ジャック・ロンドン放浪記 (地球人ライブラリー (014))ジャック ロンドン小学館このアイテムの詳細を見る |
この人の短編はいくつか読んだことがある。
In to the Wildで、Alexander Supertrampが、"Jack London is God"と言っていた。
村上春樹の小説にもでてきたのを覚えてる。
この本は自伝の部類に入るのかな?
合間に出てくる時代背景の解説やページ端の注訳がとてもeducational.
内容も飽きさせない。Jack Londonってのはホラ話の名人だったみたいだけど、
この本に書かれていることは本当、、、じゃなかったりして。それはそれでおもしろい。
刑務所の中と実社会の経済活動における類似とか、火を長く燃やし続ける方法、
給水タンクが伝言板の変わりとか、非ジョーに興味深い。
全体的に映画で観たら胡散臭そうに映るシーンが多いと思う。
景色や人間が出来すぎだと嘘っぽいし、安っぽく作ればいいのかも。Easy Riderみたいに。
15、6歳だったら憧れるかもな。
「都会に出る家出なんて古いぜ」と言いながら日本全国でチャリで放浪したり。
いや、放浪経験を持つ人は、日本人にも珍しくないか。自分も似たようなことしたしな。
なぜ、僕は放浪していないのか。
なるべく人の役に立てる人間になりたいからさ。
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