それが一番の問題

概要は後からついてくる

喫茶店で松本隆さんから聞いたこと 山下賢二

2021年12月26日 | 


心地よい本。

松本隆さんはホンモノというか大物というか、
落ち着いている。年齢もあるが、自分をとりまくモロモロを
ごまかさないで向き合ってきたのではないかと思う。

だからか、言葉に含蓄がある。

最初の「SNSについて」、その次の「天才について」をチラッと読んで買うことにした。
「才能について」、「意志を持つ」も印象に残った。

なかには「詞のつくり方」という実用的?なものもある。

松本隆さんが言っていることだと思うと
スッと心に入ってくる。

ときどき読み返したい本。

それにしても、かっこいい人だ。
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ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている 牧大介

2021年12月26日 | 


良書。

牧大介さんは、その経歴からもわかるが非常に頭が良い。
知識だけでなく、実社会に積極的働きかけている点が非常に魅力的。

どこかから借りてきたようなことをせず、時間をかけて制度(プログラム)を設計していく。
その根っこには自らイメージした形や景色がある。
そのような印象を受けた。

このアプローチはクリエイティブな仕事に近いと思う。
映像、音楽、グラフィック制作という意味ではなく、
創造していくという意味でのクリエイティブ。
この思考ができ、かつ実行に移し、しかも実績を残す人は非常に大切。
こういう人の周りに人が集まり、行動を起こし、そして少しずつ社会が変わっていく。
そのプロセスの中で個人は幸福を感じ、社会は問題解決に近づく。

関係人口という言葉を初めて聞いた。
特に地方の地域活性化は人口の増加とセットで考えられることが多いが、
住人としてでなくても、その地域と関わっている人の数を地域活性化に於ける
指標として捉えることができる。

そして、ベンチャー企業を支援する際に、
ピュアなモチベーションというか、熱意というか、好きであることを
最重視するやり方にも共感する。それがないと駄目な気がする。
いくら形を美しく設計しても、エンジンがない車は走らない。

牧さんのような生き方は、悩みも多いだろうが、充実していると思う。

そして、その一歩を踏み出すのに必要なのはほんの少しの勇気である気がする。
勇気よりも、ノリとか勢いの方がニュアンスが近いかも知れない。

とにかくやってみればいいんだよ。

そう思った。
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人間の居る場所 三浦展

2021年12月26日 | 



買ったままずっと読んでいなかった。

地域とかコミュニティについて買いてある本。

偉い人たちも、大きな資本を持つ企業のみが参加する再開発の不健全さは感じていることが良くわかる。

その認識の上に立って何ができるのか、ということなんだね。

みんなそれぞれの形で。

MY HOUSEという映画が紹介されている。
これは観てみようと思う。ホームレスに昔から興味がある。
子供のころの僕にはとても恐ろしい存在だった。
公園から帰るときに「あの人たちには帰る家がない」と思っていた。

都市と都会の違いなど、思考を深めるには厳密な言葉の定義が必要であることを再認識した。
どんな分野であれ、プロの世界では当然のことだけど。
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