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大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

石田研二さんによるワイズ大判カメラ勉強会が無事終了です。

2017年03月16日 | カメラ機材

写真家・石田研二さんを講師に迎えてのワイズ大判カメラ勉強会が無事終了致しました。平日の13時からの開催で、果たして受講申し込みがあるか不安でしたが何とか2人(少ない)の受講者でスタートとなりました。最初は石田研二さん撮影の4x5ポジフイルムをライトテーブルで1枚1枚紹介することから始まりましたが、どの様なシチュエーションで、どの様なアオリ技法を使っての撮影だったかを親切丁寧に解説され受講者は眼から鱗状態です。その後の撮影実技も大型ストロボ2灯と銀レフ数枚を使い、石田研二さんがこの日のために友人から借りてきた被写体の高級自動車模型を撮影です。約3時間の勉強会はあっと言う間に終了しましたが、普通でも見る事の出来ないプロ写真家の撮影・ライティング技術を垣間見るのではなく、真正面から見る事の出来た2人の受講者は大変お得な勉強会だったと思います。帰りには各々が撮影したインスタントフイルムを大事そうに持ち帰りました。今後開催のワイズ大判カメラ勉強会は私のアオリ撮影教室とは別に、この様なプロ写真家による実技を中心とした勉強会も開催して行く予定ですので是非皆様もご参加下さい。

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清水 実
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木戸嘉一
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「ステレオクラブ東京立体写真・立体映像20周年記念展示会」にお出掛け下さい。

2017年03月09日 | カメラ機材

写真愛好家(?)の前田慧さんから「ステレオクラブ東京立体写真・立体映像20周年記念展示会」の案内はがきが届きました。前田慧さんはステレオ写真の本を出版されているほどの愛好家で、何時知り合ったかは記憶にないのですが、いつの間にか写真関係のイベント各所でお会いしてご挨拶する様になりました。以前お話しした時に「大判カメラ日記を毎日見ている」と言っておられたので、きっと今日のブログもご覧の事と思いますので、この場を借りて「おめでとうございます」と申し上げます。ステレオ写真に関しては、私の旧友(故人)が在る会社でステレオカメラの開発を担当していて設計・製造・販売等についていろいろなディスカッションした事があり、ステレオ写真と言うと直ぐに彼の顔が思い浮かびます。ステレオビューアーを覗いたときのあの感激は・・・・・。是非皆さんにも体験して欲しいと思いますので会場にお運び下さい。


「ステレオクラブ東京立体写真・立体映像20周年記念展示会」
会期:2017年3月14日(火) ~ 3月19日(日)
馬主:ギャラリー サロンド フルール

   東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山1F
主催:ステレオクラブ東京

内容:展示内容:立体写真(ステレオ写真)/ 立体映像の展示。
アナグリフ・ステレオビューア・偏光テレビ・ファントグラム・360度3Dなど、銀塩アナログ~最新デジタルまで各種方法で立体視できる写真・映像を展示。毎日17:45から3D映像のスクリーン映写も予定。入場無料。

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ワイズの委託品・大判カメラが揃いました。

2017年03月01日 | カメラ機材

今日のブログは中古委託品の大判カメラについて書きたいと思います。今、リンホフ2000ボディが3台、リンホフクラッシック(改)が1台、ホースマン45FAが1台、その他カンボワイド等とても程度の良い大判カメラの委託品が揃いました。ワイズで扱う大判カメラは委託者から直接現物確認をしてお預かりしていますので、そのカメラがどの様な人にどの様に使われていたかの履歴がはっきりしたものばかりなのです。ですからベッド部の90度精度やトラックレールのガタ等は一切無くて安心してお使い頂けます。大判カメラの事をあまりよく知らない中古カメラ店で購入し、後でトラブルになったケースも知っています。安心のためにも是非ワイズで扱いの大判カメラ購入を検討下さい。その他程度の良い大判レンズ等もありますので是非一度ご来店下さい。あっそうそう、今日午後からフェーズワン中判デジタルバックのミニ勉強会を開催します。興味のある方はご参加下さい。

