地遊人

日常のことごと、出来事を、気ままに書き記していく。
62歳からの自己整理・自己満足策とボケ防止挑戦プログ。

「望月物語」(大澤洋三著)再読。

2021年07月07日 | 【13】図書館活用


21-7-7 自分の本なので、ゆっくり読み始めた。

表紙の絵は、
後方の山は蓼科山、前方の湖は白樺湖か女神湖か。装画 大沢邦夫

     1959年1月(昭和34年)発行

善光寺秘蔵酒・大吉野・明鏡止水 大澤酒造株式会社  


●住所:〒384-2206 長野県北佐久郡望月町茂田井2206 :
●TEL:0267-53-3100・FAX:0267-53-3105・EMail:tsutaya@
guitar.
ocn.ne.jp
●ホームページ:
●由緒:元禄二年(1688)年創業。善光寺秘蔵酒の銘は、善光寺御
貫主の宿をつとめた御縁より命名
●仕込み水:蓼科山伏流水


         
                                         
                                         

●人気の銘柄・飲み口・評判・(度数/酒度/酸度)など
○明鏡止水:大吟醸(/+5/1.4/精米40%)・吟醸(/+4/1.4/)華やかな香りと深みのある味
わいが調和した酒
○本醸造酒・善光寺秘蔵酒高精白辛口:さらっとした飲み口の辛口決定版(15%/+5
/1.5) ○
普通酒・善光寺秘蔵酒:ひとクラス上の晩酌酒、軽快な飲み口(15%/+3/1.4)
●商品銘柄名:善光寺秘蔵酒・大吉野・明鏡止水・信濃のかたりべ・善光寺街道


●入手方法:明鏡止水はインターネット通販を扱っている酒販店が幾つかある。

●蔵元と周辺:大沢酒造は、中山道望月の間の宿「茂田井(もたい)」にある。江戸
時代は茂田井の庄屋を勤めていた。酒も古くから造っていて、元禄二年の創業時の日
本最古の酒が保存されていた。漆で封じられた古伊万里の壺の栓は昭和43年12月
22日朝、東京のNHKスタジオで、醸造微生物学の泰斗坂口謹一郎博士ら立ち会い
のもとで開栓された。
よい香りが部屋一杯に広がり味はシェリー酒のようであったという。

「いそのかみふりにしさけあけぬれば かぐわしき香のへやにみつるかも」

「三百年の貴き酒をこれの世に 浅しましぬるみおやかしこし」 坂口謹一郎
立科山伏流水と良質な酒好適酒で仕込み、造りの70%以上が特定名称酒
民俗資料館に江戸時代の生活道具と古文書を展示・山林美術館併設(神津港人
・大沢邦夫の絵画)・「名主の館、書道館」(天来・桑原翠風・浅沼一道らの書
約40点)オープン(97.3.6)
●アクセス:JR長野行き新幹線佐久平駅下車千曲バス中山道芦田行き茂田井入口
停留所下車徒歩1分。車:上信越道佐久ICから国道141号へ


●藏との出逢い・明鏡止水のこと: 中山道の間の宿茂田井は、国道を離れ旧道の坂
道を少し上るとある静かな佇まい。共に旧家の酒造二軒がならんである、97年3月、
中山道巡りの途中に寄った。丁度美術館と資料館のオープンを間近に控
えた休日だった。もてなしてくれたのはここの主らしく恐縮した。創立が元禄という
古い家なので、展示公開している宝物も多いだろうに残念だった。地酒を試飲させて
くれる部屋があって、善光寺秘蔵酒を飲ませて貰った。
美術館地酒試飲場場その後、明鏡止水という銘柄の酒の問い合
わせをメールで頂いた。 この銘柄の酒造元
がこの大澤酒造であるのは、既にインター
ネットで、既に飲まれた方のレポートが掲
載されているページが、あったから分かっ
たのでであるが、「明鏡止水」は新銘柄な
ので、早速、蔵元に問い合わせたところ、
長野県内では長野市、松本市、更埴市、飯田市の4つのお店でしか扱っていない」と
のことでした。 が、最近、我が家の近くのお酒のディスカウント店で明鏡止水を販売
していた。早速購って飲んでみた。旨い酒である。旨い酒は口込みで伝わるのか、検
索エンジンで明鏡止水をキーに検索すると通販で扱って店がいくつかヒットする。信
州の地酒が県外の人にも人気が出るのはうれしいことである。

・参照:長野の酒 蔵元・商品ガイド2001 - 大澤酒造株式会社の部
・制作:96/09/30・再編:01/01/16・更新:01/01/16・01/05/19・01/06/09・
02/06/17

 

中山道六十九次を歩く【10】岩村田宿~下諏訪宿へ
   平成19年(2007年)11月19日




                




                                   

 
【大澤酒造】
創業元禄2年、日本最古の酒が眠っているそうだ。地酒「大吉野」。無料で展示している「しなの山林美術館」「民俗資料館」「書展」こんな素晴らしい美術館など、我故郷にあったとは。ただただ感心。無料、無休で開館しているという。いつ頃できたんだろうか。書については、この大澤家の多分社長が、天来の書やその他ある書について説してくれた。代々、誇れる仕事をしてきているんだなーと思った次第。
我姉は、この家の出の高校教師大澤洋三氏に望月高校で教わった。著書に「望月ものがたり」「蓼科物語」などがある。いい本だ。試飲した酒が美味かったなー。
この後実家でお茶を飲んで一息ついた。漬物は好評だった。先が長いのであまりユックリは出来なかった。


間(あい)の宿、茂田井(生まれ育った村)の街道風景。

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