1台分のお値段でした。

2017年10月06日 | カメラ機材

昨日は久しぶりにフェーズワン社のスタッフに協力頂き、最新の1億画素デジタルバックのデモンストレーションを実施しました。フェーズワン中判カメラや大判カメラに装着し、お客さんご要望の撮影を行いましたが流石に「1億画素」と感嘆するばかりです。ただこの1億画素デジタルバックは360万円から530万円と高級車が一台買えるほどのお値段なのです。ちょっとポケットマネーでとは行かないですよね。因みに今回のお客さんも研究・開発用に企業で導入を検討されているそうです。それにしても凄い!

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とってもお得なリンホフ2000が登場。

2017年09月30日 | カメラ機材

今日のブログは大変お得な委託品についてです。ある方から大判カメラユーザーが増えて欲しいとの要望からお手持ちの2台あるリンホフの内、1台を予備レンズ共々中古委託品として先週お預かりしました。お預かりした時点での販売価格はリンホフ2000ボディが22万円、ジンマーS180ミリが19,000円、ジンマーS240ミリが30,000円でした。程度も良く価格的にもお安いので直ぐに完売してしまうのではと思ってホームページにアップしました。ところが委託者から「皆さんが購入しやすい様に」と販売価格の値下げ要望がありました。何と、その価格はリンホフ2000ボディが18万円で、ジンマーS180ミリが1万円、ジンマーS240ミリが1.5万円なのです。大判カメラにこれからチャレンジしようとしている人にとってはとても懐にやさしい金額になったと思います。何せ夢のリンホフとレンズ2本で205,000円(税別)で購入出来るのですから。レンズはシルバーシャッターモデルですがレンズボードとリンホフレンズケースも付いています。皆さん是非、ご購入を検討して下さい。

《ワイズ中古委託品》
ンホフ2000ボディ 
180,000円+税。
ジンマーS 180/5.6(シルバーシャッター)10,000円+税 。
ジンマーS 240/5.6(シルバーシャッター)15,000円+税。

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とても程度のよいリンホフ2000が登場。

2017年08月29日 | カメラ機材

昨日に引き続きお買い得情報です。今回とても程度が良くキレイなリンホフ2000モデルを委託品としてお預かりしました。ベッドの90度やトラックレールのガタも無く残す検査は光線漏れテストだけになっている状態です。何回もお知らせ致しますが、今大判カメラとGFXの資料をまとめていて、GFXとの相性のよいビューカメラがホースマンのL型モデルにジナーPシリーズで、フィールドカメラとなるとボディ内部に広角レンズ用のフォーカシングシステムのあるリンホフ3000と今回紹介した2000モデルなのです。正直に思う事は、現在まとめている資料がどの様な形でかは言えませんが、公開されるとリンホフ2000、3000タイプの中古市場価格は必ず上がると確信もしています。ですから今後大判カメラと中判ミラーレスデジタルを一緒に使おう等と検討されている方は是非この委託品のリンホフ2000を検討してみて下さい。嘘は言いませんよ。

リンホフ2000ボディ
250,000円+税

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超スペシャルなジナーP2セットの委託品登場。

2017年08月28日 | カメラ機材

今日のブログは絶対に、絶対にお得なビューカメラセットの紹介です。そのビューカメラの名称はスイスの名門ジナー社のフラッグシップモデルだった「ジナーP2」です。絶対にお得なのは、セット内容も凄くて袋蛇腹、標準蛇腹(繋ぎ用)、Wパネルリンホフ、レール受1本、30cmレール2本、メタルケース、予備ピントガラス2枚等が付いているのですよ。販売当時の価格はもちろん百数十万円にもなると思います。そして更に凄いのはその程度の良さにあります。今、大判カメラとGFXの事を40ページ以上でまとめていますが、このGFXとも相性は最高と思います。皆さん、このセットは本当に早いモノ勝ちの逸品です。是非検討してみて下さい。

