おかえりなさい「はやぶさ」

　インターネット配信された
はやぶさの映像ご覧になりましたか？

　小惑星探査機の「はやぶさ」が６０億㎞の宇宙の旅を終え
今夜、地球に帰還した様子を
和歌山大学の宇宙教育研究所がライブ中継してくれました。

　７年前、地球から飛び出した「はやぶさ」は
エンジンや姿勢制御装置の故障、燃料漏れに通信途絶など
さまざまな危機を乗り越え、帰還を３年も延長して
今夜１１時ころ、
小惑星での観察結果（採取した砂など）を納めたカプセルが
地球…オーストラリアのウーメラ砂漠に落下したようです。
本体は大気圏突入時にカプセルを放出して燃え尽きて
しまうようなのですが…

この一大事をどこのＴＶ局でもライブ放送しないなんて
悲しいを通り越して怒りを
感じます。

「はやぶさ」が機械だから…ですか？
一時は絶体絶命で
「動いているのが奇跡」とまでいわれた「はやぶさ」が
幾多の危機を乗り越えて地球に戻ってくるには
もはや、「はやぶさ」に命が宿ったとしか思えません。

　いやはや、最後に撮影した地球の映像が
きちんと届いたり
小惑星の砂などを採取できていれば
もちろんすばらしいことなのですが…
６０億㎞を旅して地球に戻っただけでも
すごいことだと私は思います。

みんなで「はやぶさ」に拍手を贈りましょうよ