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スタジオ用カメラスタンドの製品開発アドバイス・・・。

2017年02月28日 | カメラ機材

昨日は沢山の来客がありましたが、その中の一人に旧知のARTスタンドでお馴染みの株式会社富山製作所の富山社長がいました。私より少し若いだけなのですが髪も真黒でとても年齢には見えない若々しい方です(写真に顔半分しか写っていないのが残念)。来社の理由は試作品スタンドの見極めアドバイスが欲しいというものでした。重いスタンドをわざわざお持ちいただくのは大変だから・・・と申し上げましたが、1時間後にはワイズの前に赤い乗用車が止まり簡単にスタンドを下ろし店内で即組立完了でした。早速、新機能(ここでは書けません)をお披露目頂きましたが、こんな大きなスタンドがこんな動きをするのにちょっと感嘆してしまいました。私なりの意見を申し上げましたが、果たしてアドバイスになったかは不明です。ただ新製品として発売されるのを期待したいと思いますね。長く大判カメラ関係の仕事をしていると、関連製品の開発についていろいろなメーカーさんから意見、アドバイスを求められるケースがありますがどんな時でも極力協力するようにしています。

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AmazonのFire HDタブレット購入。15,980円でした。

2017年02月21日 | カメラ機材

初めてAmazonのFire HDタブレット(8インチ)を入手しました。今使っているiPadがかなり古くなったのと、オフィス内で持ち歩いて手軽にネット検索等が出来たらとの目的での購入でした。本当は最新のiPadも検討したのですが、何せこのFire HDタブレットの価格は32GBタイプでも15,980円と格安のため思わず「ポチッ」としてしまったのです。早速届いたのが写真ですが、写ってはいませんがその簡易的な外装梱包に先ずはビックリでした。正直、iPadの外装梱包と比べると雲泥の差がありますが、大事なのは中身なのでそれほど外装梱包には拘らない私にとっては何にも問題はありませんでした。さて中身ですがかなりの処理速度でネット検索はもちろんの事、ビデオで使ってもサクサク動くのにビックリです。また高解像度ディスプレイや長時間駆動するバッテリーなどにも感嘆しました。iPadに慣れているので使い方にもう少し慣れれば言う事無さそうです。良くお客さんとネットを見ながらいろいろな話をすることがありますが、今まではデスクトップパソコンを起動してキーボードを操作しながらの操作が、このFire HDタブレット導入により簡便になりそうです。

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ご逝去された船村徹さんからワイズ45DXの購入希望があったのですが・・・。

2017年02月19日 | カメラ機材

一昨日の朝日新聞夕刊に「船村徹さん死去「別れの一本杉」「王将」作曲」と言う記事が3段で掲載されていました。船村徹さんの事は昭和の大作曲家として私でも知っているのですが、実は数年前にある出来事があってより記憶に残っているのです。それは船村徹さんの事務所から連絡を頂き「先生がワイズ45DXカメラを購入したいと申しているのですが、どの様に購入すれば宜しいですか?」との問い合わせでした。ところがそんな時に限って在庫が無く出来上がってくるのも数ヶ月先だったのですよ。船村徹さんが大判カメラに興味がある事も驚きましたが、ましてやワイズ45DXの存在をどの様に知り得たか等大変興味深いことですよね。在庫のないことを丁重に説明してご理解頂き私の著書「大判カメラマニュアル」をお贈りしましたが、残念ながら数ヶ月先の再オーダーはありませんでした。きっと違う機種を購入されたのでは・・・と思うのですが。ご冥福をお祈り致します。

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中判ミラーレスデジタルカメラ。FUJI GFX発表会は大盛況でした。

2017年01月26日 | カメラ機材

昨日はガーデンシティ渋谷で、富士フイルムの中判ミラーレスデジタルカメラ・GFXを始めとする最新機種内覧会並びに懇親会が開催されました。今回のイベントの凄いのは15時〜18時タッチ&トライ、16時〜17時30分製品説明会、更に18時〜20時が懇親会と100人以上の写真家を対象にした一大イベントだった事です。もちろん富士フイルムイメージングシステムズ社スタッフ総出の態勢で、デモ展示コーナーには特設スタジオまで作り、GFXで撮影した作品も多く展示されていました。製品説明もGFXの特長が巨大スクリーンに映し出され見て聞いているだけでGFXが欲しくなってしまいそうなプレゼンでした。懇親会もありこれだけの規模のイベントは久しぶりではと思う盛況ぶりに驚くばかりでした(パチパチパチ)。ところでFUJI GFXですが試作の段階だったと思うのですがの大判カメラにデジタルカメラを装着する事について教えて欲しいと、富士フイルム本社の製品企画メンバーが3人ワイズに来社して暫し歓談したことがありました。昨日この担当者ともお会いしましたが「あの時は新製品のことを言えなくて申し訳ありませんでした」とやっぱりあれはGFX絡みの話だった事が判明でした。カタログにも大判カメラにGFXを装着するアダプターが写真入りで紹介されていますし、フランジバックの短いミラーレス中判デジタルなのでかなり大判カメラとの相性も良さそうなので注目下さい。また製品企画メンバーがワイズに来社すると言う事なので大判カメラユーザーの声を代弁させて頂くつもりです。

