母の引越し

　まったくどうでもいいことですが
母が10数年住みなれた団地から引っ越しました。

事情が複雑で
あまり賛成できる引越しでもないのですが

今までに何度も出ては消えた引越しの話を
いつもは「どうしたらいいだろう？」
と聞いてくる母が
今回は
「引越しすることになったから」
と連絡してきたので
これはもう何を言っても聞き入れはしないだろう…
と思ってあえて意見はしませんでした。

引っ越すまでの擦った揉んだのなかで
付きつけられた現実を
私はこれからどう対処していけばよいのか
考えているところです。

正直疲れました。

真実というのはいつも見えないところにあって
わかりにくいものです。

気がつけば…
今年もあと１ヶ月で終わりです。
善意で差し伸べた手を
自分が困った時は利用しても
窮地を逃れれば知らんふり
自分に利がないと分かったとたんに
手のひらを返したように冷たい態度をとる人
そんな人とのかかわりが多かった１年でした。

少し人間不信になりそうです。

まぁ、しかし、真実はいずれあきらかになるでしょう。
私は、それを静かに待ちます。
来年はきっと良い年になるよう
あと１ヶ月を清算の日々としたいと思います。

そして、新しい住まいが
母の終の棲家となることを祈るだけです。