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日ごとの思いを書きとめたいのです

本屋

2011-09-20 02:36:36 | 日記
昨日行った新浦安の「有隣堂」で本を買うと、
こんなカバーをかけてくれる。

しっかりしたラシャ紙。
いろんな色が有って、自分で選べる。
無地。店名は折り返しの内側に、
目立たない銀色の字で「本は心の旅路―有隣堂」と書いてある。

この「有隣堂」は、本屋さんらしい本屋さんなので好きです。
それで、わざわざ電車に乗って出掛けていきます。
定期があるから電車賃はかからないから、いいんだけど。

近くの大手スーパーの中の書籍売り場も、けっこう広くて、
私が買うような本は揃っている。
電車に乗って出かける時間のない時は、ここでも立ち読みしたり買ったりする。
でも、何か物足りない。
何だろう?
食品売り場や、P.B.商品の並んだ他の売り場と同じように本を並べて売っているような気がするからかな~
「欲しい本が手に入れば、それでいいじゃないの」と言われれば、それはそうなのだけど・・

本屋らしい本屋の店員さんからは、「本好き」オーラが漂っている。
何かたずねると、テキパキと答えたり、本を探してくれたりする。

私は昔、本屋でアルバイトをした事がある。
そのせいか、本屋で平積みの本が乱れていたりすると、すぐ直してしまう。
棚の本が出っ張っていると、トントンと中に入れて背表紙がきれいに並ぶようにする。
ホントに変な癖。

以前、海浜幕張の「プレナ」の中の本屋さんも好きで、よく行っていた。
でも改装していると思ったら、小さくなって別な本屋さんに替わってしまった。

東京駅の京葉線に降りていくエスカレーターの手前に有った本屋さんも、よく立ち寄っていた。
これも「ケイヨーストリート」というエキナカ商店街が出来るのにともなって無くなってしまった。
今は雑貨屋の1部分に少し本を置いている。

好きな本屋さんが次々無くなっていく。
最近はネットで本を買う人も多いから、本屋さんは大変なんだろうな。

ライブハウスに行く途中で、小さな町の本屋さんを見かける事がよくある。
子供の頃立ち読みしていた近所の本屋を思い出す。
通り過ぎながら「頑張って!」と心の中で声をかける。

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