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yokonohananikki's blog

花と遊ぶ。

ネモフィラの話し

2019-04-21 20:41:00 | 種花広場で
出荷が済んで、
今回は、ずいぶんたくさんの株が残りました。
その中で、
ネモフィラは、もう、株が傷み始めています。
選択肢は、「処分する」。
 
今までで始めてのこと。
「棄てるのは、いつでもできるから」
そんな、幸せさんの言葉がありましたが、
日、一日傷んでいくのを見るのは、辛いものでした。
 
「もう、植える場所がないから、仕方ないよ」
そんな土曜日。
当番日をパスして、
吉野にしだれ桜を見に行ったしあわせさんが
「時間があったから、舞洲に行ってきた」
と、パンフレットを持参で帰ってきたのです。
 
舞洲は、
数百万株のネモフィラが植えられています。
「きれいだったよー!」
その言葉を聞いて、決心しました。
 
「手を貸して! ネモフィラを植えるから」
花の台を除かして、地面を掘りました。
硬い地面の下は瓦礫。
貯めていた土を入れて、
ぎっしりとネモフィラを植え込んだのです。
 
 
 
傷んだ株は、もつれて、植えにくかったし、
伸びた茎が目立つけど、
何日かすれば、もっときれいになるでしょう。
 
今日は、この周りを、
もう少し色の濃いワスレナグサで囲みました。
 
 
これで、気のかかることは、
ひとつ解決です。
 
まだまだ、残っていますけどね。
次は、黄色のムルチコーレです。
なんとかしましょ!

贈る花

2019-03-15 20:41:13 | 種花広場で

今日は、卒業生への花を贈る日です。

何人のメンバーさんが来てくれていたやら。

作業場のハウスの中は、いっぱいでしたね。

 

ポットのリナリアを、緑の鉢に入れて、

セロハンで包んで、カードを入れる。

各学校ごとに、運んでもらう。

こんなのを作る。

何人か組むわけなんですが、

こんな時、わたしは、役に立たないですね。

セロテープを切ったり、

みっともない花を入れ替えたり、

ウロウロするばかりです。

こんな時のオバサンパワーって、すごいですもんね。

 

2時間ほどで、出荷完了して、ホッとしたら、

「お茶にしましょ!」

オイナリさんでしょ、ぼた餅でしょ。

天ぷらでしょ。

出てくる、出てくる・・・。

お昼ご飯も入らなくなるくらいたっぷり。

おばさんたちは、4時半に起きて、作って持ってきてくれたのです。

「今日は、お祝いやからね」

ややこしい後始末は、明日!

 

ほんとうは、

プリムラ・マラコイデス

こんな花を贈るはずだったんだけどね。

今年は、信じられないくらい出来がよかったから、

「ああ、こっちが良かった!」

なんて、声がしましたよ。やっぱり・・・。

”カブレる” それだけは、ダメだからね。

 

ついでに、ガーデンでは、

この花がいっぱいです。

スノーフレイクスズランスイセンと呼ばれています。

可憐だし、丈夫で、よく増えます。

だけど、なんだろうねえ、

もうひとつ、人目を惹きません。

ちょっと、かわいそうかも。

 

 

 


3月は、忙しい。

2019-03-02 20:10:12 | 種花広場で

今年は、ほんとうにあたたかいですね。

春出荷の花たちは、もう、株の根っこがいっぱい、いっぱいになって、

まだ、出荷まで、1ヶ月もあるのに、どうしようと、悩んでいます。

 

この花は、リナリア。

切り戻しをして、新しい芽を数本、出させて花をつけさせる。

そんな、ちょっと変わった育て方をします。

で、こんなに、花をつけたのですが、

花をつけると重たいので、倒れてくる…。

 

じつは、この花たち、小学校の卒業生に贈る予定なのです。

けど、それまで持つかなあと、ピリピリしてるのです。

 

わたしたちはこれを、“サクラソウプロジェクト”と呼んでるのですが。

もともとは、サクラソウ(西洋サクラソウ)を、贈っていたのです。

けど、この花の葉っぱは、アレルギーのある人は、かぶれることがある、

とわかりました。

アナフィラキシーになったりしたら、と思うと、

やっぱり、サクラソウはダメということになって、

リナリアになったのです。

だけど、みんなの気持ちには、もっと贈り物にふさわしい花があるはず…。

そんな思いがあります。

 

この季節に咲く花はそんなにはありませよねえ。

探しつづけましょうね。

来年も続けるつもりですから。


カラスのいたずら

2019-01-19 21:06:40 | 種花広場で

朝、種花広場に行ったら、まあすごいことに。

今、繁殖期なのかなあ、

カラスが、荒らしまくってるのですよ。

ポットを持ち上げ、中の株を引っ張り出し、下の地面に落とす。

それが、あっちこっちで、20株ほどが被害が・・。

これだけの数をやられたのは、はじめて。

 

カラスって、そんなに嫌いじゃないつもりだったけど、

これはねえ、なんとかしないとねえ・・・。

 

ギョリュウバイも咲いたけど、

この寒さでは、なんだか、ガサガサした感じ。

早く、春が来ないかなあ。

 

今日の猫たち。

ムギちゃんは、もう、人の目の前で寝るようになりました。

まだ、触るのには、手が届きません。

で、ナッチャンは、

遊ぼうかどうか、考え中。

 


パンジー、ビオラたち。

2018-11-04 20:55:30 | 種花広場で

種花広場の入り口を走り抜けていくのは…。

おや、珍しいお客さま。

わたしたちは、チュルリと呼んでいますが、

セグロセキレイ。北からの渡り鳥さんかな。

冬がやってくるんですね。

この独特の走り方、今でも、笑っちゃいます。

 

こうして、秋が深まっていくと、種花広場の植物たちも、

花を付けだしました。

特に、ビオラなどは、花畑を造るのかな、と思うほどです。

ただね、パンジーは、おおよそ800粒ほどの種を播いたのですが、

半分ほども残らなかったのです。

軟腐病が発生して、片っ端から、枯れてしまいました。

 

パンジーと、ビオラは、種類的には、ほとんど変わりません。

ただ、花が大きいのが、パンジー、小さいのがビオラ。

そう思っていたのですが、

もうひとつ、ビオラは、強いのですね。

いくらかは、消えましたが、

この強さのお蔭で、

なんとか、出荷株数は、確保できたと思っています。

 

そうそう、台風で壊れたビニールハウスが、復活しました。

こうした修理をしてくれるのも、

ボランティアさん。

技術がいるのでしょうけど、

1日がかりで直していただきました。

早速、成長の遅れているアリッサムを入れました。

 

冬の出荷、なんとか、目星が付きました。