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ボロディン トリオ/アレンスキー

2017-05-08 08:48:06 | クラシック音楽


ボロディン トリオ:アレンスキー

アントン・アレンスキー


『ウィキペディアより』

富裕層に生まれたために、恵まれた家庭環境の下、幼児期から音楽に取り組むことができた。1879年から作曲をリムスキー=コルサコフに師事し、また対位法とフーガをペテルブルク音楽院で学ぶようになる。1882年に著しく優秀な成績で音楽院を卒業すると、翌1883年にはモスクワ音楽院で作曲法の講師に招請され、1889年には教授に昇進する。在任中にラフマニノフやグレチャニノフなど多くの逸材を輩出しており、後に対立関係に陥ったものの、スクリャービンもアレンスキーに師事していた。
1880年代半ばに、(とりわけ結婚生活の不運が祟って)深刻な精神病を患う。1895年に教職をなげうってサンクトペテルブルク宮廷礼拝堂の楽長に就任し、1901年までピアニスト、指揮者としても幅広く活躍した。その後は豊かな年金を与えられ、公職に就かずに過ごした。最期は結核に命を奪われたが、晩年は飲酒や放蕩(博奕)が暗い影を落としていた。サンクトペテルブルクのアレクサンドル・ネフスキー大修道院に埋葬されている。
1892年から99年にかけてピアノ曲および「ピアノ三重奏曲第1番」の自作自演を録音しており、CD化もされている(一部は外部リンクで聞ける)。

作風

青年時代のアレンスキーは私の影響から逃れようとはしなかった。その後チャイコフスキーに影響されるようになった。あいつは早晩忘れられるだろう。
—  リムスキー=コルサコフの回想から

45年に満たないはかない生涯ではあったが、作曲家としてアレンスキーは2曲の交響曲、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲、ピアノ曲、室内楽曲、合唱曲、オペラに至るまで幅広いジャンルで、約250曲もの作品を残している。
アレンスキーは際立った個人様式を発展させることがなかった。さしあたっては恩師リムスキー=コルサコフに、その後はチャイコフスキーに影響されているのは間違いない。そのうえショパンやシューマンの影響も受け入れたので、アレンスキーの作品は、民謡風の旋律の盛んな利用にもかかわらず、同世代の同胞(例えばアレクサンドル・グラズノフやワシーリー・カリーンニコフら)に比べても、特段ロシア的に響くというわけではない。部分的にはフランス的な要素も見出される。概してアレンスキーは早くから、息詰まるような緊張や強烈な葛藤を避け、抒情的な要素に重要な役割を明け渡している。
時折りアレンスキーの作品は、とりわけピアノ曲は、サロン音楽に近付いている。アレンスキーはまたしばしば折衷主義という非難に苛まれてもいた。これらすべての点から、リムスキー=コルサコフは「アレンスキーがすぐに忘れられる」と予言したのだろう。もっとも、アレンスキーの多くの作品は、確かに質の高さを示しているので、徹底的に詳しく調べるに値する。

ピアノトリオ第1番op32
ピアノトリオ第2番op73

初めて聴く曲ですが大変聴きやすく
これと言って特徴もなく
十分カッコ良い曲ですがどのメロディーも耳に残らないのでは?

なじみが薄いからそう思えるのかウィキペディアでコルサコフが発言してる言葉に引っ張られたのか?
そのうち私の中で評価が変わるかもしれない

柿島秀吉
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ミッシャ・マイスキー&ダリア・オヴォラ

2017-05-06 09:15:21 | クラシック音楽
ミッシャ・マイスキー&ダリア・オヴォラ




ディスク:1
1. アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 遺作 第1楽章: Allegro moderato
2. アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 遺作 第2楽章: Adagio
3. アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 遺作 第3楽章: Allegretto
4. 知りたがる男 D795の6 歌曲集≪美しき水車小屋の娘≫から
5. ミニョンの歌 D877の4 ≪ヴィルヘルム・マイスターからの歌曲集≫から
6. 幻 D911の19 歌曲集≪冬の旅≫から
7. 辻音楽師 D911の24 歌曲集≪冬の旅≫から
8. 夜と夢 D827
9. 海辺にて D957の12 歌曲集≪白鳥の歌≫から
10. 音楽に寄せて D547
11. ます D550
12. セレナーデ D957の4
13. 孤独な男 D800
14. 水車職人と小川 D795の19
15. 野ばら D257
16. 万霊節の連祷 D343
17. 君こそは憩い D776

シューベルトのアルペジオーネ聴きたさに色々ポチッと押してみるがどれもしっかり歌われ素晴らしい。
ただしずば抜けたムスティスラフ・ロストロポーヴィチとベンジャミン・ブリテンの演奏は殿堂入りとしてもチェロの音っていいですね!

