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威風堂々

晴れ晴れと、伸びやかに日々を過ごすために。
「心」と向き合うことで、日々の健康を大切にしましょう!

ノートルダム聖堂の復活

2024年12月08日 | 第五章 和解と平和

 

ノートルダム聖堂の復活をみて

ある学者を思い出したのです。どうしてかはわかりません。それは、アンナ・ハーレント女史。

アンナ・ハーレントという政治哲学者のことを恥ずかしながら10年ほど前に知りました。『全体主義の起源』は名著です。


12月8日のノートルダム聖堂の復活ミサのニュースを見ながら
日本人は、観光地名所としてしか見ていないことに寂しさを禁じ得ませんでした。こういうところが日本のマスメディアの駄目なところです。民族学博物館へでもいって勉強してほしい。
ここは、カトリックの聖地でしょうがね。だから、ゼレンスキーもトランプもいっているんですよ。なんとイーロンマスクもいましたね。
共産圏や日本、アラブはいってませんが、さてさて、日本の首相もせっかく日本キリスト教団の信仰を持っているらしいので、参加してほしかったけど、氏神の神社詣でで精一杯かな(^_^)

いずれにせよ、新約聖書にあるイエスの教えは、私利私欲にまみれた政治は徹底的に否定しています。ゼレンスキーもトランプも胡散臭いわぁ。

このところの、日本およびアメリカ大統領選挙のありかたと、韓国の混乱。ナチスのユダヤ人虐殺への、「普通の人々」の全体主義が憂慮されます。
人間の本質は「不安」です。そこへ忍び寄る悪魔の誘惑ですね。お金儲けや詐欺事件、そして戦争。差別など、不安が起因している気がいたします。  今こそ社会心理学というか、この『生き甲斐の心理学』を勉強して、不安に打ち勝って充実した一生をおくりたいものです。死後の世界には「愛だけ」があります。お金や名誉は必要ありませんのでね。


カリタスカウンセリングの原理 129

2024年04月07日 | 第五章 和解と平和
老害という言葉があります。会社経営者や国会議員など、いつまでも権力、人事権などを手放さず、経営に害を及ぼす場合に老害と言われます。人類は古来、長老を敬ってきました。長老は長生きをしただけあって、経験が豊富です。ヒトが生き抜く「知恵」は若いときには習得できないもののようです。老人になって初めて人生の陰と陽がわかります。何事も経験がものをいうのでしょう。勿論、日々の喜びや悲しみに感動できる心が必要です。しかし、若者の邪魔をするのもそういった経験に基づいた「知恵」でもあります。若者は知恵を無視して、我武者羅に前進することで、未来を開くこともあるのかも知れません。しばらく「知恵」について考察してみます。

国際協調

2023年09月16日 | 第五章 和解と平和
井の中の蛙から立ち直りたいです。私も含めてだいたい人間は、自己中心です。自己中心というのは「ナショナリズム」なわけです。もちろん「自己中心」でなければ、一人で生き延びられませんから駄目だとはいいません。
自分が属する集団にもそれが向いてい行くのが普通で、また、同じような好みを持つ集団に対しても親近感を密接に持つようになり「つながり」とか「きづな」とか好印象を与える単語とともに雰囲気が醸成されて、愛国心、愛校心、愛社精神となるわけです。宗教や、人を愛することにもこういった心理作用は働きます。

別に否定はしませんし、よくないとも思いませんが、何事も「中庸」が肝心です。偏ると災いを生みます。自己肯定が強くなりすぎると必ず仮想敵を見つけて、他者否定が始まるのです。「感情」が「思考・意識」を支配しますので、偏ったナショナリズム、自己中心を生んでしまいます。仮想敵にされた側は同じ土俵で対抗して「自己肯定・他者否定」を行います。こういう対抗手段がたやすいし、周囲の目(馬鹿にされたくない)、同じ志向の仲間からの支持が得やすいのでやってしまいます。

人間の英知は、この愚かさを越えようと様々に努力してきました。なぜなら、「自己肯定・他者否定」を同じ土俵で利害が対立した者同士が使って競い合うと結局「喧嘩」「暴力」「戦争」となって、勝者・敗者・周りの者、いずれにせよ、精神的に深い傷を負うようになってしまうからです。

哲学者はソクラテス、仏陀の昔からこの人間の「核」をどう生きるとみんなが幸せになれるかを追究してきたのです。私は、対人関係における理性的なあり方としての、周囲との協調、民主主義を行動規範として最も現状では優れていると感じていますし、その在り方を模索しています。

新しい戦前か

2023年06月24日 | 第五章 和解と平和

どこかの自治体では、
君が代を小学生が暗記しているかを調査せよと議員がいい、教育委員会も調査したとか何とか。まさしくタモリ氏がいう新しき戦前だと痛感いたします。令和の世の中になっても「国体明徴運動」が胎動しているようです。険呑なるかな。

さて、年末に歌う、卒業式に歌う、スコットランド民謡。この歌、明治政府によって「蛍の光」と作品がアレンジされて世に広まっていますが、この文部省唱歌の3番4番の歌詞を以下に載せてみます。
6月23日の沖縄戦闘の慰霊の日に捧げます。

筑紫のきわみ みちのおく
海山とおく へだつとも
その真心は へだてなく
ひとつに尽くせ 国のため

千島のおくも 沖縄も
八洲のうちの 守りなり
至らんくにに いさおしく
つとめよわがせ つつがなく


Googleマップの世の中でも地政学的に沖縄が、日本国土防衛のための捨て石なのがものすごく悲しい。平和の世の中が来て欲しいのですが、国防費を増やし、軍備拡張で防衛しようというアナログ時代からの政治思想がより一層進んでいます。馬鹿げたことです。

新しい戦後

は永遠にやってこないようです。





平和をわれらに

2023年06月18日 | 第五章 和解と平和
ゼレンスキ

服そうって何なのってのをあの大統領をみていると考えさせられます。
国際会議でもそうですが、スーツにネクタイが無難で失礼のないスタイルとして定着していますが、そんな概念を吹き飛ばしていると思います。服装で其の人の一体何が分かるというのでしょうか?だから、日本の公立学校の制服の在り方には昔から疑問です。結局男子は陸軍、女子は海軍の兵隊の服を学校制服の定番にした日本の公立学校は、皇国の臣民をつくる教育となっています。

就職活動でもみんな無難にダーク色のスーツにネクタイ。日本は暑いので、夏場もスーツでネクタイはやめた方が身体にいいはずなのに、開襟シャツで裾を出していると「見苦しい」と感じるらしい。おかしい。厚いですよ。日本ですよ。まぁ、東北や北海道なら分かりますが、関西から西南で夏場ネクタイでワイシャツなんて。

ゼレンスキ氏の服装をご覧ください。服装で人を縛るなんてナンセンスの極みだと思いませんか。