ジナーP2セット
100,000円+税
袋蛇腹、標準蛇腹(繋ぎ用)、Wパネルリンホフ、レール受け1本、レール2本、メタルケース、予備ピントガラス2枚付き。

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大判カメラとGFXで複合アオリ撮影も可能。

2017年08月25日 | カメラ機材

今、大判カメラと中判ミラーレスデジタル・GFXの資料をまとめている事をこのブログでも書きましたが、何と資料が40ページを越えてしまいました。自分で言うのも何なんですが・・・かなりの大作になったと思います。その内容の中には、大判カメラとGFXでの複合アオリ撮影にも触れています。大判カメラのバックにアダプターを介して中判デジタルカメラを装着するのですからアオリに制限があるのは当たり前なのですが・・・・それは撮影技法をちょっと捻って行えばかなりのコマーシャル写真が撮影出来る事が分かりました。写真はホースマンLXと言うビューカメラにGFXを装着して、フジノン大判レンズの化粧箱を撮影したものです。先ずバックチルトで垂直線の修整をして、次ぎにバックスイングで平行線も修整した複合アオリを使用して撮影しました(もちろんピント面調整にフロントチルトとフロントスイングも使用しています)。如何ですか?形の整った箱物撮影の見本とも言える写真になっています。こんな写真が大判カメラとGFXで撮影出来るのですよ。さてその方法は・・・資料のまとまるのを楽しみにしていて下さいね。

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大判カメラ+GFXではルーペも被りも不要に。

2017年07月13日 | カメラ機材

一昨日の大判カメラ+GFXセット撮影の続き話です。大判カメラの通常撮影だと構図決定やピント合わせは、ピントガラスに結像した被写体をルーペで確認をしながら撮影を行います。もちろんピントガラスに写るのは天地左右逆像です。ところがGXFを装着すると、これらはGFXのモニター上で確認できます。それも天地左右全て正像なのです。正直なところ逆像に慣れた人はちょっとまごつく場面もあります。モニターも性能が良くて見やすいし、両手でモニターを覆えばかぶり布も必要無い様です。更に便利なのが確認したいエリアに指を押しつけボタンを押すと拡大表示をしてくれることです。これでルーペも必要無くなってしまいます。まだまだいろいろな発見がありそうな大判カメラ+GFXですが時間を掛けてその魅力を追求したいと思います。

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大判カメラ+GFXで90〜600mmレンズの撮影検証でしたが・・・・。

2017年07月08日 | カメラ機材

昨日は炎天下の中、FUJI GFXとアダプターをリンホフに装着して東大構内に出かけて来ました。目的は大判レンズの90mm、135mm、150mm、180mm、210mm、250mm、300mm、600mmによる撮影です。これらの大判レンズがGFX装着時にどの様に撮影されるか画角と蛇腹の伸び量の検証でした。GFX装着のリンホフ2000を中央図書館前にセットし数百メートル先の工学部前大銀杏を狙い構図してレンズを変えながら撮影です。そしてその横には別カメラをセットして写真下2枚の様に実際の蛇腹の長さが一目で分かるように記録してきます。いや〜っ、とても良いシチュエーションに満足だったのですが、ここで問題が発生です。今回のセットには電磁レリーズの用意が無くてシャッターを指で押さなければならなかったのです。その結果250mm以上の長焦点レンズになるとシャッター時のカメラブレがもろに出てしまうのです。600ミリなんてとんでもありません。カメラを如何に固定しようがブレブレです・・・・(ISOを上げてシャッター速度を速くすれば解消するかも)。そんな訳で電磁レリーズを用意して来週にでも仕切り直しを決定しました。暑い中の苦労が・・・・とても残念ですが失敗は成功の元ですよね。次回は電磁レリーズの他にもワイズオリジナルの「かさお君・ワイド」の別売・ブレ止め防止アクセサリーも持参しよ〜っと。

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私の机の上に大判カメラに装着したGFXカメラが?何故?

