街へ野へ

日ごとの思いを書きとめたいのです

宮部みゆき「お文の影」

2014-08-26 13:27:35 | 
昨日書き忘れた、秋の物をもう一つ

おさつスナック
秋冬限定
今ごろの季節になって見かけると、「ああ、そうなんだ、季節限定なんだ~」って、手に取る
いつも有るような気がしてるから
この、ほんのりした甘さとサクサク感、スナック菓子の代表選手みたいな気がする


この前読み終わった本の事、書いておきます
宮部みゆき「お文の影」

この世の者ではないものを描く、6編の短編集です

恐いというより、彷徨っている、この者たちを、哀れと思った
宮部みゆきさんも、そう思っているのではないかと思った

そうして、“もののけ”、“妖怪”、“悪魔”、そういった者たちは、
人間の心の中に住んでいるんだ、と思った

そう、私の心の中にも、やはり、そんな怪物が爪を研ぎ、牙をとがらせて、身をひそませているのだろうと思う

“怪物”を、眠らせておこう
いつまでも、眠らせておこう

私の心を、好きなもので満たして、怪物をどんどん隅の方に押しやって
小さく小さくして、いつまでも眠らせておこう


そう、美味しい物食べて、美味しいお酒を飲んで、いい音楽を聴いて・・