ふつうのことを普通にする
これが、監督の方針であったことは伝え聞いています。実は、これがとても大事なのです。高校三年生となって、進むべき大学が見えてくると、焦ります。焦るといつもと違う勉強法に手をつけます。
徹夜したり、参考書・問題集をごっそり買ってみたり。
日常の学校生活をないがしろにして、受験科目だけの勉強を予備校の自習室でする。
さて、ここで、「ふつうのことを普通」に行うこと。これが、何より重要なのです。
派手なプレーはいらない。普通にゴロををとってダブルプレーを確実にとり、犠牲フライを打って、タッチアップでホームインする。エラーをしない。これが、無意識の世界でできるようになることが必要なようです。
今はアピールの時代なので、ヒトよりは変わったことが求められています。しかし、自分の人生において結果を出すには奇をてらっていても成果は出ないのかもしれません。