2017年07月05日 | カメラ機材

今、私の机の上にリンホフカメラと富士フイルム社の中判デジタルカメラ・GFXがあります。そしてこの大判カメラの雄・リンホフ2000にはアダプターを介してGFXが装着されているのです。そう富士フイルム社では昨年の秋に発表し大きな話題となったGFXの純正アクセサリーとして大判カメラアダプター(正式名ビューカメラアダプター)も発売しているのです。これにより大判カメラでポジやネガ、モノクロと撮影情況に応じてチョイスしていたフィルムに、新たにデジタルが記憶媒体として加わったことになります。早速このセットで検証してみましたが(途中ですよ)充分にアオリ撮影も出来て、シュナイダーやローデンなどのドイツ製大判レンズによるデジタル撮影も可能となりました。これから更に時間を掛けていろいろ検証してまとめてみますが果たしてその結果は・・・・そして目的は・・・・?楽しみにしていて下さいね。

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大判カメラと中判デジタルバック・中判デジタルカメラの検証も出来ます。

2017年05月22日 | カメラ機材

先日、あるお客さんから「1億万画素デジタルバックを体験したい」と連絡がありました。そこで1億万画素デジタルバックを発売するフェーズワン社・福澤強志さんにお願いして、お忙しい中ですがデモ対応時間を作って頂きマンツーマンデモを行いました。このお客さんは「大判カメラでライブビュー機能を使ってアオリ撮影が出来るか見てみたい」と言うものでしたが、見事にその結果を受け止めて頂いた様子でした。写真はワイズ店頭のホースマンLXカメラにスライダーとデジタルバックを装着して検証している場面ですが、手前にピントを合わせてチルトを掛けるとライブビューモードでもちゃんと全面にピントが合うのを確認出来ました。更にタッチパネルで画像を拡大するとルーペも必要が無くなるほど被写体を拡大してピント確認も出来ました。この様に多少に調整時間は必要になりますが大判カメラとデジタルバック、更には大判カメラとフジGFXの様な中判デジタルカメラでの撮影を検証したいという方がおられたらリクエストして下さい。極力調整をするように頑張りますので。

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1億万画素デジタルを緊急体験。

2017年04月24日 | カメラ機材

先週のある夕方にフェーズワン社・福澤強志さんが来社された。「東京大学に行った帰りなんですが、突然で申し訳無いのですが寄らせて頂きました」との事でした。ワイズと東京大学は直近で徒歩2分なので、よく東京大学や東大病院帰り方々が立ち寄られます。福澤強志さんは特殊な研究(聞いたけど解らない)をしているある研究室の教授に1億万画素デジタルバック(カメラ)を説明してきたと言います。「待てよ!」と言う事はその1億万画素デジタルバックを持っていると言う事です。丁度ワイズにも2人の来客があったので、滅多に見れないお宝なのでスタッフ3人も含めて5人で現物を拝見です。デジタルバックをカメラに装着して実際に撮影させてもらいましたが「このセットで高級自動車1台分か・・・」と思うとシャッターを切る指にも力が入ります。写した写真をその場で確認して、更にある方が撮影したというサンプル写真を見させて頂くと・・・それは大きなビル全体を何気なく撮影した1カットでしたが・・・・拡大して行くとそのビルの窓一つ一つの中(部屋の中)がクッキリ見えているのです。要するに普通のデジタルカメラならば窓の数だけ撮影しなければならないのを6x4.5Cmフルサイズ・1億万画素ならば1カットの撮影でまかなえてしまう程の情報量の大きさなのです。一同驚きを隠しきれません。いや〜っ良いものを見せて頂きました・・・今度は大判カメラに装着してアオリ撮影もしてみたいですね。

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ベルビア50 4x5(20枚)の特別販売です。

2017年04月14日 | カメラ機材

昨日のブログにも書いたワイズニュースの投函が完了いたしました。会員の皆さん、是非「湯島・池之端界隈撮影会」に参加して下さいね。さて今日のブログは期限切迫フィルムの特別販売のお知らせです。これから訪れる新緑の綺麗なシーズンに最も合っているベルビア50・4x5フィルムを4600円(税別)で販売しています。ワイズ店内で先行販売していたので数量は残り6箱しかありませんが通常購入価格の半額近くになっていますので是非ご購入下さい。えっ、期限は何時までですって?2017年の7月ですから充分に使えますよ。冷蔵庫に入っていたフィルムなので期限後も半年や1年は大丈夫と思います。特別販売品なので、売り切れた場合はゴメンナサイね。

