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コンセプト・デザイン 再構築中。。。

『 場当たり的ではない 』と???

2011-04-30 13:10:41 | Free


あまりにニュースを読んでいて
アタマにきたのでブログを書くコトにした。


批判ばかりもよくないと想い
普段あまり多くこっちで政治関連を
書くつもりではないが・・・

たまーにフラっと書いてた程度だったが・・・

さすがにもぉ言わせていただきたいと想う。



昨日のニュースで
内閣官房・参与の小佐古 東大大学院教授(原子力安全)が
参与辞任をし、現政権の原発対応について

『 その場限りの場当たり的対応で収束を遅らせた。 』

『 緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)」
など法令などに定められた手順通りに運用されていない。法令軽視。』

『 年間20ミリシーベルト以下に設定した
学校の校庭利用基準は、高すぎる。許すことができない。 』

・・・などを上げ辞任し、会見を開きました。


また、提言したが一部しか受け入れてもらえず
このまま参与にとどまるのは無意味。
このまま決定事項を容認すれば
小佐古教授自身の学者としての生命は終わり。
と辞任の理由についても述べている。


ちなみにこの小佐古教授。
震災以降。首相が内閣官房参与に専門家として
3月16日に初めて招いた方です。

また原子力分野の研究において
日本でも国際的にも著名な専門家です。

だから首相も原発事故があって
12日に行かなくてもよかった原発視察で
いろんな作業を遅らせ、事態悪化した後の
16日に小佐古教授に内閣官房参与をお願いして
専門的な観点からの助言や情報提供を頼んだハズ。

それでいろんな提言をした上で
その一部しか実現できず。対応もしっかりしていない。
法令軽視やその場その場で基準などを強引に改定してるって部分が
許せなかったのでしょう。


まあ。。。
いろんな意見を求めるのはいいとして
この小佐古教授の他に、内閣参与で専門家の方は・・・
以下追加されていく・・・・


3月20日  
日比野靖・北陸先端科学技術大学院大学副学長
山口昇・防衛大安全保障・危機管理教育センター長

3月22日  
有冨正憲・東工大原子炉工学研究所所長
斉藤正樹・同研究所教授


3月28日
田坂広志・多摩大大学院教授


ココをマズ時系列で覚えておいていただきたい。


医療とかでセカンドオピニオンというモノがあって
まず診てもらったお医者さんの他に
別のお医者さんにも診ていただき、また別の観点から
みていただくという方法がある。

それと同じく・・・にしちゃ
専門家の皆様を集めすぎているとは想う。。。。


その結果議論の集約にもきっと時間はかかったハズ。

時系列見ても
震災から1ヶ月以内にどんどん追加されていけば
いろんな意見・視点など出てきて議論の集約は
追加されるのは当然でしょ??

そして意見集約して助言をしたとしても
菅首相はこういう風にいっている。


首相は、校庭利用の基準に関し
「専門家の間でいろいろ意見が出ることは
結構なことだが、最終的には安全委で一つの見解をまとめ、
政府に助言する仕組みになっている」
と述べ、安全委の結論を尊重する政府の判断に
問題はないとの立場を示した

(時事通信記事より抜粋)


・・・・ってことは??
内閣官房参与に専門家がいる意味って何??

最終決定は原子力安全委員会の決定を
そのまま首相は乗ったって言ってるよね??


それでは小佐古教授の言わんとしてるのは
正論すぎるのが明白。

進言しても意味がない。まさにその通りだったと。


そして菅首相は・・さらに


『 専門家の間の見解の相違で辞任した。大変残念だ 』

『 参与の議論も含めた助言を得て、
決して場当たり的な対応はしていない 』


発言の矛盾点にもはや気がついていない。

ちなみにこの3つの発言は
全部今の国会での予算委員会などでの答弁でのモノ。


参与の意見・助言を聞いた上で決定してる??
最終的には安全委員の見解で判断??

専門家の意見が出るのは多いに結構だが
意見が専門家間で相違したのが小佐古氏の辞任の理由???


・・すでに言ってるコト自体が
『 場当たり的 』としか言いようがない。



昔から国会での質問などでも
すぐに怒って恫喝まがいの発言で威圧しながら
それでも論客だと思い込んでいたのが現首相だ。


首相になってからも
いろんなコトで『 場当たり的 』発言を繰り返し
その時の都合でしかモノを言ってこなかったではないか?
対応してこなかったではないか??

