yokonohananikki's blog

花と遊ぶ。

カーネーション?

2006-10-31 18:14:14 | 
しばらくは、雨が落ちそうもありません。
けれど、朝晩は、気温が16度をきるようになりました。半そででは、ちょっと、寒いですね。

ガーデンの花は、鮮やかさを増します。
今日は、こんな花を見つけました。



もろ、ナデシコッという感じですが
この株は、母の日の、あの赤のカーネーションだったものです。
もちろん、カーネーションはナデシコの仲間ですが、
色まで、退化するとはねえ。

つまり、このナデシコを改良して、あの八重のフリルのカーネーションができたのでしょう。
えっ、この花がカーネーションであったときですか?
4年前ですよ。
これをもう一度、あのカーネーションに戻すのは、
yokoにはできません。
また、あたらしいカーネーションが必要ですね。

ついでに、見っけたもの。



トランペット・・といっても、ダズラのほうですが、
こんな種が、ぶら下がっていました。
取り播きにするつもりで、袋で、包みました。
いつ、落ちてきても良いように。


[ 番外編 ] スワン河クルーズからロットネスト島へ

2006-10-31 11:39:41 | でかけてみたら
昨日の「奇岩群 ピナクルズ」で、書き忘れたことがあります。
書きたくはないのですが、やっぱり、強烈な出来事でしたので・・。

蠅(ハエ)が多いのです。いや、群がってくるのです。
ここの乾燥は、「鼻くそが、粉になって落ちてくる」と、友だちが言ったほど。
水分を取らないと、救急車行きです。
(ちなみに、1回の救急車の使用料は、8万円かかるそうです。ミネラルウォーター266本買えます)

そのうえ、植物たちは、蒸散を減らすべく、杉のような葉っぱをしていますから、
蠅たちは、水分の補給が大変なんです。
そこへ、水分99%の人間が行くと、どうなるか・・・。
くちびる、鼻、目など、粘膜を狙ってきますから、うるさいのなんの。

でも、とっても小さい蠅ですから、ちょっと風がふくと、飛んで行ってしまいます。
yokoたちは、サングラスをかけて、大きなハンカチで覆面をしたりと、
西部劇のような、怪しい格好で、扇子(必需品です)であおいだり。
「強風を取るか、蠅をとるか」
みんな、風で、帽子が飛ぶ、頭がクシャクシャのほうがいいですと!

もっとも、ミツバチよけみたいな網のかぶりものを売っていました。
「蜂がいるの?」なんて言っていましたが、
蠅対策品だったのですね。いや、必要品ですよ。ほんとうに・・。

さて、3日目のお話しに入ります。

スワン河をクルーズしながら、ロットネスト島へ。
下の写真が、船着場です。バックは、パースの高層群。
と言っても、数えるほど。
みえるだけで、すべてです。
では、出発です。







上の建物は、50億円ですって。
なんと、この間は、使用人のために、1億の建て増しをしたそうな・・。
パースでは、1等住宅地は、河の見える場所。次が湖の側。そして、海のはた。
水にどれだけ飢えているか、わかるでしょ。



この場所は、フリーマントルの波止場。
実は、初日に来てるんですよ。イギリス風の古い建物を見に。
でもねえ、ジェラートの美味しそうな店を見つけて、潜り込んでしまったんです。
20種類ぐらいあって、ほんとうに、おいしかったから、
観光を忘れちゃいました。

ところがね、この船着場のお兄さんたちが、そろって、あんまり、ハンサムだったモンで
みんな、よろこんじゃって・・。
おかしいなあ、yokoの写真にはふたりしか、写ってない・・。
あ、真ん中のおじさんは、ちがうよ。
ここのマスターみたいで、カッコいいヒゲを伸ばしてました。
「さよならー。グッドラック!」
って、手を振ってくれていましたねえ。

ここからの写真は、ロットネスト島です。
もう、言葉が出ないほど、美しいインド洋です。
yokoの腕では、100分の1も、表現できていませんが
雰囲気だけでも、味わってください。













イルカやクジラの潮吹きにも、出会いました。
この島は、周囲40キロほど。サイクリングを楽しんでいるのは、お年寄りから、子供まで。
海からの強烈な風に、ここの木は、みな内陸に倒れて、それでも、細い葉を茂らせています。
島内にある湖はすべて、塩湖です。
たった1つあった真水の湖は、もっとたくさんの水をと、掘り進んだら、
塩水が噴出して、人が住めなくなりました。
今は、観光に従事する人が、住んでいるだけです。

そうだ、忘れるところでした。
この島が、ロットネスト(ネズミが住む島)というのは、
この動物がいっぱい住んでいたからです。



クォッカといいます。今は、ほとんど、この島にしかいない動物です。
ネズミではなく、ワラビー(小型のカンガルーの総称)の1種です。
かわいいし、逃げないので、観光客は、つい手を出しますが、
草以外のものを食べると、死んでしまいます。
だから、ずいぶん減ったそうです。

時々、人間の身勝手さで、生物の生態系を壊していると悲しくなります。
でもね、この過酷な自然の中で、
より良く生きようと頑張っている人たちもまた、自然の中の1員であるのに違いありませんよね。

