10月14日は、入船陽介くんの誕生日を、
皆さんお祝いしてくださって、本当にありがとうございました。
陽介ちゃんも、心から喜んでいました。
陽介ちゃんと共に、こんな日がまたくるなんて、夢のようでした。
50歳になっても、まだまだ、若々しく、初々しく、
元気な笑顔いっぱいの陽介ちゃんを、
これからもよろしくお願いします。
陽介ちゃんからメッセージが届きましたのでアップします。
写真は、当日の様子をfacebookから、いただきました。
ありがとうございます。
今日も素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています 。
以下、陽介ちゃんから。
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ども、ドロです!
のっけからライブ後の誕生会に残っていただいた方限定のギャグでスイマセン。
ライブが終わって誕生会も終わろうとしていた頃、久保田先生に太宰治『お伽草紙』から「カチカチ山」の、ウサギを若くて美しい処女、ウサギに成敗されるタヌキをウサギに恋した中年男になぞらえたというお話をしていただいて、
「タヌキはウサギに恋してただけなのに、歳とって汚いってだけで泥舟で沈められてしまったんだね。」
という、、、50歳の誕生日の締めになんてぴったりのお話しでしょうか!
イリフネくん改め、ドロブネくんとして、ピチピチじゃなくなってしまったこのジジィとしてのこれからの人生を、負けずに強く生きて行こう。
沈まない泥舟になってやる(笑)。
ライブのMCでもちょっと話しましたが、最近若いイケメンを撮影することが多く、50歳にもなると親子ほどの年齢差をなんとか埋めようとこちらも必死になるしかなくて、先日も沖縄ロケでとあるイケメン俳優に、
「どういう娘が可愛いと思う?」
みたいな感じで男子トークを持ちかけると、堀北真希さんが可愛いというのでスマホでネット上の画像を検索しながら、
「マジ天使!」
と二人で盛り上がっていると、逆にこちらの好みを聞かれたので、
「あ、俺はね、断然!有村架純!めちゃめちゃ可愛いと思う!脚も綺麗でね!口元も、、」
ってその場のノリに合わせてはしゃいで答えてたら、遮るように
「あの、、、年相応の相手を答えてもらっていいですか。」
と引き気味に言われて、それまで意識してなかったのに、
「あぁ、俺はジジイになったんだ。50歳になるんだ。有村架純ちゃんに恋しちゃいけない歳なんだ。。。」
と、若者から冷酷にも、逃避していた現実を突きつけられたのでした。
だがな、、、若者よ、、、君は知らないだろう、俺には、高校時代にタイムスリップして、はしゃぎまくれる場所があるのだよ。
というわけで(笑)、やっとお礼を書くところにたどり着きましたよ。
14日のライブ、盛り上がりましたね!!!
集まっていただいた皆さん、本当にありがとうございました!!!
YOYO部の息も、サポートのNaoちゃんとの息も、回を重ねるごとにピッタリと合ってきて、とにかく楽しかった!
ステージにさえ上がってしまえば、我々はいつでも高校生に戻れるし、お客さんも「あの頃」に戻ってくれてる感じがして、すごく楽しいです。
これこそ、長くやってるバンドの醍醐味!!
しかも、親子で見に来てくださった方もいて、何て素敵なことでしょう!!!
バンドマン冥利に尽きる!!
もうね、若いイケメンになんか全然負ける気がしねぇ。(笑)
誕生日プレゼントもたくさん!!いただきました。
美味しいお菓子からマグカップからカレンダーから洋服類から色々いっぱい!
50歳の誕生日にこんなに祝ってもらえるとは、、、普通なかなかないですよね。
幸せです!
どれもこれも、本当に嬉しいです。大切に食べたり使わせていただきます。
そして、超巨大な『バースデイ・フランスパン』!
Naoちゃんの言う通りそのまま食べても確かに美味しいけど、僕は翌朝パンの上にジャコをのっけてオリーブオイルをかけてチーズをのせてトーストしました。
「うまいぃぃぃ!!!!」
まいうーですよ、まいうー。これ、残りを冷凍して、御殿場でボローニャソーセージを買ってきてもう一回食べよう。絶対うまいはず。
素材のままが一番などと「若い」Naoちゃんに言われちゃいましたが、いやいやいや、色々のっける良さをNaoちゃんにも「おじちゃん」が教えてやるぜ。
ここまで読んでて、若いヤツらへの対抗心で痛いジジィになりはしないかとご心配される方もいらっしゃるかもしれません、が、大丈夫です。僕にはそれが、内側からあふれるエネルギーになってる感じで、えらく楽しいんです。
撮影現場でちょっと筋肉自慢の若いイケメンタレントを大胸筋の差で圧倒してやったり、どこまでも続くスタミナを見せつけてやったり、若者に対して大人げなく接するのが相手にも自分にも、なんだかんだ言いながら最後にプラスになってる気がして、うまくハマった時などはとても気分がいいんです。
友人に最近もらった「腹筋ローラー」で鍛えて、次の夏は腹筋でも圧倒してやるぜ!
待ってろ!若者よ!
また、話が横道に逸れましたが(笑)、、、
誕生日ライブは実は今回が初めてじゃなくて、1985年、10月14日、The東南西北のデビュー前のファーストライブもそうでした。渋谷egg-manにお客さんが目一杯でみんなで酸欠状態になっていたことと、田舎から出てきた自分たちにとっての最初の一大事なので、僕の誕生日どころじゃなかったことをよく覚えています。
30周年記念イヤーで活動に再参加させてもらって、次のン十年を予感させるような31年目の10月14日という日に、M’sカンティーナでまたみんなでライブで盛り上がれて、そこには、当時少女だったファンの娘のさらに娘さんが見にきてくれていて、加えて50歳という節目をも祝ってもらったのは、、、本当にミラクルだなーって思います。
ライブに来れなかった大池さんと伸吾くんからも当日朝お祝いのメッセージをもらったし、ファンの方からも久保田くんのブログなどを経由してたくさんメッセージをいただきました。
もしかして、人生で一番幸せな誕生日かも。
音楽を、バンドを、やっててよかった。
『五十にして天命を知る』
これは、最近久保田先生から教えていただいた言葉です。
感謝の気持ちを込めて、音楽や映像で何かお返しができるようこれからも頑張ります!
本当にありがとうございました!!
(ドロブネくん改め)イリフネヨウスケ