働くリウマチャーの酒蔵日記

しんどいけどこんなおもろい仕事はない。
酒蔵での日々をちょこっとづつ公開しちゃいます。

不老泉を味わう

2009-06-10 22:51:04 | 酒造り
研修旅行から帰ってまいりました。

もう
すんごく楽しかったです。
早朝長野を出発したバスは
一路滋賀県へ
そして伺ったのは

不老泉(ふろうせん)蔵元上原酒造さんへ
実は専務さん古~い友人です。
でも蔵へ伺うのは初めて。


今ではほとんど見ることができない
木槽
しかも天秤絞り
この貴重な道具を使って全量搾ってます。
この写真じゃわかんないですよね。
太い木の棒の下にある大きな木の箱が槽で
この槽の中にモロミを入れた袋を重ねていきます。
ここからは普通上から油圧でぎゅっと搾っていくのですが
こちら上原酒造さんは
昔ながらの天秤でこの木のふっとい棒の先に
重りの石をぶら下げてじわじわと搾っていくんです。
そして
生産量の70%を山廃仕込
ほとんどが酵母無添加。
知ってる人は知っている
こんな手間のかかる酒造り。
だからこそ
しっかり米の旨みを引き出した
しっかりボディーの味わい深いお酒になるんです。

たくさんのアイテムのお酒をきき酒させていただいて
皆で即購入。
お世話になったにもかかわらず
お土産のお酒までいただいて
一同大感激
さっそくバスで

いただきま~す。

封切りから時間が経つにつれてどんどん旨くなっていく!
これはしっかりした酒造りをしているからなんだと思います。

琵琶湖のほとりの珍味
鮒寿司と共に味わいたい滋賀県の銘酒です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (☆じゅんじ)
2009-06-11 13:04:44
木槽展示資料ではなく現役なんですね
凄い
お酒もおいしそうですね
返信する
>>☆じゅんじさん (米子)
2009-06-11 22:07:56
驚きですよね。
現役です。
すごいです。

味がしっかりのるまで出荷しないという
頑固さも味のうち。
希少なお酒です。
見かけたらぜひお試しを。
返信する

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