goo blog サービス終了のお知らせ 

クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

モーツァルト ピアノ四重奏 第1・2番 フォーレ・クヮルテッド

2014-07-16 07:25:45 | クラシック音楽


ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト『ピアノ四重奏曲第1, 2番』
フォーレ・クヮルテット(2005年録音)

今はどんな曲を聴いても
音が素晴らしく良いのでストレスがたまらなくて快適です

音楽聴いていても
高音がきついとか
オーケストラの中心部が見えなかったり

うん?

ただし
音圧のあるレコーディングの場合
辛うじて再生可能範囲に入っていたらしく
優秀なスピーカーが綺麗に再生してくれていたらしい

そこで
今までは最初の取り込みのゲインをあげ過ぎていて
ボリュームを絞ることによって再生可能な状況にしていたのを
ボリュームを0に設定出来るまでゲインを下げることによって
ボリュームとデーターのバランスが良くなったのでしょう
ボリュームは10時から2時まで自由に動かせるし
2時がフェーダーの0ですから
その気になったら爆音も再生出来るはず

現在12時でモーツァルトを聴いていますが
部屋中ピアノとヴァイオリンに包み込まれている感じです

設定して3日
なんの不満も出ません
前聴き流してしまった音楽も聞き返してみようと思います

モーツァルトは最高です!

Kakishima

クラウディオ・アラウ ベートーヴェン ピアノソナタ後期

2014-07-15 07:24:36 | クラシック音楽


クラウディオ・アラウ ベートーヴェン ピアノソナタ全集後期

・第30番ホ長調 Op.109
・第31番変イ長調 Op.110
・第32番ハ短調 Op.111

さて!
とにかくゲインと出力を見直しただけで
ケーブル類は一切変えていないし
ミキサーはALLEN&HEATHの廉価版のまま
ケーブル類はデッキからミキサーはバイタルですし
ミキサーからGENELECもバイタルとおもいきや?

カナレのケーブルが繋がっているらしい



わたしのバイタルケーブルはどこへ?
とりあえず課題は残ったが

クラウディオ・アラウのベートーヴェンの音圧のあること!
雄弁に語っているので
壮大に弾いてるのが伝わって来るし
聴いていて枯れた演奏には聞こえて来ません

以前の設定で聴いた時は残念ながら
音自体が枯れて聞こえたので演奏どころではありませんが
ミキサーを設定し直した現在では
90のおばあちゃんが四十代の女性になったかのように
音楽がピチピチと大変素晴らしくなっています。

現在31番鳴っていますが
聴き流しても全く不満が出ません
七尾美術館に入場するよりルーブル美術館(いったことありませんが)
に入場している時の気分ぐらい雰囲気が変わるようです
素晴らしい演奏が聞けます
まるで宮殿でアラウが目の前で弾いてるような気分にさせられます。

三楽章
いゃ~かっこいいですね
久しぶりに後期ソナタがカッコ良く聞こえて来ます

32番

この曲もかっこいいですね
大好きです
特に1楽章は初見でも結構それらしく弾けたりしたのを思い出します
ベートーヴェンの曲をたくさん弾くと
やはりどんどん弾きやすくなって行ったのは
記憶に残っていますね
アラウの演奏は微妙によれているのかと思われる部分もありますが
これはこれで十分味として見るのか
丁寧に弾いていますよと見て問題無いと思われます

音と音の隙間が見えるというか
音の揺れも感じられるし

まだ十分では無いが
事故以前の音響に随分戻ったような気がします
ここまで来たらJBL4306では比べ物にならないようです
JBLももっと鳴らせばなるようになるかもしれませんが

設定のおかげで
クラウディオ・アラウのベートーヴェンのソナタ全集の評価が変にならなくてよかったです
味のある落ち着いて聞けるクラウディオ・アラウのベートーヴェンは抜群ですね。

Kakishima



ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト ピアノソナタ第2番

2014-07-14 07:25:55 | クラシック音楽


ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
スビャトスラフ・リヒテル

ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 KV280
ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 KV.333
ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 KV.283

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトのソナタ
それほど聴いたことがないと思うのだが
グールドのは酷い演奏だとは思い
どこかのおばあちゃんの演奏が
自分が思っていた言葉と違う演奏にビックリした記憶が

大学になればコンチェルトは聴くことがあったが
ソナタあたりは取り上げることもなく
聴くことも少なかったのでしょう!

スビャトスラフ・リヒテルのモーツアルトは素晴らしい!

弾いてどうのこうの考える前に
彼が弾くモーツァルトの作品を聴くだけで幸せを感じる

今現在モーツァルトのピアノソナタの演奏は
リヒテルのが一番好きです

どこがどうの言うこともなく
どこを聴いても無駄なく無理なく真珠の様な綺麗なフレイズが流れてきます
全集としてはアラウのを購入済みですが
先日ベートーヴェンのピアノソナタ全集を聴き通したところで
ベートーヴェンの演奏もかなり良い全集だと思ってるところです。

どれがどうの言えませんが
2番なんて名演ではないかと訴えたいところか
どの曲も名演に違いないと思っているところです

Kakishima


ミキサーの設定をやり直したら音がゴージャスに!

