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yokonohananikki's blog

花と遊ぶ。

デュランタは、白花もある。

2011-11-30 20:55:19 | でかけてみたら


今日は、久しぶりのお出かけをしました。
いつもの4人組です。いや、今回は、8人組かな。
このお城は、岸和田城。

大阪の南部にあって、あの豪壮な引きまわしで有名な”だんじり祭り”の町です。
今、もっと有名なのは、
NHKの朝のドラマ「カーネーション」の町と言った方が早いですか。
今回は、花とまるで関係のない団体にのっかっての遊びです。
花の写真は、一切撮れませんでした。
ただ、この岸和田城は、サクラの名所。
真っ赤の美しいサクラモミジの写真が撮れました。



今年は葉が落ちるほどの寒さが来なかったので、
こんなに美しく、紅葉しました。
ガーデンのサクラは、半分以上散ってしまって、
すこしさびしいサクラモミジです。

まだ、モミジの紅葉はなくて、
ところどころで、イチョウが黄色くなり始めているところ。
大阪の紅葉は、12月になってから。
これは、温暖化が言われ始めてからの現象のような気がします。

困ったな、花の写真がない・・・・。
昨日の写真です。



この花は、昨日、すぐご近所で見つけました。
花の時期はそろそろおしまいです。

この花を見つけた時、
「やっと、見つけた!」という気持ちでした。
去年、夏の終わりくらいに、
種花広場の帰り道に、見つけたことがあるのです。

うーん、うーん、見たことがあるんだけど・・・。
だけど、はじめてのような気もする。
そう思っていたのに、
今年は、そのお家は、引越しをなさって、
庭は、コンクリートに戻っていました。

昨日、手にとって眺めました。
そうして納得しました。
はじめた見たけど、知ってる花でした。

デュランタ
紫に白の縁取りのあるデュランタ タカラヅカが一般的なのですが、
そう言えば、白もあると聞いたことがあります。

見たことがあるのは、やわらかいこの葉っぱ。
葉っぱから上がるつぼみの付きかた。
いえ、花の咲き方も同じなのですが、
花の色がまるで違っただけで、
知らない花になっていました。

この花は、大きくなります。
この月のはじめに、yokoのベランダの花をお見せしましたが、
鉢植えでさえ、60cmほどになります。
あまり切り戻すと、花が咲きませんし・・・・。

このデュランタは、熱帯地方の花なのですが、
大阪の寒さなら、十分冬を越します。

明日から、12月。
忙しくなります。
そして、ほんとうの冬が来るようです。
そろそろ、寒さの苦手な花を部屋に入れなければ。


葉ボタンでお正月を

2011-11-29 22:08:00 | 寄せ植え
ガーデンは、昨日、倉庫も移されて、空っぽ。
ただ、木々の緑の空間が残りました。

「静かだねえ」
「そうだねえ、カラスも変だと思ってるのだろうね。
このごろ、姿を見ないよ」
見上げると、陽ざしはあるのに、
どこかさびしいのは、冬のせいかしら。

今日は、また、講習会のお手伝いに出かけました。
お正月を迎えるための寄せ植え」。
松竹梅かな、と思ったけど、
今回の材料は、



紅白の踊りハボタンヤブコウジナンテン。それに、フキタンポポ
最後に、石と、コケ。
もう、こうして集めるだけで形ができそうなんですけどね。

踊り葉ボタンと言うのは、育てている途中で、根元で切って、
3本から5本ほどの新しい茎を出させたハボタンのこと。
葉ボタンが踊っているように見えることから踊り葉ボタン。
さすがに、商品は、見事な踊り様です。
yokoたちの作る痩せた踊り葉ボタンとは違います。

鉢も陶器ですから、見栄えがします。
ところで、今回は、葉ボタンで作るのですが、
非常に倒れやすい。
しかも、この鉢の中で、日本風な庭を作るのですから、
しっかりと締まる土が必要です。
それで、山土とか真砂土とか呼ばれる細かいめの土を使います。
小学校などで、運動場を作るあの土です。



これは、講師の先生の作品。

葉ボタンの高さに差をつけること。
添えになるナンテンや、ヤブコウジを前面に出さないこと。
そして、石をど真中に入れないこと。

およそ50人の方々が、それぞれの感性で作りました。
そうしたらね、50通りの葉ボタンの顔ができたのです。
みんな違う。
普通の寄せ植えだと、似たり寄ったりなんですけどね。

なんだろう、と思いました。
もちろん、植え方はそれぞれ違うのですが、
やっぱり、石の置きかたでしょうか。
空間の取り方でしょうか。



生徒さんの作品です。
葉ボタンの向きが反り返っていたりするのですが、
でも、元気で、生き生きしています。

今回の講習会は、ほんとうに楽しかった。
お手伝いと言いながら、
つい手を出してしまいましたが、
ほんの少し、石の向きを変えたり、
葉ボタンの高さをかえたりするだけで、
ぐーんと、表情が変わります。