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暖かなインドアでの中判デジタルカメラバック体験会が終了。

2017年01月22日 | カメラ機材

中判デジタルカメラバック体験会が無事終了いたしました。昨日は朝から風が吹いて寒い日でしたので、体験会も湯島天神での撮影をワイズ店頭に変更しての催行でした。風の影響の無い体験会は快適でしたが参加者の熱気がムンムンとして暑いくらいでした。中判デジタルカメラバックをホースマンビューカメラとリンホフカメラに装着し大型ストロボを使っての撮影では、その高精細な画像と再現力に一同感嘆しきりです。更にフェーズカメラとアルパカメラにも装着して、手持ち撮影も体感しましたが中判デジタルバックが各種シーンでいろいろな使い方が出来る事を学習です。この体験会に参加出来なかった方も、ワイズ店頭のパソコンにデータがありますのでお見せすることが出来ますのでお声がけ下さい。ゲスト参加された写真家の石田研二さんと知新温さん、インストラクターの福澤強志さん、参加者の皆様大変ご苦労さまでした。

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秋葉原で話題のVRゴーグル2000円也をゲット。

2017年01月18日 | カメラ機材

先日、秋葉原を歩いているとあるお店の店頭にスマートフォン用のVRゴーグルを発見しました。因みにVRとはvirtual reality(バーチャルリアリティ)の略語でコンピュータによって作り出された世界の人工環境を現実として知覚させる技術で、人間の認知を拡張することが出来るものだそう。特にスマホが普及してからこの分野の成長はめざましく、ゲームのプレイステーション等にも活かされています。ただ昔(今でも)ステレオ写真と言うのがあって、平面の写真を意図的にずらして左右の写真を別々の目で見て立体的に写真を見るのが流行りました。簡単なステレオ装置にステレオ風景写真をセットして立体的な風景を見た経験がある人は多いのではと思います。要するのこのステレオ風景写真の代わりにスマホをセットせいてVR動画アプリを起動させると立体動画が見えるというものなのです。店頭には3種類のVRゴーグルが列んでいましたが真ん中の2000円也を購入です。もうすぐ准高齢者になろうとしますが、この様な新しいものを見ると試してみたいと思うのは昔から変わらないのですね・・・・。早速VRアプリのジェットコースターバオジョンをダウンロードして見ましたが「お〜っ、なるほど!」俄3Dを体感できました。これを使って今の町並みと昔の町並みを同時に見えるようになったら東京江戸散歩を趣味としている私にも(観光にも)役立ちそうですね。今後に期待したいと思います。因みに一番安いVRゴーグルは1000円でした。この金額なら一度試してみても良いのでは・・・皆さんもどうぞ。(写真はVRゴーグル本体とジェットコースターアプリをダウンロードしたiPadタッチ)

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GO PROもどきの動画カメラをポチッと注文。

2016年12月15日 | カメラ機材

テレビ局やプロカメラマンも使っている多目的動画カメラ「GO PRO」に興味を持ち出しました。用途は「なんちゃって漁師」として出漁した時の記録です。防水仕様だしラフに使っても壊れそうも無いのでボートのフラッグ支柱に取り付けて、全体を俯瞰して撮影したら面白そうと思ったのです。そして「GO PRO」の事を調べたのですが結構良い値段ですね〜。滅多にしか使わないのにこの金額を投資するのは止めたと決心でした。丁度そんな時にAmazonよりスペシャルセールを開催する旨メールがありました。パソコンに向かいセールページを見ていると、あれ〜っ?GO PRO見たいな動画カメラがセール特価で紹介されていました。その金額3480円でもちろん配送料無料です。能書きやレビューを読んでみるとそれなりに使えそうなのです。もちろんその場で「ポチッ」としてしまい、届いたのが写真の中華製GO PROもどきです。テスト撮影した結果、それなりの画像だし各種アタッチメンとも付いていて3480円はお得な感じです。防水ケースの正面にワイズマークのステッカーを貼ってあとは本番の撮影を待つだけです。結果はまたこのブログでお伝えしますね。静止画像も撮れるしかなり遊べそうです。