2014-07-13 07:32:44 | 日記
モーツァルト『協奏交響曲K.364』『コンチェルトーネK.190』
パールマン, ズカーマン, メータ&イスラエル・フィル(1982年録音)

昨日ミキサーの設定を見直して
まだ正しくは無いだろうが
ゲインをコントロールして
ボリュームは0表示になるようにしたところ

もっと爆音が出るかと思いきや
なかなか良いところまで情報量が増えたようです

ここまでオーケストラが綺麗に再生出来るなら
これ以上のスピーカーは不必要に感じて来ました。

イツァーク・パールマンとズカーマンのこのモーツァルト
なんとゴージャスに響くこと!

続けて
ベートーヴェンのチェロ曲集を聴いていますが



演奏: フルニエ(ピエール), ケンプ(ウィルヘルム)
作曲: ベートーヴェン
CD (1998/7/15)

はい!
ゴージャスですし
チェロの胴が鳴ってるのがよくわかります

これならカザルスの演奏を聞き直して見る価値があるかも



本日は
音楽の内容ではなく
設定したミキサーの感想でした。

Kakishima

クラウディオ・アラウ ベートーヴェン ピアノソナタ『ハンマークラヴィア』

2014-07-12 07:33:33 | クラシック音楽


クラウディオ・アラウ ベートーヴェン ピアノソナタ全集

・第20番ト長調 Op.49-2
・第28番イ長調 Op.101
・第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』

20番はスビャトスラフ・リヒテルの有名なソフィアのライブと言うのでしょうか?
わたしの人生を決めた『展覧会の絵』とカップリングされていて
唯一弾けそうな曲でしたが中学生のわたしには弾けませんでした

展覧会の絵に関しては
この曲が弾ける様になりたいと
当時のレコードをそれこそ擦り切れるまで聴いていた記憶が残っています

クラウディオ・アラウもスビャトスラフ・リヒテル同様
何の力みもなくてを抜くこともなく弾いています。

第28番 イ長調

ベートーヴェン作曲のピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101は、1816年に作曲された。作風として、ベートーヴェンのロマン期・カンタービレ期から後期への橋渡しをする入り口となる、重要な作品である。即ち、この作品は第26番Op.81b『告別』や第27番Op.90のソナタのような豊かな歌謡性を備えながら、孤高の境地へと達する後期のスタイルの特質を併せ持ったものである。

第1楽章 幾分速く、そして非常に深い感情をもって Etwas lebhaft und mit der innigsten Empfindung (Allegretto,ma non troppo)
イ長調。属和音で開始される、極めて歌謡的な旋律を持っている。ソナタ形式であるが、その個々の旋律の美しさにより、その形式であることを感じさせにくく、極めて自由である。

第2楽章 生き生きした行進曲風に Lebhaft. Marschmäßig (Vivace alla Marcia)
ヘ長調。付点リズムの跳躍を特徴とした行進曲。一転して主題労作的であり、高度な和声法、転調技法で展開され、緊張感が高い。


これらのメロディからベートーヴェンって何を想像していたのでしょうか?
曲が仕上がったのはシューマンが6歳のころ
何気にシューマンが後期ベートーヴェンにかなりえいきょうされているとおもうのはわたしだけでしょうか?

第3楽章 ゆっくりと、そして憧れに満ちて Langsam und sehnsuchtsvoll (Adagio,ma non troppo,con affetto) --速く、しかし速すぎないように、そして断固として - Geschwinde, doch nicht zu sehr und mit Entschlossenheit (Allegro)
イ短調 - イ長調。緩徐楽章を序奏としたフィナーレと見ることができる。その橋渡しの部分で第1楽章の主題が回想されるが、これは後に交響曲第9番で用いられる手法である。主部は堂々としたソナタ形式。展開部がフーガで開始されるのはピアノソナタ第29番『ハンマークラヴィーア』以降、後期ソナタの特徴である。最後は喜ばしく閉じられる。
※CDによっては、序奏部分が第3楽章、ソナタ部分が第4楽章となっている場合もある。

28番も嫌いではないですが
音楽を追ってると時折迷子になりそうな時があります
密かにバランスが取れてなく方向が見えにくい曲などに当たると
今なぜこのフレーズがあるんだろうか?
疑問に思いつつ
そんな曲を難解な曲と言うなら

第29番ハンマークラヴィアは誠にスッキリした
クールな作品であり
どの楽章もばらんすがとれまとまっているとおもわれるし。
この曲に対するベートーヴェンの即興演奏の能力が縦横に表現されているし
生涯最高の集中力を持って作曲されたのではと思うわたしです。

終楽章はもう一つ聴き込む必要がありそうですが
告別とハンマークラヴィアは好きな曲に入れても良いかも

Kakishima