ここまでで、ロットネスト島の話しは、終わりなんですが
yokoたちグループの、”旅は楽しい”のはなしも・・・。

フリーマントルで、かっこいい男の子たちの話しをしましたね。
でもねえ、船の中にもいたのですよ。トム・クルーズ顔負けのカッコいい男の子が・・。
船員さんだったのね。
何度も、通り過ぎていたのに、気がつかなかったのは、
目がボンクラしてたのね、きっと。

友だちは、デジカメがいっぱいになったからと、
データを捨ててまで、写していました。
あげくに、一緒に撮りましょうと、ツウショット!
「ハウ オールド アー ユー?」
っわー、わ、わ、19歳!

yokoだって、ポケットに写真がなかったら、ツウショット、撮りたかったなあ、なんて。
19歳の彼は、頬を赤くして、自分だけと言うのが悪いと思ったのかな、
もう、一人の青年を連れてきてくれました。
こっちは、もう少し、年上。自分の目を信じるなら26歳かな。
どこに隠していたの、というような、いいオトコ。(こんなこと書いててイイのかな)
船を下りるときには、
「グッバーイ・・」
恥ずかしそうに、言ってくれました。

ああ、ほんとうに、大阪のおばちゃんって、しょうがないいナアって、思った?
けど、旅先でのコミュニケーションは、”旅の調味料”。
澄ましていたら、味付けが薄いですよ。

ガーデンは元気!

2006-10-30 18:16:58 | 実もの
いいお天気!過ごしやすい気温。
北の高気圧の通り道になっているようですね。
この気温の高さは、10月末ではないですよ。

今日の作業は、日陰で耐えていた花たちの大移動です。
光の中に戻したら、水遣りです。
枯れたものが、1つもなかったことが、うれしかったです。
それに、あの暗さにもかかわらず、花を咲かせていたのにも、感動です。



バラの花から、yokonohananikki'sを、再びはじめましょう。
これは、プレイボーイという名前がついています。
この花色が、とっても好きなんです。

そして、みのりの秋は、ヒメリンゴ



柚子も実っていました。
もう、使えそうですか?


明日からは、球根の植え付けをしなければね。
11月は、また、忙しくなりそうですよ。





[ 番外編 ] ピクナルス ( 奇岩群 )

2006-10-30 14:54:32 | でかけてみたら
ピナクルスは、パースから250km。往復で、大阪~東京ほどを走ります。

オーストラリアでは、普通の道路、ハイウェイのほかに、フリーウェイがあります。
道路は、すべて、無料。通行料などありません。
けれど、このフリーウェイのフリーは、「信号がない」という意味。
好きに走りなさい、ということです。
制限速度は、110キロ。観光バスは、100キロ。
道のところどころに、電話box(箱はありませんが)があるので、
変だなあ、と思ったら、都市部を出ると、携帯は地域外になるのです。
ガソリンスタンドだって、100キロほどは、ありません。
夜は、真っ暗ですから、車のライトだけ・・。
しかも、カンガルーなどは、夜行性ですから、いつ、飛び出してくるか分かりません。
だから、よほどの用事がない限り、この道は走らないそうです。

yokoたちを載せた観光バスは、ひたすら、走りました。
走りすぎたのかなあ、ヤンチェップの公園で、コアラを探している間に、
空気が抜けちゃって、ダウン。
別の観光バスが来るまで、ワラービーを見つけたり、お年寄りのゴルフに
「ナイスショット!」とあそんでみたり。
フルーイ型のおんぼろバスで出発したのですが、
ガタガタ音はするし、設備はなーにもついてないし・・。
けれど、このバスも、帰りつく頃には、絶好調みたいだったですけど。

では、ピナクルスの写真です。







ピナクルズでは、砂の中からこんな花が咲いていました。



そして、お気に入りの岩が、これです。
誰が誰にあまえてるのでしょう。
yokoがあまえる人は、ひとりなんですけど・・。




[ 番外編 ] wildflowers ( ワイルドフラワー )

2006-10-30 14:13:35 | でかけてみたら
西オーストラリアの花は、みんな、自分で生きています。

透明な日差し、乾いた空気、強い横風。
ここでは、yokoの庭の花は、生きてゆくことは不可能だと思いました。
オーストラリアでは、「水」がとても貴重なのです。
水遣りは、週に2日しか許されていません。しかも、朝早くか、夜遅く。
写真に撮られて、警察に届けられると、罰金だそうです。

だから、ここの花たちは、冬の雨期に降る雨だけで生きているようなものなのです。
ローズマリーのように、葉っぱが細くて、
地下深く根を伸ばす植物だけが、生きてゆけるのです。

そんな風土の中で、たくましく、色鮮やかに咲く花たちを
ワイルドフラワーと呼びます。
日本風に言えば、雑草というのでしょうが
「ワイルドフラワー」という言葉には、
畏敬がこもっていると、思うのはyokoの勝手かしら?

2日目の観光は、奇岩群ピナクルズ
その途中の道端に咲く花たちを紹介しましょう。