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威風堂々

晴れ晴れと、伸びやかに日々を過ごすために。
「心」と向き合うことで、日々の健康を大切にしましょう!

たまには本を読んでみる

2025年02月09日 | 文学・評論(現代・近代)

 

小川哲さんという作家の作品は面白い

数多の作家が生まれては歴史の渦にのみ込まれますが、さてこの人はどうでしょうか。

『地図と拳』で直木賞をとりました。力作でした。松本清張の神々の乱心を彷彿とさせる内容で実に面白かった。『君が手にしたかもしれない黄金について』を読んだのですが、真善美に照らし合わせると実に面白いのです。それと本当の自分とはという生涯ついて回る根源的問のオンパレードです。ヒトによっては文体が硬いのでちょっと抵抗があるかも知れませんが、お薦めです。


失敗を恐れない

2025年01月11日 | 文学・評論(現代・近代)

  500頁になんなんとする「ユニクロ」という書籍を読了。実に勉強になりました。傑作の小説に匹敵するノンフィクションです。一代で一国一城の主になる経営者は実にすごいですね。世界中に名だたる経営者、実業家は数々いますが、みんな勉強家ですし失敗から多くを学びますね。時代の変化に適応していくわけです。私も世の中の一遇を照らす存在ですしいろいろとまだまだ頑張ろうという気になりますね。
  金力と権力と、人間は何が豊かさなのかを追求しつつ事業を興しますし継続します。政治にはお金がかかりますし、経済を回すには政治力が必要です。トランプ氏とマスク氏はいい例だと思います。
  では、ここで、who are you   who am I  大事な自分探しです。
  問い続けながら人生を走り続けることができるかどうかは大切です。

でも、真善美を意識してくださいね。本当に成功したかどうかはその人の「徳力」によるところが大きいと思います。

 


ノンフィクションを読もう

2024年07月30日 | 文学・評論(現代・近代)

国商』最期のフィクサー葛西敬之 

を読みました。ノンフィクションは実に面白い。勿論筆者の取材データがすべて真実とは限りません。かなり確からしいということです。本人に聞かないと真実はわかりません。本人と親密な仲であったとしても「墓まで一緒に胸にしまって」語らずになくなって行くものであろうと思います。しかし、状況証拠や事実から類推するとかなりの信頼度で事実がわかってきます。

 

名誉欲、虚栄心、金銭欲、これは政治家や財界人にはつきもののようですが、もっとその根底にあるのが「愛郷心」でしょうね。広く言うと愛国心です。今の日本を顧みると、やはり明治時代から振り返るのがよいようです。もっというと『国学』です。これに国体護持が合わさった。この文脈で行くと、板垣退助や西郷隆盛の征韓論が理解できますね。国体護持のための積極策であるわけです。これは、中国や朝鮮が国内政治が上手くいかなくなると、日本帝国主義のことをあしざまに喧伝して意識をそちらに向けていくのと同じ政治的世論操作です。地政学上隣同士でもめているという小さなことを人間は繰り返すのです。私には馬鹿げて見えますが、さて、皆さんは?


高校生なら分かってほしい 8

2024年03月08日 | 文学・評論(現代・近代)


 いろいろ本を読んでいますが、今読み始めているのは『ユダヤ人、世界と貨幣』ジャック・アタリ氏の著作です。私はユダヤ人、国家としての中国の歴史を研究すると絶対に日本のこれから、私のこれからが理解できる気がするわけです。アングロサクソンの世界には奥深くにユダヤ人が入り込んでいます。こちらを西とすると、東は中国です。寺島実氏のイギリス、ユダヤ、中国の論評もたいへん素晴らしいと思いますが、このアタリ氏の考察は面白いと思います。まだまだこれから読み進めますが、皆さんも偏った方面からの知識だけではなくて、世界から莫迦にされないような教養をつけてほしいものです。

ain't that a shame

2023年04月29日 | 文学・評論(現代・近代)


新・日本文壇史 川西政明著 を読んでいる。並行していろいろ読んでいるが、『銃・病原菌・鉄』ジャレド・ダイアモンド著 も読んでいる。

人間にとって、歴史、人類学、文学を正しく知識として身につけてゆくことは実に大切だと痛感している。一方で物理、化学、生物学の知識も必要である。

この「文壇史」は漱石の死から始まっているが、漸く昭和の日中戦争頃まで読み進んだ。戦争は、『銃・病原菌・鉄』を読んでいると、紀元前の昔から「持てるもの」と「持たざるもの」の間で沸き起こり、必然的に「持ってる」側が勝利を収めるようだ。

自分が「持ってる」と錯覚したものが、「勝てる」と思ったものを侵略する。東洋的には、年上が偉いとする階段式人間関係で秩序を保つ安定図式が保たれてきた。孔子は偉大なのだ。

さて、「文壇史」、火野葦平のことを初めて把握した。従軍作家として軍部のいいなりに小説を書いていたんだろうぐらいに思っていたが、様々な戦後我が物顔で文壇に登場していた、小林秀雄や大宅壮一なんかもへーぇと思うが、火野葦平の生涯もドラマチックだった。最後自殺していたとは知らなかった。聖戦として中国戦線で繰り広げられた帝国軍の実際を目の当たりにした文人達は戦後民主主義の中で何を思って生き抜いたのだろう。人の世と言ってしまえばそれまでだが、神は本当に試練を与えてくる。