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サンソン・フランソワ ラヴェル

2013-12-13 07:32:29 | 音楽


サンソン・フランソワ ラヴェル

1. 夜のガスパール I.水の精(オンディーヌ)
2. 夜のガスパール II.絞首台
3. 夜のガスパール III.スカルボ

ラヴェルの曲は聴くことはありますが
ほとんど弾いたことがなく馴染みが薄い
なので先日購入したアース盤にもそれほど反応せず
今回フランソワ盤でラヴェルってこんな音楽なんだと思いつつ聞いているところです

ただWikipediaでは

各楽章は、ソナタ楽章―緩徐楽章―ロンド楽章の順に構成されており、古典的なピアノ・ソナタが意識されている。その一方で、開始楽章と終楽章の調性が一致せず、各楽章に詩的な題名が割り振られているところは、ロマン派的な性格的小品集や標題音楽に近い。しかも和音構成や旋法的な旋律においては、印象主義音楽の類型が表れている。音楽的知識と感性、想像力が高度に統合された、ラヴェル初期のピアノ曲の最高傑作である。

第1曲「オンディーヌ」Ondine[編集]
嬰ハ長調、Lent(緩やかに)、4/4拍子。『水の戯れ』、『洋上の小舟』(『鏡』)と並ぶラヴェルの「水」3部作とする向きもある。終始複雑で細かいアルペジオが左右で入り組む難曲。形式はソナタ形式で、詩の内容(人間の男に恋をした水の精オンディーヌが、結婚をして湖の王になってくれと愛を告白する。男がそれを断るとオンディーヌはくやしがってしばらく泣くが、やがて大声で笑い、激しい雨の中を消え去る)に忠実に基づいていると言われる。

第2曲「絞首台」Le gibet[編集]
変ホ短調、Tres lent(きわめてゆっくりと)、4/4拍子。変ロ音のオクターヴが終始一貫して葬送の鐘のように不気味に鳴り響く。きわめて遅く、重々しいテンポはまったく変更されないが、それとは裏腹に拍子はめまぐるしく変化を重ねる(鐘の音に交じって聞こえてくるのは、風か、死者のすすり泣きか、頭蓋骨から血のしたたる髪をむしっている黄金虫か……という詩の内容に準じたものと思われる)。その結果、暗澹茫漠たる雰囲気が醸し出される。初演者のビニェスは、この曲を退屈に感じて、ラヴェルの心証を悪くしたと言われる。

第3曲「スカルボ」Scarbo[編集]
嬰ト短調、Vif(速く)、3/8拍子。急速なパッセージと強弱の激しさ、そして不気味な旋律が、自由に飛び回る小悪魔を描いている。急速な連打音やアルペジオによる複雑な運指がこの曲を至って困難なものとしており、現代のピアニストでも満足に弾くことは難しい。リストの『メフィスト・ワルツ』第1番が下敷きとなっている。
ラヴェルは第3曲について、当時最も難しいとされたバラキレフの「イスラメイ」をも凌ぐ演奏技巧が必要だと言っている。

こうして豆知識が増えるんでしょうね!

【優雅で感傷的なワルツ】

4. 優雅で感傷的な円舞曲 I.モデレ
5. 優雅で感傷的な円舞曲 II.アッセ・ラン
6. 優雅で感傷的な円舞曲 III.モデレ
7. 優雅で感傷的な円舞曲 IV.アッセ・ザニメ
8. 優雅で感傷的な円舞曲 V.プレスク・ラン
9. 優雅で感傷的な円舞曲 VI.アッセ・ヴィフ
10. 優雅で感傷的な円舞曲 VII.モワン・ヴィフ
11. 優雅で感傷的な円舞曲 VIII.エピローグ ラン

優雅で感傷的な円舞曲

★初演は1911年5月9日にパリのサル・ガヴォーにおける独立音楽協会の演奏会において、ルイ・オベールのピアノ独奏によって行われた。この演奏会では作曲者の名は伏せられ、演奏後に誰の書いた曲かを当てると言うユニークな企画が催された。その際にこの曲がラヴェルの曲であると見破った聴き手は多かったが、一方でサティやコダーイの作品と勘違いした者も少なくなかった。

確かに!
だからどうした?

という程度しか知らないし
ラヴェルはアメリカに移住しガーシュインに作曲法を教えて欲しいと言われた時に
あなたは十分自分の道を進んでいるのだからそのまま進みなさいと言い友情を築いた話とヴァイオリンソナタにおけるアメリカの生活が見えるところが微笑ましかったり
そんな偏った知識しか持ち合わせていません
そう言えば新しいCD聴いても解説書を見ていないのでそう言った知識も増えてこないのは良いことなのか良くないのか?
曲が出来上がった歴史的背景は知っておく方が良いように思えるので
記憶力の悪い私ですがせっかくなので音楽聴きながら検索しつつ聞くことに

ラヴェルってアメリカでタクシーに乗っていて事故にあってからおかしくなり始めたということがWikipediaに掲載されていましたが作曲家一人一人に人生があるということを忘れずにですね。

12. 前奏曲
13. シャブリエ風に
14. ボロディン風に

第一次世界大戦の後
個人を偲んで書いた曲らしい

15. 組曲≪クープランの墓≫ I.前奏曲
16. 組曲≪クープランの墓≫ II.フーガ
17. 組曲≪クープランの墓≫ III.フォルラーヌ
18. 組曲≪クープランの墓≫ IV.リゴードン
19. 組曲≪クープランの墓≫ V.メヌエット
20. 組曲≪クープランの墓≫ VI.トッカータ

ラヴェルって何気に音をぶつけることが多いのですが
クラシックの世界では隣の音をぶつけることは稀であったりします
そこでブラームスはぶつかりそうな音を一オクターブ広げることによって彼独特の響きを手に入れたのだと思いますし、ラヴェルまで来るとぶつかり合った音も響きとして処理するジャズに似たような感覚なのでしょうか?
それとも和音の間にある単音はテンションとして有効に使うべく当たり前になってきたのかもしれません。
ラヴェルの音楽は
そんな響きに身を任せられるようになるのが良いかもしれません

サンソン・フランソワは
素晴らしいピアニストだと思います

Kakishima

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
元気そう! (野村)
2013-12-13 10:43:20
ラヴェルは渡米はしてるけど、移住はしてないよ!
返信する
渡米ですね (Kakishima)
2013-12-14 07:35:10
帰国してからの作曲数が少ないのと
思ったより作曲数が多くないのでは?

どうだろう?

クラシックっていいですね♪
訂正反論お待ちしてます

それに
お勧めも♪
返信する

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