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yokonohananikki's blog

花と遊ぶ。

バラの剪定。H T (ハイブリット・ティ)の場合。

2014-02-25 21:52:03 | インポート
暖かかったですよ。
種花広場に着いた時には、
「わあ、暑いくらいだよ」と言って、みんなに笑われました。
で、上着を1枚脱ぎましたからね。


今日は、バラの剪定を。
2月中ということだったんだけど、もう、芽が動き始めていました。




このバラは、熱情。真っ赤な花が咲きます。
以前、自分たちで、接ぎ木をした株です。


">

この枝で、切り方を見てください。
一番下の外側の芽を探します。




7mmほど、芽の上を切りますが、
反対側は、芽にかかっていないこと。




4本の幹を残して、ここまで切りました。
もしかして、芽吹かなかったら、その枝は、枯れてしまいますので、
4本あってもいいかと。
(普通は、2本~3本)




根をほどきました。
上の枝を切ったら、根も切りましょう、と。




洗って、ここまで、切りました。



消毒液に浸けます。



植え込みました。
土は、今回は、培養土5・赤玉土・3・腐葉土2くらいかな。
それに、マグアンプK緩効性肥料)を混ぜています。
オルトラン(殺虫剤)は、空っぽだったので、改めて入れます。




土の部分をお見せしましょう。
忙しさに、すぐ忘れるので、
さっさと、3ヶ所にボカシ(有機肥料)を入れました。
ボカシの肥料は、ゆっくりと溶けて効いてきます。
今、置いたら1週間から10日くらい経ってから効きだすので、
ま、いいでしょ、ということになりました。


バラは、冬の間に、思い切った剪定をします。
それは、これから1年、枝を伸ばしていく基礎になります。
丈夫な枝を、できるだけ短く。


そして、上を切ったら、根も切る。
そのために、必ず、植え替えます。
”手間のかかる”のがバラ。
それは、覚悟で育てる花です。






寄せ植えの講座 2つ目。

2013-11-29 20:46:57 | インポート
この1週間は、ほんとに、忙しかったのです。
この時期になると、
女性会の行事として、クリスマスや正月の寄せ植えをつくる講座が開かれます。
私の担当は、4つかな。
今日がその2つ目でした。






スィートアリッサム



プリムラ・ジュリアン



キンギョソウ



 ゴールドクレスト

あれっ、パンジーを撮り損ねてる。
まあ、それは許していただいて、5種類の花を植え込みました。


スタンダードな冬の花の寄せ植えです。
ゴールドクレストは、ヒノキの仲間ですが、
ほかの、キンギョソウ、プリムラ・ジュリアン、スィートアリッサムは、多年草です。
といっても、肥料をあたえたり、切り戻したり、
夏は、涼しい場所に移動させたりして、やっと、多年草になるのです。
じつは、本来のパンジーも多年草だったのです。
けれど、日本の夏は、暑すぎます。
30℃を超える日が2ヵ月も続いたら、生きてはいけないのです。


さて、講習では、植え方を説明して、植えてもらったら、
そのあと、家での管理をお話しします。
特に、肥料の与え方。
その中でも、液体肥料の使い方を念をいれて。
液体肥料は、薄く、薄くして使います。
説明としては、
ふたに1mm~2mm(1円玉の厚さ1枚~2枚)の液体肥料を量ったら、
4Lのジョウロの水にいれて使います。
これが、2000倍。
水代わりに底から流れ出るまで与えます。
この肥料の薄さなら、どんなときでもOK。
花が咲くものなら、なんにでも使えます。
そして、リン酸分が多いので、
よく花が咲くようになります。


まあ、まずは、水遣りをたっぷりして、
受け皿に水を溜めないこと。
それから始めましょうと。


明日は、3つ目の講座を開きます。




早咲きのサザンカ

2013-11-06 21:04:41 | インポート
やっぱり、朝の寒さは、冬が近づいてきてるなあ、と思います。
明日は、立冬だしね。


今日の午後は、”寄せ植え”の講習会の講師をしました。
写真を撮ってくるのをすっかり忘れたけれど。
花は向こうの指定ですから、
花の性質などの説明と植え方の実演かな。
サザンクロスとカルーナ、シクラメン、パンジー、プリムラ・ジュリアン。
最近の一番スタンダードな寄せ植えでした。


自分で花を選ぶとなると、たいへんだけど、
説明だけならね、そんなに難しくはありません。
けれど、自分で花を探すという講習会も12月にあるんです。
今は、見積もりをとったり、打ち合わせをしたり、
なかなか、OKが出ないし、
ただいま、奮闘中です。


