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クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

四肢麻痺障害者の生き方2

2011-07-23 07:46:00 | 妄想
2006年7月交通事故で脊髄損傷になり現在障害者施設にいて
将来在宅生活を希望していますが独身男です

■四肢麻痺は誰かの介護なしでは生き続けることができません

生きたければ
介護者の手を煩わせないといけませんが
単純に障害者と介護者の相性次第で
残りの人生がどのくらい楽しめるかの大半が決まるのではないでしょうか?

いくら自分が障害者だからといって
我が儘放題になるつもりはありませんが
自分がやりたいことのどのくらいが願い叶うものなのでしょうか?

■子供じゃないので無理難題は言わないつもりですが

【普通に美味しいものが食べたい】

発言したときに
それを聞いた人がどう判断するのかが大きな問題になるような気がします

料理の腕にもよるとは思いますが

ジャガイモと玉ねぎの味噌汁を美味しく作れる人
豆腐の味噌汁を美味しく作れる人

魚の天ぷらやフライを作れる人
誰かが釣ってきた魚をさばける人

そっか

魚をさばける人を最低限の基準にすると
分かりやすいかもしれませんね♪

■魚をさばける介護お手伝いさん募集♪

最近歳のためか
肉より魚の方が気になる食べ物になってきたのかも

毎日一夜干しが出たら
嬉しいかも

フグやウマズラ
アジやら小魚

一夜干しを七輪でさらっと炙って
冷奴と漬物

う~~ん
嗜好がかなり怪しくなってきましたね♪

■その他の介護におけるコツはゆっくり話し合えばなれるでしょうが

箸がちゃんと使えて
人間は腰が中心で運動してることを理解できる人

スコップやくわを
手先だけで扱っている
今風のお嬢様は来ないでしょうけれど
いただけませんね

自分の肉体を効率よく使えない介護福祉士の多いこと
学校で部活やっても役に立たなかったろうと思います

腰を入れて物を持ち上げたり
運べたりできるのは人間であり

それができないのはチンパンジーに近いのかも

■話を聞くことのできる人

話を聞ける人は必ず進歩できますから

【魚をさばける・箸使い・腰使い・聞く耳】

贅沢かな~?


yozame

四肢麻痺障害者の生き方

2011-07-22 07:21:55 | 妄想
2006年7月に交通事故で脊椎損傷で障害者施設にお世話になっています
障害者生活6年目に突入ですが
四肢麻痺脊損人間がこれからどう生きてゆくか考えてみたいとおもいます


■自分から生きる目標を持たなければ、養鶏場の鶏以下だとおもいます

それも
猫や犬のように甘やかせてくれるならまだしも
死ぬまでなんの感動もない食事を与えられ
必要な運動をとらせてくれるわけでもなく
自由を与えてくれるわけでもない

ただ
それを受け入れて
諦めの表情を見せている方も大勢いらっしゃいます

■障害があろうが、痴呆になろうが、単なる老齢になろうが

勝手知ったる自宅と家族
それに近所の知り合いがいる
そんな環境で過ごせる方が幸せだとおもいます
年取ってしまうと抵抗する気力もなくなってしまうかもしれませんが

生涯青春な生き方が一番ですね

■さて四肢麻痺の障害者の生き方はいかに

今現在わたしの生きる目的は
裁判が終了していないこと
その結果を踏まえての自宅建設と在宅生活

これらの目標はすぐに達成されますが
その後の目標がないと生きていても梁がない!

