いーちんたん

北京ときどき歴史随筆

定州4、清真寺、中国風モスク

2016年06月04日 13時13分34秒 | 河北・定州府
定州の清真寺、モスクです。



















創建はいつのことか、正確な年代は不明ながら、
少なくとも元の至正8年(1348)には、再建された記録があるという。





  


通りに面する門楼のほか、敷地内のすべての門、建物は、
元代のレンガアーチ梁なし構造がそのまま残っているとのこと。
国内でも貴重な建物だそうだ。







この石碑二つはどうも、近代のものみたいですね。

『重修礼拝寺碑記]という元の至正8年(1348)付けの石碑は、
漢文で書かれた中国で最も古いイスラム教の石碑になるそうです。
ちゃんとチェックしてへんかったー。









 









扁額をアラビア語で書くというのは、独特ですね。




この日は、何かの集まりの日だったのか、
後ろの食堂のようなところで、大勢の人たちが食事をされていました。

このモスクが今でも地元の回族の人たちの生活の一部となっているというのは、素晴らしいですね。
元代の建築構造そのままの建物で・・・・。






関係ないですが、モスクのとなりの屋上。
なんだか心地よさげ。




表の通りに面した門楼を後ろから見た図。







敷地内には、専用の車もありました。




なんとナンバープレートなし!
「清真寺」だけで通じるんですかい!

奥に食堂もあったことを思うと、恐らく豚などを運んだ不浄の車で
食べ物を運んだりしないように、という配慮からも、専用車があるのかもしれないですねー。







お寺の近くの商店では、シシカバブセットが売っていましたー。
なんだか異国情緒ですねー。




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