谷沢健一のニューアマチュアリズム

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さあ、プロの開幕だ-パリーグ(その1)

2008-04-26 | プロ野球への独白
 24日、お台場のフジテレビに行く前に、神保町のYBC東京事務局へ寄った。事務処理の打合せの後の雑談で、加藤副部長から「ブログはセリーグで止まっていますよ。そろそろ混戦のパリーグはどうですか」と促された。確かに1点差ゲームが多い。6チームの投手力が拮抗しているせいかどうか、少し分析しようという気になった。
 雑談相手もいろいろいる。憂鬱な気分がいつのまにか消散してしまう語り上手の人もいるし、なにげない言葉なのになぜかアイディアを誘い出してくれるような話題上手の人もいる。だから、雑談は私の糧になる。
 フジテレビ739のプロ野球ニュース(PBN)で、木曜日は基本的にキャスターを務めることになっている。局に着くと、2試合が雨天中止となったと知らされた。今日のように6試合予定の日は、何試合か雨で流れると、急遽その時間を埋めるための企画を考えねばならない。木曜担当ディレクターの武田氏から「谷沢さん、5分空いているんです」4試合のゲーム進行を見ながら、お互いアイディアを出しあった。4試合のモニター画面を同時に見ながら各試合のポイントをメモし、同時に穴埋め企画を考えるのはそう簡単なことではない。
 私は神保町の会話を思い出して、常に携帯しているデータノートを開いてチェックしてみた。76試合中32試合!「武田君、パの1点差ゲームは42%もあるぞ」「え?ほんとうですか、全部、引き出してみます」
 私のノートでは、1点差試合の勝敗で目立つのは、ファイターズの8勝3敗とマリーンズの8勝5敗。さらにイーグルスの2勝9敗だった。ちなみに序盤戦トップを走るライオンズは4勝6敗。