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便利なスマホには必ず外部バッテリーを持参。

2017年04月12日 | カメラ機材

皆さん、スマートフォンはお使いですか?私にとってこれほど便利なアイテムはなくて24時間肌身離さずにいます。使途は電話機能はもちろんですがカメラ・ビデオ撮影、インターネット閲覧、メール送受信、動画再生、カーナビ、交通乗換案内、道路渋滞情報、ラジオ、電卓、時計、天気情報、潮情報など仕事やプライベートでも大活躍しています(その他紹介出来ないほどのアプリ)。ただ何時も問題なのが、バッテリーなのですね。昔のタイプよりかなり持ちが良くなりましたが、外出時にスマホを頼りすぎると不安を感じます。そんな時に持ち出し用に写真の外部バッテリー大小2種類用意して使い分けています。これはバッテリーの大きさにより充電回数が変わりますが、通常都内の持ち出しは写真上を使用しています。それにしても私たちの生活の中にこれほどスマホが入り込むとは誰が想像していたでしょうか?地下鉄に乗り、前の座席を見ると殆どの人がスマホを操作していますし、昔のように新聞や文庫本を読む人の姿は殆ど見る事が無くなってしまいました。駅構内を歩く人の手にもスマホです。スマホはとても便利なのですが使用している人が異常に見える場面が多々あります。自分も気をつけて、それこそスマートに使いたいと思いますね。あっそうそう、私の持ち物には必ず「Y's」の丸いステッカーが貼ってあります。このステッカーは3種類の大きさがあって、小学生の時に持ち物全てに名前を書いたのと同じ目的で使っています。

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中判デジタルカメラ・フジGFX用の大判カメラアダプターを検証。

2017年04月06日 | カメラ機材

ある機会があって富士フイルム社の話題の中判デジタルカメラGFXと同機用大判カメラアダプター(ビューカメラアダプター)の検証をさせて頂きました。ご存知の方も多いと思いますが、GFXは昨年のドイツ・ケルンで開催されたフォトキナで発表され一番の話題となったカメラです。国内でも京都、東京で行われた発表会には会場には入れないほどの方々の来場がありました。この時に小冊子の様な厚いGFXカタログが配られましたが、大判カメラユーザーにとって一番の驚きが冒頭の大判カメラアダプターが純正アクセサリーとして紹介されていたことでした。確かに大判カメラにニコンやキャノンの一眼デジタルカメラを装着出来るアダプターはこれまでもサードパーティより販売されていましたが、富士フイルムの純正でしかも中判デジタルカメラ用は初めてでした。特にGFXはミラーレスカメラと言う事もあり、従来の一眼デジタルよりもかなり焦点距離の短い大判レンズが使用できるのではとの希望もありましたが、今回の検証でこれが判明致しました。結論から言うとリンホフ2000や3000の様なカメラボディ部に広角レンズ用のフォーカス装置があるものは、何と90ミリレンズが使用できるのです。これは前述の一眼デジタルカメラ用と比べてかなり短い焦点距離なのです。さらに大判カメラアダプターのGFXを左右にスライドする機構を利用して同一被写体を左右2カットに分けてステッチング撮影をしてパソコンでつなぎ合わせば、画素数も倍近くになるだけでなく、より広角レンズを使った効果にもなるのです。いや〜っこれは大判カメラユーザー、特にリンホフ2000、3000のユーザーには朗報ですよね。今までのようにフィルムで撮影し、ロールフィルムホルダーの様に付け替えるだけで中判デジタル写真が撮影出来るのですから。またもう一つ特筆すべきところは、モニターを拡大してピントを確認できるのでルーペも不要なのです。同大判カメラアダプターはもうすぐ発売されるとのことですから注目下さいね。もちろんワイズでも、このセットを使ったワークショップ開催も企画したいと思います。お楽しみに。

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