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ホースマンカメラ用各種パネルの委託品です。

2016年11月04日 | カメラ機材

今日のブログはちょっと地味な委託品のお話です。その製品と言うのはホースマンテクニカルカメラ用の各種パネルです。ホースマンカメラは昭和35年にホースマン960型という6x9・6x7cm判のテクニカルカメラを世に送り出し、その後970型、980型、760型、985型、VH型、VH-R型、ER-1型など、一貫した中判テクニカルカメラを販売してきました。最終モデルはホースマン45FA型でフォーマットは4x5インチ判になりましたが、変わらなかったのはレンズパネルの規格でした。その規格は8x8cmサイズの俗に言うホースマンパネルでホースマンカメラのセールスポイント「軽量・コンパクト・高精度」を実現するものとなっていたのでした。ただ時代の変化により大判レンズもイメージサークルが大きくなったり、長焦点レンズが発売されたりで小さなホースマンパネルでは対応出来なくなってきました。そこでホースマン社がとった次の一手がホースマンパネルにリングを付けたりパネルをダブル加工することでした。 そんな製品の一部が今日紹介する、上からC-1リング付きパネル(コパル#1シャッターを装着し操作性を向上する)、テレタイプ用#1パネル(フランジバックの長いT400ミリレンズ等を使用できるようにリングでフランジを稼いだ)、HLパネル(ホースマンパネルにリンホフ規格パネル付きのレンズが使用可能になる)でした。ホースマンカメラは先にも書いた、軽量・コンパクト故に今でも山岳写真を撮影する写真家が使っているケースがあります。レンズを3〜4本限定すればとても使い易いカメラかもしれませんね。中古価格もかなりこなれていますし一度検討されたら如何でしょうか・・・・・。

ホースマン8cmパネルC-1リング付き 7,000円+税
ホースマン8cm角テレタイプ用パネル#1 10,000円+税
リンホフ規格パネルアダプターHL 15,000円+税

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セコニック露出計L-758Dをスペシャルプライスにて販売致します。

2016年10月17日 | カメラ機材

セコニック露出計のフラッグシップ機のデジタルマスターL-758Dを1台スペシャルプライスで販売致します。L-758Dは世界初「露出プロファイル」と新機能「ゼロ目スケール」でデジタルカメラに対応。スポット測定・入射光測定・フラッシュ測定・分離測光システムなどあらゆる撮影意図、イメージに対応する高機能を搭載した露出計です。生活防水機能の採用などアウトドアでの撮影から屋内撮影まであらゆる撮影シーンで高度な測定精度と測定範囲の広さを実現します。標準価格は70,000円(税別)ですが、今回は35%OFF の45,500円(税別)にて販売させて頂きます。更にワイズクリエイトオリジナルのマルチボード(4,900円+税)もプレゼント致しますよ。因みにマルチボードはグレーカード、露出倍数スケール、撮影倍率スケール、フレキシブルフードなど6役こなす優れものアイテムです。「えっ、何でそんにL-758Dが安いの?」かですって。実は先月のドイツ・ケルンで開催されたフォトキナで「スピードマスターL858D(75000円+税)」と言う機種が発表されたからです。L-758Dとの違いはフラッシュの閃光時間が計測可能なハイスピードシンクロ対応となったことですが、大判カメラで風景写真を撮影するユーザーには必要無いことに思えます。どっちが得か考えて見よう!

《スペシャルプライス》
セコニックデジタルマスターL-758D
標準価格は70,000円(税別)
ワイズ価格 45,500円(税別)
更にワイズマルチボード(4,900円+税)をプレゼント。
1台のみの限定販売です。 

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「ワイズ45Light」が委託品で登場しました。

2016年10月05日 | カメラ機材

近頃同じネタを続けて書くことが多くなりました。そんな訳で今日も昨日に続いて珍しい中古委託品の紹介です。ワイズクリエイトオリジナルの大判カメラ「ワイズ45Light」の登場です。このカメラの特長は何と言っても「重量=1360g」と言う軽量さにあります。ただ、軽さを追求して他のスペックが・・・何てこともなく、スピンドルギヤ式フォーカシング機構、バック部ムーブメント機構、充分なアオリ機構、50~365mmのフランジバック等かなりの性能なのです。特に山岳写真を撮影するカメラマンに人気の大判カメラなのですが、製造単価がかなり上がってしまい現在製造休止状態にもなっているカメラなのです。そんな貴重なカメラですが今回販売価格70,000円(税別)でお預かり致しました。詳細なスペックを記載致しますので是非ご検討下さい。

