威風堂々

晴れ晴れと、伸びやかに日々を過ごすために。
「心」と向き合うことで、日々の健康を大切にしましょう!

カリタスカウンセリングの原理6

2010年08月04日 | 第一章 意識と知覚
問題に対する関係

 職場復帰がスムーズに行かなかったのは、「いけしゃあしゃあ」と居直りができなかったことにあります。自分を変化させることを怖がる傾向に人はありますが、私は特にそのようです。私は何のために「働いている」のか。生き甲斐は?

 その頃でしょうか、心理学の恩師U先生から「生徒を愛せたらいいですねぇ」と言われた言葉が今漸く腑に落ちています。娘と同じ年頃の少年少女と向き合った私は、「愛する」という意味が、「父親」の身になって接することだと気が付いたのです。それからはもう生徒達が可愛くてしょうがない。歯がゆい時もあります。叱りつける時もありますが、なんかこう、今までとは違う感覚を覚えます。

 今、目の前の現象にどうやって関係するか、時には逃避、退行も必要ですが、いろいろと問題が多い人間関係の真っ只中にいる自分をしっかりと把握して生き抜く努力がひつようですね。