谷沢健一のニューアマチュアリズム

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雛鳥の詩

2006-01-25 | YBC始動
 5か月前に1羽のフェニックスが卵を産んだ。3日前、その卵が割れて、フェニーが顔を出し産声を上げた。そして今日、雛鳥は卵の殻から飛びだした。
 1月25日午後6時、千葉県野球連盟総会の会場に部長兼監督と副部長が招じ入れられ、川嶋理事長から「YBCフェニーズの加入が了承されました」と告げられた。
 不死鳥の雛鳥は、他の鳥とは違って親が餌を与えてくれるわけではない。どんなに弱々しくとも、殻を割って飛びだし、冷たい外気にふれてからは、自らの力で生きていかなければならない。
 選手たちよ、不死鳥こと火の鳥は、自らの炎で近づくものを焼き尽くしてしまう恐ろしさを習性としている。だから、常に孤独である。だが、程良い近さを保つものには快い暖かさを与え続ける。
 優しくしてくれる者に甘えず、しかし、その怖さに怯えて逃げることなく、この雛鳥と程良い近さを保ちながら一歩一歩、地を歩み、ついには太陽をめざして天空に羽ばたけ!