ガーデンで。





サザンカ。私には、ツバキの妹分に思えるんですけど。
このサザンカは、早咲き。
だいたい、サザンカのほうが、ツバキより早いですね。
なかには、春咲きのものもありますから、
一律には言えないのですけど。


去年の花後に、剪定しましたから、
樹形がまーるく、まとまっています。
そろそろ、花が終わるころ、ビュンビュン枝が伸びてきます。
早めにカットするのが、来年の花を楽しむコツですね。


いつも、咲きはじめたらうれしくて、載せてしまうのですが、
今度は、いっぱい咲いたところも、お見せしたいと思っています。





ナッチャンのその後。

2013-10-17 20:44:24 | インポート
急な寒さです。
気温は、11月だって。
ナッチャンは、寒いと自分の場所に引きこもってしまいました。


それで、今日は、カメラを種花広場に忘れてきてしまいました。
花の写真がありません。
お休みさせてください。
その代わり、暴れん坊のナツの写真を入れておきます。
家に来て、1ヶ月半。
「えっ、まだ、それくらい?」
来た時の体重は、250g。
今は、1kg。 4倍に大きくなっています。








もう、すっかり家族の一員で、家じゅうを走りまわっています。
いま、興味津々なのが、植物とお風呂。
植え替えなどをしていると、土の中に潜ると言いますし、
葉っぱを噛むと聞きません。
毒草もありますしね、食べる癖はつけたくありませんので、
食べてもいい草を見せるのですが、
「そんなん、ちゃう!」。
ビビもチャーも、大好きな葉っぱだったのだけど。


お風呂は、覗きに来て、入っている間中、傍にいます。
たぶん、水が好きなんでしょう。
手を伸ばして、水を触ろうとしては、手を振り回しています。


小さな猫が、日に日に覚えていくことが増えていくのを
見守るのは、楽しいことですね。
籐の箪笥を駆け上がり、上のものをかったぱしから落とすし、
手を出すと、大喜びで、噛みまくります。
悪いことなら、何でもあり、のナツだけど、
いつも、笑い声と、安心をくれます。
かわいい天使ですよ。ほんとうに。





秋のギボウシ。

2013-10-01 22:03:46 | インポート
陽の沈むのが早くなりました。
雲のない空は、その輝きを隠すこともなく、あたりを真っ赤にそめて、
西の空に隠れていくのです。
人が西方にあこがれを抱くのが、わかる気がします。


10月になって、パンジーのポット上げが始まりました。
まだ、根の張りは、足りないけど、
今月の忙しさを考えたら、待ってはいられなかったのです。
しかも、2000ほどの数があるのです。
男の方に、
ポットに入れる土を作ってもらって貰うのですが、
作っても作っても、追いつかない。
「明日の分も作って置いてください」。
土の配合は、
タキイの培養土 1袋
赤玉土      1袋        
腐葉土      半袋
マグアンプK、オルトラン、パーライト 各少々。


贅沢な土ですよ。
いうならば、羽根布団。
なにしろ、素人が作るのですから、
土だけはこだわらないと、ね。






種花広場には、”はならんまん”で使った植物を植えた一角があります。
そこに紫の花茎をのばしているのを見つけました。
だれか気が付いたかなあ、
日本の花は、引っ込み思案です。


花の名前は、ギボウシ
この花は、春に花を咲かせるのものと、秋に咲くものがあります。
本来、葉っぱの緑を楽しむもので、花は二の次でした。
だから、その葉っぱは、筋が入ったもの、斑の入ったもの、葉っぱが波打つもの、捻じれたものなど、
ほんとうにさまざまの”芸をする”ものがたくさんあって、
昔から、愛されてきたのですから。


この葉っぱは、黄緑で、筋が入ってるけれど、
わりあい、ありふれたものです。
”はならんまん”で使ったときは、小さなものでした。
ここに植えたときもね。
けれど、年を重ねるにつれて、大きくなって、
今年は、花まで大きくなっていました。


日本では、他の植物がいっぱいありますから、
それほど、使われることはありませんが、
外国では、ホスタと呼ばれて、
庭園を造るのには、なくてはならない植物のようですね。
やはり、大きくてダイナミックな品種が好まれますから、
アメリカやイギリスなどで品種改良も進んでいます。


もっとも、私は、
小さくてかわいい葉っぱを木の下からのぞかせている、
そんな風情が大好きなんですけど。