《中古委託品》
ワイズ45Light 
70,000円+税
 アルミケース付き。 

《ワイズ45Light 仕様》
【型式】 
 木製4×5インチフィールドカメラ
【画面サイズ】
 4×5インチ判(6×12、6×9、6×7Cm判)
【レンズマウント】
 リンホフ規格仕様
【焦点調整】
 ピントガラスによる
【バック部】
 国際規格4×5インチ判、縦/横位置差し替え機構付
【アオリ機構】
 レンズスタンダード部 
  フロントチルト 90°(蛇腹により制限)
  バックチルト 90°(蛇腹により制限)
  スイング 左右各 90°(蛇腹により制限)
  シフト 左右各40mm
  ライズ 40mm
  フォール 25mm
バック部
  フロントチルト 90°(蛇腹により制限)
  バックチルト 30°
  スイング 左右各30°
【最大フランジバック】
 375mm
【最小フランジバック】
 50mm
【三脚ネジ】
 JIS規格1/4インチ、3/8インチ(ベッド部)
【外形寸法】
 180mm(幅)×185mm(高さ)×93mm(奥行)
 (収納時、ノブ類を除く)
【重量】
 1360g
【材質】
 クルミ材+アルミプレート

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ドイツ・リンホフ社とスイス・ジナー社のロールフィルムホルダー。

2016年10月04日 | カメラ機材

今回は久しぶりに珍しい委託品が入荷致しましたので紹介したいと思います。先ずはドイツ・リンホフ社の6x7cmフォーマットロールフィルムホルダーの「ラピッド ロレックス」です。カメラ挿入部が薄い設計となっていますので構図とピントを確認して直ぐそのままピントガラス枠にスピーディに挿入可能となります。またもうひとつもロールフィルムホルダーなのですが、スイス・ジナー社製造の「ジナー・ズーム2」です。何と6x4.5、6x6、6x7、6x9、6x12cmの5つのフォーマットに可変可能で1台5約の便利なロールフィルムホルダーです。もちろんこちらも薄型設計でピントガラス枠を外すことなく挿入可能です。そして特筆すべきはどちらも和文の取扱説明書が付いている事です。外国製機材も和文取扱説明書があれば安心してご使用頂けますよね。

●リンホフ ラピッドロレックス(6x7ルールフィルムホルダ−) 35,000円+税
 ドイツ語・日本語取扱説明書付き。※写真下
●ジナーズーム2(ロールフィルムホルダー) 100,000円+税
 フィルムカセット(予備)、和文取扱説明書(コピー)、汎用ソフトケース付き。※写真上

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今度は中判デジタルカメラバックの大判カメラ用スライダー装置です。

2016年09月16日 | カメラ機材

今日のブログも昨日の続きで機材編です。実は今、もう一つワイズでの取扱製品を検討しています。それは大判カメラ用デジタルカメラバックスライダーです。ワイズでもこのところ中判デジタルバックの体験会・勉強会を多く開催していますが、これらに参加される方々の使用方法はデジタル中判カメラで撮影するだけでなく、中判デジタルバックを大判カメラに装着してアオリ撮影も楽しみたいと言う方が殆どなのです。以前この手のスライダーはマミヤ社で製造していましたが、今は大判カメラ国際規格マウントにそのまま装着できるのは中国製のスライダーがあるだけなので苦慮していたのです。もちろんこの製品は純国産で削りだし加工のとても精度の良いものです。写真一番上がその全貌ですが,下部が国際規格大判カメラ用のマウントになっていて、その上部に跳ね上げ式のピントガラス枠、その右が中判デジタルバックの取付面となります。2枚目の写真はその取付面がレボルビングする機構となっています。実際に使用するには構図とピントを合わせた後に3枚目の写真の様にピントガラス枠を跳ね上げ、4枚目の写真の様に中判デジタルバックの取付面を左にスライドするだけとなります。価格は何とか20万円を切りたいと製造会社と打ち合わせ中ですのでご期待下さい(マミヤ製の最終価格は28万円位でした)。

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