yokonohananikki's blog

花と遊ぶ。

赤い実 ピラカンサとマンリョウとナンテン

2006-12-31 15:28:13 | 実もの
今日は、おおつもごり。
お天気はそこそこ、冬のごく普通の寒さかな。
けれど、とうとう、風邪に負けたみたい。
体の動かない年の暮れ。役立たずですねえ。
・・・風邪を引くって、本当に、久しぶりで、忙しいときは、絶対にひかなかった・・。
そんなものなんですね。
明日からは、寝正月で、治します。

だから、今日は、ガーデンに出かけていません。
昨日、こんなことだろうと、撮ってきた写真です。
ピラカンサです。



小鳥が食べに来るのですが、まだまだ、美しい赤い実です。
日本名を 「常盤山櫨子」(ときわさんざし)と言いますね。
(黄色のものは、タチバナモドキといいます)
バラの仲間ですから、鋭いとげを持っています。

ヒヨドリが大好きな実で、
このガーデンの西側に建っている「ヤンマーディゼル」の屋上に住んでるヒヨドリのものです。
多分彼らが種を運んできたのですから。



マンリョウ( 万両 )も、赤い実です。
この木は、誰が持ってきたのかなあ。
今年やって来た新顔です。
たぶん”はこびやさん”っちにあったものだと思います。
この春には、この赤い実、つまり、種を埋めてみようと思っています。
まず、洗って、種だけにして、5号鉢にみんな埋め込みます。
芽をだして、4枚葉がしっかりしてきたら、3号ポットに植え込んで、育てます。
夏は、日陰かな。
2年経ったら、少しは、大きくなるでしょう。
3年目には花を咲かせたいな。
それぐらいの気長な気持ちで、種まきをします。
いくつ、芽が出るのかな・・・。どきどき・・。これが、園芸をするものの楽しみですよ。

ここまで、書いて、もうひとつ、真っ赤な実があることを思い出しました。



ナンテン( 南天 )です。

この実のほうが有名かもしれません。
ナンテンは、「難を福に転ず」といわれて、
昔は、不浄な物を清めると、便所の傍に植えました。
また、この木が毒消しをするからと、この箸を、好んで使われました。

今でも、お赤飯には、この葉が必ず入っていますね。
明日のお正月にも、お重の端に飾りたい葉っぱです。

育て方が難しいわけではありません。
日陰だって、しっかり育ちます。
ただね、2・3年の経つと木になって、
やがて、ボロボロの幹の皮を、見せるようになります。

そのままでも、自分で新しい茎を上げて、更新していくのですが
やっぱり、少しお手伝いをして、
不要になった幹は切ってやりましょう。

そうそう、水は大好きですよ。
昔は、手洗いの水をかけてもらっていたのですから。

yokoは、風邪を引いてしまいましたが、
いろんなことに、挑戦して、
たくさんの友だちにめぐまれて、
すばらしい先生に、指導していただいて、
最高に、素敵な一年でした。

みなさまは、いかがでしたか?
yokoの日記を読んでいただいて、ほんの少しは、役立ったでしょうか?
いいえ、
「みなさまが、読んでくださっている」
それを心の杖にして、書いてこれたのです。
ありがとうございました。

そして、来年が、また、花に癒される年でありますように、
お祈りしております。
  来年もガンバ!です。又ヨロシクね。

バルボコジューム (スイセン 原種)

2006-12-30 16:09:15 | 
風がおさまっただけ、過しやすい朝でした。
と言っても、気温は、5℃もなかった気がします。


今日は、庭をうろついているうちに、
「遣ってしまおう」と、掛け声をかけて、
ハナショウブを結ぶことにしました。





葉っぱが少し枯れてきたら、
こんな風に、葉っぱを結んでいきます。
何のために?
冬から春にかけて小さなコナジラミのようなムシが発生します。

去年は、そのまま、枯らして、葉っぱを取り除いたので、
後からの新芽が、喰われてしまったのです。
つまり、この中にそのムシを閉じ込めて、
春になったら、一度に取り除いて、ムシの発生をおさえます。
木に巻く筵(むしろ)のような役目です。

今日中にみんな出来ませんでしたけど、
ちょっと、日差しが少なかったのは、まだ、青々していて、
くくりにくいので、年が明けてからになります。


で、今日の花は、昼が過ぎてから、わざわざ、撮りに行きました。
(忘れん坊なもんで、かばんに入っていなかったのです)





これは、スイセンの原種です。

バルボコジューム カンタブリカス
ギリシャ神話の”ナルキッソス”は、この花ではなかったかと思うような美しさです。
この神話の少年。
泉に写ったわが身の美しさに見ほれて、花になったという少年の名前が、
英名になっていますものね。

