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ウィーンピアノトリオ

2017-05-15 12:35:19 | クラシック音楽
ウィーンピアノトリオ



Op.101の公開初演は125年前の1886/12/20ブダペストで53才のブラームスのピアノに、ハンガリー出身で28才のイェーネ・フバイのヴァイオリンとチェロはプラハ出身で43才のダーヴィド・ポッパー。本盤録音のウィーン・ピアノ・トリオは1988年結成でピアノがウィーン出身のS.メンドゥル、ヴァイオリンがグランツ出身のW.レディック、チェロは2001年までマルクス・トレフニーでした。

ボロディンピアノトリオの演奏に満足してたのですがこのウィーンピアノトリオも負けず劣らず素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
録音状態は1993年ですから悪いはずもなく多少空間が広いので各楽器の音が迫ってこない分だけまとまりやすいかも知れません。
出来ればエフェクターもう少し外すかマイクを近ずけて生の音が聴ける方が私の好みですが演奏は素晴らしいまとまりを持ってると思います。
ブラームスのトリオやピアノ四重奏曲からシューマンの影響が聞き取れるような気がします。和音の連打でリズム作るあたりブラームスに軽快感を与えているのではないでしょうか。

遺作のイ長調も素敵な曲ですね2楽章の様なリズミカルなフレーズが効果的に散りばめられシューマンの良いところを消化してるのではないかと想像したりしてます。

柿島秀吉
コメント
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