■四肢麻痺脊損患者のわたしの生きる目標は

完全に復活し
へらへら笑った後
N総合病院へいって間抜け3バカ看護師に復讐しにいきます
暴れるだけ暴れたところに警官がやってきて素直に捕まり
地方のニュースに流れます

その時本当は何が起きたのか不振に思うディレクターが現れ
わたしが脊髄損傷から復活した希少な人間だと言うことに気づく人が現れ
事件が全国規模の話題に代わり

張れて
障害者施設の実態
日本の医療の実態
訴えたいことを訴え
障害者は虐待されていることに目を向けるメディアが現れ
国民も健全な障害者施設であるべきと監視の目が強くなり
健全な障害者施設がどんどん業界に増えて
悪徳障害者施設は淘汰されていきます

そんな福祉業界の流れを横目に
わたしはバイクのツーリングのためにスペインに出掛けるのであった♪



yozame

障害者施設利用者1年後の夢i

2011-07-10 10:13:29 | 妄想

わたくし交通事故で脊髄損傷で刑務所並みの障害者施設に拘束されていますが
今はしばらく現実を忘れ一年後は在宅生活していることとし妄想してみましょう

■玄関からツカツカっと入ってきたのは

一升瓶と荷物を両手で抱えているnekoさんでした

どすんとテーブルにおいた一升瓶には「久保田」のラベルが
新潟産の朝日酒造のおさけですね
スッキリ癖のない味で今風とでも言いましょうか
ワインを飲む感覚で飲めるお酒です

ニヤッと笑顔をふりまくneko

もう一方の手に握っていた紙の包みを開くと
なんと
レバーのかたまりと牛タン一本
どこから仕入れてきたのやら
牛タンは完全に私の腕より太いし長い

「ここ最近生レバーなんて食べてないからよー」

うわ
一言目が生レバー発言だ

そういえば
nekoさん昔から

「肉は塩で食え! タレなんて邪道だ!」
いってたしなー

そういったかと思ったらなれた手つきで牛刀をとりだし
しっかり冷えて固まっているレバーを刺身状に切り始めるのであった
普段みてたレバ刺しの三倍以上の大きさである

胡麻と塩田の塩をフライパンで軽く炒って胡麻油を準備
刺身状のレバ刺しに胡麻油をふりかけさらに焙った塩とゴマを振りかけて
おろしニンニクのせてしあがり

にっこり笑うnekoさん

■あっけにとられるお手伝いさんを横目に

牛タンはステーキサイズであぶると美味しいから
「塩コショウでいいからね」
ごく自然にお手伝いに命令するnekoさん

焼き鳥焼いたときの炭が残ってて
すぐに焼き始める
一升瓶かかえてきたnekoさんだが
冷蔵庫からノンアルコールビールを見つけると
カリッとふたを開け
グビグビと

左手にはいつのまにかこんがり焼けた手羽を持ち
バイク焼けした手首辺りの日焼けとグローブで焼けてない手の白さの
コントラストが健康だと言うことをアピールしている

なれた手つきで
わたしにアワビの酒蒸しを食べさせたかと思うと
お酒も口許へ



■流れる音楽はサイラス・チェスナットのトリオにかわってる

ベニー・グリーンより浅めのリズム感が
聴く人を選ばない
オリジナルナンバーもかなり聴きやすい

良いお酒
旬のおつまみに
良い音楽に
歓迎する客が現れれば

至福の時間が流れるでしょう。


妄想1部完

yozame

障害者施設利用者1年後の夢h

2011-07-10 08:01:11 | 妄想
私は事故で脊髄損傷になり劣悪な障害者施設に拘束されていますが
しばらく現実から逃れ一年後の自分を妄想してみます

【バレンボイムの演奏が終わる頃】

お手伝いさんがお使いから帰ってきます
案山子窯で焼いた大皿に

酒蒸しアワビ・サザエ・つぶ貝
ヒラメ・タイ・イカ


綺麗に盛り付けてあるのをちらっと見せてくれたかと思ったら
冷蔵庫へ

鶏をさばいて綺麗に分けてある皿も見せてくれます
串に刺して焼き鳥にするらしい

デッキには
コールマンの炭火焼セットが
お手伝いさんのなれた手つきで準備されています

炭は近所のJAより一年分はあろうかと思うほど仕入れてあり
お米は近所の農家から直接購入しています

必要な分だけ精米しつつ
コシヒカリを堪能しています


そうこうしている間に

ネギマ・ぼんじり・かわ・手羽・すなぎも
などが串に刺さります
タレも先日まとめて作ったやつがしっかり瓶に詰め込んでありますが
新鮮な鳥をさばいてあるのでほとんど塩でいけますし