お正月に、松竹梅は、しんどいけれど、
こんな葉ボタンの寄せ植えも、すてきだなあ、と
ほんとうに思いました。
yokoも作ってみようかしら。


最後のツバキの季節

2011-11-28 21:13:20 | 樹木
曇り空のまま、夜になってしまいました。
うすら寒いような、
あまり元気が出そうもないお天気でしたね。

今日は、地域の人たちが使う研修室や、倉庫などの引越しの日でした。
用事があって、行かなかったけれど、
明日からは、新しいガーデンを作っていけます。
引越しの邪魔になりそうで、
運んだ植物は、みんな隅っこに避難していましたから。

朝は、もとのガーデンで、運ぶことのできない木などにお別れを言いました。
その中で、
「これから咲くよ、もうちょっとだけ待ってよ」と1輪2輪、咲きだしたのはツバキ




毎年、絞りのすてきな花を咲かせて楽しませてくれました。
この木を見て、相棒さんは、
新しいツバキの苗を買ってきては、鉢に植えていました。
小さなツバキは、何本あるのかな。

けど、このツバキの挿し芽苗はありません。
ツバキの挿し芽時は、梅雨明けのころ。
冬に向かうころでは、まず根が出ないでしょうねえ。

このツバキの品種は何だろうと、ずいぶん探したけど、
何千種類では、
今では、何万種類かな、見つけることが出来なかったのが、心残りです。

後何日、この庭に出入りできるのでしょうか。
やっぱり、もう1本、ロウバイの花も、もう一度見たいなあ。
もう、つぼみがかなり大きくなってきていますから。

それも、やっぱり、
「なるようにしかならない」
そう言うことのようです。






ガーデンガーベラもお引越し

2011-11-27 21:29:55 | 
昨日は、余裕だったのですが、
見て歩いているうちに、
「これも持って行かなくちゃあ、
これ、置いていくの可哀そう」
なんてことになって、
今日は、掘り上げの日になりました。



今回は、大きな鉢に植えつけます。
これは、掘り上げたものの一部ですが、
右側の大きな鉢は、50cm以上あります。

地植えにしていて、根の大きなものは、
これくらいの鉢が必要になってきますね。
たとえば、ボタン(牡丹)。たとえば、シャクヤク(芍薬)など。

奥の大きな鉢には、ガーデンガーベラが入っています。
買った時、1年で3倍や4倍の大きさになると書いてありましたが、
ほんとうに、4倍ほどになりました。
ただし、ほとんど、花は咲かなかったですね。
10号の鉢には、収まりきらなくて、
2つで大鉢に入って、いっぱいです。





確かに、家のガーベラも気温が落ちてきてから咲き始めましたが、
これだけの株の大きさになって、
これだけの花ですか、
って、聞きたくなるほどの花の大きさなのです。

ガーベラは、水が好きで、肥料が好き。
半年育てると、株分けができるほどに育ちます。

超お勧めの花なんですが、
大好きな色を選びましょうね。
2年、3年経つと、ちょっと飽きてくる可能性が。

丈夫な花は、それが難点かも・・・。







嵯峨菊を見つけて

2011-11-26 20:09:00 | 
気温が上がってくると言うのですが、
夕方、買い物に出かけたときには、
もう、空気は冷たくて、手袋がうれしい季節になりました。

種花広場では、
パンジー、ビオラは、すべて出荷いたしました。
取りに来てくださる方には、
「もれなく付いています!」といって、
おまけに、葉ボタンをお渡ししました。

今年の気温が影響してか、
なかなか葉ボタンの中の色が付いてきません。
まだ、見栄えが良くないのです。
「大丈夫です。お正月には、見事な紅白の葉ボタンになっています」
なんて、保証を入れているのですが、
・・・ちょっと、不安でもあります。
株だけは、おおきく、見事なんですが。

さて、ガーデンでは、相も変わらず、鉢を運んでいるのですが、
ちょっと気持ちに余裕もできて、
庭の隅々を見て回りました。



「まあ、これサガギク(嵯峨菊)だよ」
もう、絶えてしまったと思っていたのが、
思いがけない庭の奥で、思いきり花びらを開いていました。

「置いていかないで」そう言っているのかもしれません。
よく見つけたなあ、とも思いますし、
水もろくに貰えないで、生き伸びたなあと、感動もしました。

キクは、手を入れないと、どんどん野生化して行くのですが、
このキクは、十年一日、姿を変えていませんでした。

嵯峨菊には、独特の鑑賞の仕方もあるのですが、
今は、ただ、咲いていてくれたことがうれしい。

連れていきましょう。
新しいガーデンでは、鉢植えになるでしょうけど、我慢してください。
代わりに、新しい挿し芽をして、
生きやすいように、手を入れていきますよ。