ほっと、カルピス

少し前、3月19日の新聞です
「食と暮らしの100年」という、簡単な年表が載っていた

この100年の年表の、初めの方の写真に目がいきました
＊1919年（大正8年）　カルピス発売
へぇ～、こんな瓶に入っていたんダ

＊1925年（大正14年）　今のキューピーが、マヨネーズの製造販売を開始
瓶入りだったんだ！
知らなかった
そういえば、輸入品の外国製のマヨネーズは瓶に入っている

＊1930年（昭和5年）　日本橋三越の食堂に「御子様洋食」が登場
わぁ～、今でも食べてみたくなる！
この時代にコレを食べた子供は、きっと死ぬまでこの「御子様洋食」が記憶の中で燦然と輝いていただろうな～

年表の中には、
1918年（大正7年）　森永製菓が、初の国産ミルクチョコレートを発売

1923年（大正12年） 現在のヱスビー食品がカレー粉の製造を開始

とか載っている

大正時代って、明治に外国から入ってきた物を、自分達のものとして創り始めた時代なのかな～

カルピスの昔の瓶を見ていて思い出したけど
去年の暮、カルピスの原液を買って飲んでいた
キッカケは、R君が買ってきた、そのまま飲めるカルピスのペットボトルだった
それを飲んでいたら、ホットカルピスが飲みたくなったのです

さっそく買いに行って探したけど、なかなか見つけられなかった
店員さんに聞いて、やっと分かった
以前買った時には、紙パックの容器に入っていたので、それを探していたら、
こんな容器に変わっていたのです

持ちやすくて、注ぎやすくて、フタがキッチリ閉まります
久しぶりに飲んだホットカルピス
おいしかった～
なぜだか、ホットカルピスって胸のあたりがファ～っとあったかくなるのです

お正月明けに胃の調子が悪くて、食べ物があまり食べられなかった時
あったかいホットカルピスが、胃にも胸にも沁みました～

そのあと、少し間が空いていたのだけど、
この年表の写真を見て、カルピスのこと思い出して、
2日前にまた買ってきて飲んでいます

カルピスを作って飲んでいると、
時々T君の顔が浮かびます
それも子供の時の顔
すべてに無精でホントに何もしないT君が、
カルピスを作ろうとしていると、必ず、「僕が自分で作る」と割り込んできます
そのあとにつづく言葉は「お母さんが作ると薄いから」
「えっ、ふつうに5倍希釈で作っているのに・・」と思いつつ、瓶を渡す
あの時、T君の作っていたカルピス、さぞや濃かったのだろうナ
味見はしなかったけど・・