鳥を買ってきた町は
鶏をショウガ醤油の刺身で食べる風習のある町

そんな町のあるお店で食べる
ゴムのようなヒネ鳥の手羽
焼いてくれるおばちゃんは背中が曲がってて
カウンターの向こうに見えない

時おり背伸びをするときだけ
顔をこっちに向けてにこっと笑うときがかわいい


■夕御飯の準備は完了

刺身盛り合わせ
焼き鳥盛り合わせ
トマトの和風サラダ
冷奴

本日は菊姫の大吟醸酒

手慣れた手つきで
まずわネギマから

ネギマはタレが美味しいか
菊姫のキリッとフルーティーな日本酒があう

ぐい飲みに注ぐときの音も格別です
スピーカーからはベニー・グリーンのピアノトリオが響いています
お手伝いさんはガガファンらしいが
ここは譲れません

買い出しにいったスーパーの大将の話をしてくれます
今日はさざえ三個つぼ焼き用にサービスしてくれたらしい

刺身も好きですが
つぼ焼きは大好きです
壺の入り口に味噌を詰め込んで焼くと美味しかったりします

菊姫が進む頃
玄関のチャイムが

お客が来たらしい



yozame

障害者施設利用者1年後の夢g

2011-07-09 07:21:39 | 妄想
2006年7月に事故で脊椎損傷になり極悪環境の障害者施設に拘束されていますが
そんな嫌な現実からしばらく逃避し妄想にふけってみようと思います

■16時過ぎ 日も柔らかくなり 相変わらず海風がそよそよと

お手伝いさんはフレッシュジュースを作りテーブルに運んでくれます
一口二口

氷がかくはんされてシャーベット状に
オレンジの粒と程よく絡み合っています

午前中の白黒パンダ猫が子供を引き連れてやってきました
ちょうど写真のごとく真っ黒の福猫一匹とサバトラ2匹がよちよちと

母親猫はお気に入りの木製ベンチに
横になって陣取るのであった

3匹の子猫はジャレ愛ながら
時おりこっちを振り向くも
必要以上に警戒するわけでもなく
母親の安心して目をつむっている姿を見て安心しているのかも


■海が見えるウッドデッキでお手伝いさんによる3回目のリハビリ屈伸運動

今までずっとやっていた屈伸運動をやってもらいます
他力で動かされている自分の腕にガンを飛ばし念力を込めつつ

座位バランスもずいぶんなれてきて
最初の頃は前後左右しか動けませんでしたが
現在は腰周りを中心に円を描けるまで

ずいぶん感覚も広がりつつ
諦めずに続けることを決意するのであった

■リハビリ後リビングに戻り

クラシックのDVDを
若い頃のバレンボイムが演奏したベートーヴェンソナタ集
どこかのお城の部屋で録音されていますが
程よく響いてとても聴きやすい演奏になっているDVD
(実際あるかどうかわかりませんが・・映像は見たことあります)

大きめのモニターから流れているのは
ベートーヴェンソナタの最高傑作と云われてる
「ハンマークラビュア」

まだカールした髪の毛がふさふさのバレンボイムの決然とした演奏が
大きな画面から流れてきます
ジェネレックのスタジオモニターからは
オールドスタインウェイの味わい深い立った音と
お城の空気感を見事に表現しきっています

まるで
バレンボイムが目の前で演奏しているかのごとく
スタインウェイから響いてくる倍音まで再現しきっています

至福の時間を過ごしている間に
お手伝いさんは晩御飯のおかずの買い出しに向かいます

時おり軽トラで魚やら必需品を売りに来るOさんから
購入することもありますが
本日はお刺身の盛り合わせを近所のストアに注文してあります

ベートーヴェンのフーガの技法は本当に素晴らしい
バレンボイムの演奏は素敵です



yozame