ミッシャ・マイスキーのは録音が聴きやすくてエフェクターなのかそのような空間なのか自分の部屋がお風呂状態になります。
この録音が耳に馴染んでいる人には良いかもしれないがエフェクターはできればもう少し弱目にかけていただきかった。
シューベルトの歌曲とチェロの演奏は当然ありでしょう。
シューベルトの歌曲は伴奏も弾いていて気持ちよかったので私ももっと取り上げておけばよかったと今更反省。
録音から聞こえて来るミッシャ・マイスキーのブレスと歌
ブレスが浅く聞こえて来るがチェロの響きは十分素晴らしいと思います。
BGMにお勧め!

柿島秀吉
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ヨーヨー・マ シューベルト アルペジオーネ 『ます』

2017-05-05 08:38:58 | クラシック音楽


ヨーヨー・マ シューベルト五重奏曲『ます』/アルペジオーネ


1. ピアノ五重奏曲イ長調 D667「ます」 第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
2. ピアノ五重奏曲イ長調 D667「ます」 第2楽章 アンダンテ
3. ピアノ五重奏曲イ長調 D667「ます」 第3楽章 スケルツォ:プレスト-トリオ
4. ピアノ五重奏曲イ長調 D667「ます」 第4楽章 主題と変奏:アンダンティーノ-アレグレット
5. ピアノ五重奏曲イ長調 D667「ます」 第5楽章 フィナーレ:アレグロ・ジュスト
6. アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 第1楽章 アレグロ・モデラート
7. アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 第2楽章 アダージョ
8. アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 第3楽章 アレグレット
9. 歌曲「ます」 D550

アルペジオーネは大好きなムスティスラフ・ロストロポーヴィチの神がかった演奏とは真逆のなんと温かく包み込んでくれる演奏なのでしょう。

これはこれでありだと思います!

ただし一歩間違えたら皆に嫌われる演奏かもしれないが、嫌いな人がいればいるほど好きな人がいてもおかしくない。
誠に力の抜けた素晴らしい演奏家と感じます。
ここまで穏やかに表現でき構築もしっかりしてれば文句を言う人も少ないかもしれない。

『ます』

良い演奏ですが迫っては来ません
録音がまとまっているためでしょうか?
赤裸々な人の息使いが感じられにくいのは無い物ねだりでしょうか?
ながら聴きには抜群のアルバムです。

^~^♪

柿島秀吉
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ポール・トルトゥリエ シューベルト アルペジオーネ

2017-05-04 09:21:19 | クラシック音楽


ポール・トルトゥリエ シューベルト アルペジオーネ イ短調 D,821

ポール・トルトゥリエ(Paul Tortelier ,1914年3月21日 - 1990年12月18日)はフランスのチェロ奏者、作曲家、指揮者。チェロ演奏では卓越した技巧、芯の太い音色の上に、真摯で深い精神性を湛えた表現で名高い。作曲家としても、『イスラエル交響曲』やチェロ作品など優れた作品を残した。

シューベルトのアルペジオーネのムスティスラフ・ロストロポーヴィチの演奏に痺れて他の演奏家は如何なものかとピエール・フルニエと小林道夫の最後のセッション?を聴きましたがムスティスラフ・ロストロポーヴィチとベンジャミン・ブリテンの神がかった演奏には到底及ぶことはありませんが、ポール・トルトゥリエの演奏は指揮者の目を通して構成がしっかり組み立てられてるのが伝わって来ます。



ミッシャ・マイスキーやヨーヨー・マのも残っているのが楽しみですし
ポール・トルトゥリエという新しいチェリストを知ることができたのは喜びですね。

柿島秀吉
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ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ&ベンジャミン・ブリテン

2017-05-02 08:54:48 | クラシック音楽


ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ&ベンジャミン・ブリテン


  1. アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 第1楽章: Allegro moderato
  2. アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 第2楽章: Adagio
  3. アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 第3楽章: Allegretto
  4. 民謡風の5つの小品 作品102 第1曲: Mit Humor
  5. 民謡風の5つの小品 作品102 第2曲: Langsam
  6. 民謡風の5つの小品 作品102 第3曲: Nicht schnell
  7. 民謡風の5つの小品 作品102 第4曲: Nicht zu rasch
  8. 民謡風の5つの小品 作品102 第5曲: Stark und markiert
  9. チェロ・ソナタ ニ短調 第1楽章: Prologue
  10. チェロ・ソナタ ニ短調 第2楽章: Serenade
  11. チェロ・ソナタ ニ短調 第3楽章: Finale

このCDの中ではアルペジオーネは絶妙な息遣いを感じさせてくれるし
チェロは勿論ベンジャミン・ブリテンの伴奏があってこの境地の演奏が聴けるのだと思えます。
作曲家であり指揮者であるベンジャミン・ブリテンだからこそムスティスラフ・ロストロポーヴィチを完全に理解しピアノ音色も多彩でありリズムも絶妙。

このアルペジオーネ

最高!

柿島秀吉
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