首相になる以前から
民主党自体が・・・
自民の批判をして叩けばいい。反対してたらいい
みたいな『 場当たり的 』政策だったけども・・・。


震災以降も
民主や首相の発言や対応は・・・
『 場当たり 』。

自民の谷垣総裁の入閣要請の電話も
何も調整なく直接電話したと国会で謝罪したよね??

これも『 場当たり 』というんじゃないでしょか??

原発の電源落ちたと非常時で
しかも震災の情報収集や対応もままならない中で
イチバン上の最高責任者が現場視察行くって
『 場当たり 』のパフォーマンス優先したよね??

先程の専門家さんたちを参与にお招きするなら
フツーはいっぺんにお願いして会合をまとめて開くのが
当たり前であって。。次から次へと追加していくのは
都合のいい解釈にあう専門家さん達を追加したんじゃ??
って見られてしまうような『 場当たり 』だよね??

復興財源の話も
まとまりきらずにいろんな意見ばかり出てきて
先に支出の話ばかりで。
愛想振りまいていても。結果収支合わさなきゃならないんだから
そこは明確にどうすべきか??って方向性示さず
カネだけ何でも出そうって人気取りも
『 場当たり 』じゃないの??


言い出したらキリがないホド
発言ほとんどが『 場当たり 』としか言いようがない
菅直人総理。。。。


もぉ救いようがないし。
責任を取って最後までやるとか言うのも
ホント辞めてほしい。。。。

てか早く辞めろ。


首相が辞めたら・・政治空白が・・・
とか言う方もいるでしょう。

辞める前提で話を早く進めたら
そんなに政治空白なんかならないって。

非常時で『 震災復興 』で日本はひとつに
まとまらなきゃいけない時期で。
そのテーマにならきっとひとつに折り合える部分あるのに
阻害してるのは菅直人首相と民主党だと想うが。

見てたら未だに政権維持。
首相や現政権を守ろうとする政争をしてるのは
民主党じゃない??

選挙での民意を無視して
今ワレワレがしっかりやるべきって
何を勝手にいってるんだか。。。。


自民の時に民意無視は許されざるって
言ってたのは民主党さん。あなた方ですが??
自分達が政権の場合には適用されないんでしょうか??



政権批判してても
もぉこれ以上は言っても言ってもキリがないので
話は変えますが。。。。


その小佐古教授の言う

学校の校庭の使用基準の年間20ミリシーベルト以下
という数字の高さ。。。

これどういう意味で??決めたか皆様ご存知でしょうか??

根拠。

『 国際放射線防護委員会(ICRP)は、
大人も子どもも原発事故後には
1~20ミリシーベルトの被ばくを認めている 』

・・・これは文部科学省が説明している内容です。

ちゃんと読みましょう。。。。
被爆と書いてあります。

これについて専門家の方の意見では
子供で20ミリシーベルトは高いとの意見も多いです。

というか。。。高すぎると想うケド。。。。


ちなみに・・・参考資料として
コチラを。。。


世界平均自然放射線 
年間 2365 マイクロシーベルト
1日  6.48 マイクロシーベルト
毎時 0.27 マイクロシーベルト


国際原子力機関IAEA安全基準:
(裸)   年間 1ミリシーベルト 
→ 1日分 2.7マイクロシーベルト 毎時 0.114 μSv.

原子力発電所基準:
[防護服] 年間 50ミリシーベルト 
→ 1日分 137マイクロシーベルト

レントゲン胸部撮影
→ 50マイクロシーベルト


資料を見ていただければわかるとおり。。。。
フツーにしてたら年間1ミリシーベルトと
IAEAは安全基準としている。

そして世界の平均値でも
その1ミリシーベルトには遠く及ばないモノである。


そしてこの校庭の利用基準にするに当たって
文部科学省は原子力安全委員会が示す
『 国際放射線防護委員会(ICRP)は、
大人も子どもも原発事故後には
1~20ミリシーベルトの被ばくを認めている 』
って根拠を基準に決めたとしている。


そして小佐古教授が助言したのは首相(内閣官房)であり
原子力安全委員会ではなく。またそちらは違う組織。
そして安全委員会の決定を最終にしたとさっきも首相は言っている。