ニホンスイセンの原種だけは、ちょっと違うようです。
「寒咲きニホンスイセン」はシネンシスと呼ばれている種類で、
ただ1つ、遠く離れた中国が、原産地です。

いま、yokoたちが見る多くのスイセンは、
スイセンの交配に一生を捧げたある人が作り上げたものです。
いつか、この人のお話を書きたいと思っています。

どんな花にも、情熱をかけた人がいます。
そんな人のおかげで、今、素敵な花を見ることが出来るのです。
・・・本当に感謝です。

スイセン 満開 ガリール

2006-12-29 11:08:47 | 
今日は、ほんと、寒かったですね。
気温は、7度くらい?風も耳に痛いです。
といっても、今日は、まだ、ガーデンに行っていません。
風邪を心配してくれた相棒さんが、
「今日は、お休みしましょう」と言ってくれたのです。

それで、今日の花は、昨日の写真です。
一番初めに咲いてくれるガリールが、満開になりました。



この純白の花は、前にも書いていますので、
あまり書くことがありません。

冬の咲く花の中で、一番好きな花ですから、
満開の写真も、載せておきたかったのです。

yokoが見つけた咲いている場所は、3箇所。
バラの下から、いつ移動したのでしょう。

掘り返した土と一緒に行ったのかな?
今冬は、一度、名札をつけてみましょうか。

他にもあるんです。スイセンの種類。
何種類あるかぐらい知りたいですからね。

コロセウム・アイビー

2006-12-28 11:46:14 | 
どこまでも、灰色の空。風が強くて、このまま暗いままかな、と思うような朝。
落ち葉を掃いて、少し、見回って、おしまい。

今日から、ガーデンの生涯学習ルームはおやすみですから、
しばらくは、だれも訪れない静かな庭に戻ります。
もう、仕事も、ないですね。
それでも、来るのは、習慣だからでしょうか。

今日の花はコロセウム・アイビー
この頃は、ホームセンターでも見かけることがあります。





yokoがどこで手に入れたか・・・。
もう、3・4年前、蘭をいただいたとき、
鉢に種が飛んでいたのでしょう、芽を出し、拡がって、垂れて、
かわいい 5mmほどの花を、次から次に咲かせました。
当時は、調べても分からず、毎年、あっちこっちの花鉢に寄生して増えていきました。
それを、このガーデンで、育てることにしたのです。

冬も、気温が6・7度あれば、花を咲かせます。
育てるといっても、本当に丈夫で、何の苦労もありません。
ただ、花が小さすぎて、写真を撮るのが、難しかったです。
これで、我慢してくださいね。

もう1つ。肥後スミレが咲いていました。



去年、1株だけ買ってきましたよね。
けれど、夏には、消えてしまったので、諦めていました。
こんな風に、種が飛んで、花を見せてくれると、
本当に、いとおしくなりますね。

あーと、このスミレは、葉っぱがギザギザで、
てっきり、アネモネだと思っていたのです。

思いがけない花だったので、うれしくて。
これも、ガーデニングの醍醐味でしょうか。

ビオラ

2006-12-27 21:15:53 | 
昨日の夜は、大阪でもよく降りました。
これで、1週間は水遣りをしなくてすみますよ。

今日、出かけてみると、花たちは、生き生きしていました。
ヤナギ以外の木の葉は、もう、木には残っていなくて、
さすがに、”ヤナギに風”ですね、黄色く色づいたまま、頑張っていました。

今日は、見回っただけで、仕事は何もしませんでした。
気になるのは、萩を地ぎわから、切り戻すことぐらいでしょうか。

そうそう、年明けには、バラの剪定や、ビオラの植え付けがあります。

パンジーとビオラは、違うのか・・。なんて、よく聞かれますが、
答えは、花の大きさが何cmか以上だとパンジーなんですよね。
なんcmだったけ・・。
後で、調べておきます。
といっても、遺伝子が違うので、
ビオラの花をパンジーみたいに、大きくするなんてことは、できません。

でもね、花が小さいと、当然、養分は茎や葉っぱにいきますよね。
だから、ビオラのほうが、株が大きく、花数も多くなります。
あっ、これは、ちゃんと、気温があったときの話ね。

yokoが育てているビオラは、
1番はじめに咲いたのは、黄色。



それを追いかけるように白。



でもね、紫は、なかなか咲かないのです。
やっと、つぼみが上がってきて、1つ咲きました。
わあ、ボケた写真!明日、撮りなおしてきまーす。



やっと、植え込めるほどの大きさになりました。
ちょうどいい箱を見つけました。
それは、年明けのお楽しみにしましょう。

ほんとうはね、もう1色、かわいいビオラがあるんですけど、
まだ、株が小さくて、大きくなるのを待っているんです。
「アプリコット」色。
これも、いただいたのですが、
本当は、これを箱に入れたかったのですけど・・。


追記

ちょっと、調べてきました。
もともと、ビオラは、200年ほど前に、
「ビオラ・トリコロール」という野生種から、改良されたと、言われています。
どんなスミレだったか、
資料を見つけることが、出来ませんでしたけど。

さらに改良されて、現在のビオラ、パンジーが生まれました。
パンジーと呼ばれるものは、3cm~6cm以上のものを呼ぶようです。
でも、特別の区別はないようですね。