『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
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2009年9月6日(日)

2009年09月06日 00時00分01秒 | Weblog
日曜日は、
朝6時からの「日めくり万葉集」(再放送)の後に、
6時25分から、「アジア語楽紀行」という5分間の番組をやっていて、
それも、このごろは、楽しみに見ている。

ちょっと前までは、タイ語をやっていた。
チェンマイの様子など映る。
20年ほど前に、一人で、
なんの計画も立てず、タイに旅行し、
バンコクから、歴代の都をさかのぼる形で、
チェンマイにも行った。
とにかく、暑かったのを覚えている。

2週間弱の旅行でも、タイでは、
バンコクで、ほぼ同年齢のお寺の青年や、
チェンライという、チェンマイからさらに北に行った街では、
中学生ぐらいの子供たちなど、友達もできて、
まったくわからない言葉でも、
少し、耳馴染んだところがあったのか、
番組を見ていても、懐かしく感じたのであった。

番組では、タイの次に、トルコを数週間。
イスタンブールの壮大荘厳なイスラムの寺院が映ったり、
一般的な家庭の食事の場面が映ったり、
トルコの言葉は、まったく馴染みがなくて、
僕は、さっぱりわからないのに、
テレビの中では、その言葉で普通に楽しそうに、
会話していたりするのが、ものすごく不思議なのであった。

トルコの次に、ここ数回は、ネパール。
今度は、「ナマステー」と手を合わせて挨拶するから、
その場面は、知らなくはないなぁ、と、
トルコよりは近いんだなと、思うけれども、
そのほかは、やっぱり、さっぱりわからないし、
見たこともない街の様子など、
もし、そこに自分が立っていると思うと、心細くなるぐらいで、
面白いのである。

時々聞こえる、「デレイ」という言葉が、
どうも、「大変に」、「とても」、という意味のようで、
広島弁なら、「ぶち」にあたるところであろうか。
でも、「大変に」というのを、「でれい」みたいに言う方言を、
どこかで、聞いたことがあるような気がする。
岡山だったか、どこか。
ま、その「でれい」とネパールの「デレイ」は、
関係はないのであろうけれど、
これも、不思議な感じであった。

やはり、ネパールの一般の家庭の食卓の場面が出てきて、
家の人たち皆で、ちょっと恥ずかしそうに、
テレビ用に、食事の時の会話をしている感じが、
ほほえましくもあり、こちらもくすぐったいようで、
ちょっとした泣き所であった。

7時から「ぼくらの時代」。
3人の著名人のトークが楽しい番組で、
これも、ずっと楽しみに見ている番組なのである。

平日は、「めざましテレビ」を、6時半ごろから、7時半ごろまで、
見るだけで、あとほとんどテレビを見ないのに、
日曜の朝は、好きな番組ができた。

ちょっと、長くなったが、
今朝の「ぼくらの時代」で、タイのチェンマイの話題。
話していた3人は、映画の撮影で1ヶ月いたそうで、
すごく良かった、ということであったが、
僕は、あの暑さを思い出し、
1ヶ月も、となると、めまいしそうになったのであった。

洋司