それで。。。まあ。。。

悲観的にとかさせたくないから
あんまり言いたくなかったケド。。。。

年間20ミリシーベルトまで・・もし??概算あったとしたら。。。
これはかなり高い数値だと認識して欲しい。

原発作業従事者の
被曝事故での労災認定などでは・・・
50ミリシーベルト以上を短時間で浴びるコトによって
急性障害を起こし死亡している事故もある。

数年に渡って蓄積していけば・・・
50ミリシーベルト以上で年数が経過した後に障害が出ている事例も多い。

ってことは??
年間20ミリシーベルトが数年続いたとすれば。。。
後々障害として白血病やガンになったりしかねない。。。
ってコトだ。

枝野官房長官の記者会見で
クチグチに言っている
『 すぐに問題がおきるレベルではないので安全 』と言うが・・・

『 すぐに 』は出ないがー

『 後で 』でる確率はある。

・・・って言って。その場の責任を逃れてるとしか
言いようがない。


今は自分が官房長官や政権担当なので
その場を言い逃れ。後は後のその時の政権が・・・
って先送りしてるとしか言いようがないんだよね。。。。


あのホンマでっか?TVでおなじみの
武田邦彦・中部大教授は環境学といっていますが
原子力研究でも有名で。そのから派生した環境学の先生。

その武田先生がTV番組で福島原発の事故について
TVでコメントしていたモノをユーチューブで見たが・・・

かなり高い数字で疎開くらいさせたほうがいい
くらいの発言をしていた。

(ブログなどでも20ミリは高いとの見解を示してます。)


まして成長期の子供と大人を同じ水準で見ていいのか??
って各所で抗議や反対が出ています。


いろんなブログや掲示板でも
この小佐古教授・参与辞任のコメントあると思います。


そこでも多いのは

小佐古教授のようにひとりでも20ミリでは高すぎるというなら
なんでもっと厳しい基準を選ばなかったのか??

子供の将来を考えて疎開くらいの考えなどなかったのか??

じゃ?他の専門家や安全委員会などは
それでOK出した事実なのか???・・・・

などあります。



自分は今まで長く書きましたが総括すれば・・・


政治は多くの人の命・財産・権利を守るために
行うモノで。国民のためのモノ。

一部の人の利権や利害で左右されるべきではない。

その政治がまさに人の命を。将来を脅かそうとしている。


厳しい基準にして規制すれば
自ずとその対応に迫られるコトになる。

避難エリアの拡大で移動させるにしても
今度は生活を支援するとか移動先の問題など
さらに問題が多くなる。

そういう諸問題を避けるべく??
基準を甘い数値にしたと言わざる得ないのではないかと想う。



だとすれば
カンタンに意見の相違だけで小佐古教授が辞任された意味を
『 場当たり的 』に解釈して

『 場当たり的 』に対応を疎かにし
人の命よりも。自分の保身に走っている現政権と民主党。


・・・にしか想えません。


目に見えない放射線であり。
まして影響も今すぐでなくとも
後でいつ??どんなカタチで影響がでるかも
わからないだけに。

少し厳しい方がいいと自分は想う。


ただ参考で示したように・・・
自然界にも放射線は存在していて
闇雲に放射線は怖い。少量でもヤバイって
認識はやめたほうがいいと想う。


ただ国が決めた20ミリシーベルトとかは・・・
どうなの??って想ったほうがいいと想う。








世間はGWなのだね。

2011-04-30 06:23:01 | Free


相変わらず世間の動きに
関係なくスケジュールが進行しやすい自分。。(笑)


世間が休み???


でも自分は休みじゃないしー
逆に増えるって騒ぎだったのもつい最近までだった。


・・・かといって
休みが増えたの??ではない。(笑)


むしろ休みが見通せないのはさらに一層。。。??

なんちゃうか??(;´▽`A``・・・って感じに。



で。。。
震災以降のゴールデンウィーク。

なんか変化があったのかな??

って想ったら。。。

道路は渋滞。

多少行楽地やアミューズメント施設などは
空いてるとの話を聞くが。。。
そんなオオゴトで聞こえてこない。


やっぱりこういうコトあっても
出かけるひとは出かけるし。

自粛しようってする人もいるでしょう。


でも交通の状況見てる限り。

いろんな動きはめまぐるしくおきてる現実は
やっぱり休みなんだなーって想う。


いいなぁ。。。休み。。。。(;´▽`A``。。。