それが一番の問題

概要は後からついてくる

ジャック・ロンドン放浪記

2008年10月09日 | 
ジャック・ロンドン放浪記 (地球人ライブラリー (014))
ジャック ロンドン
小学館

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この人の短編はいくつか読んだことがある。

In to the Wildで、Alexander Supertrampが、"Jack London is God"と言っていた。

村上春樹の小説にもでてきたのを覚えてる。

この本は自伝の部類に入るのかな?

合間に出てくる時代背景の解説やページ端の注訳がとてもeducational.

内容も飽きさせない。Jack Londonってのはホラ話の名人だったみたいだけど、
この本に書かれていることは本当、、、じゃなかったりして。それはそれでおもしろい。

刑務所の中と実社会の経済活動における類似とか、火を長く燃やし続ける方法、
給水タンクが伝言板の変わりとか、非ジョーに興味深い。

全体的に映画で観たら胡散臭そうに映るシーンが多いと思う。
景色や人間が出来すぎだと嘘っぽいし、安っぽく作ればいいのかも。Easy Riderみたいに。

15、6歳だったら憧れるかもな。

「都会に出る家出なんて古いぜ」と言いながら日本全国でチャリで放浪したり。

いや、放浪経験を持つ人は、日本人にも珍しくないか。自分も似たようなことしたしな。

なぜ、僕は放浪していないのか。

なるべく人の役に立てる人間になりたいからさ。

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