ようやくYBCブックスの一冊目が出版される運びとなった。タイトルは「硬論軟論~21世紀の新野球~」である。これは、3月にWBCが始まった時に、多忙なベースボールマガジン社社長・池田哲雄氏と日程をやりくりして実現した対談の活字化である。
この経緯もひょんなことがきっかけとなった。シーズン中はあちこちの球場で顔を合わし、よく会話を交わしていたが、池田氏は私に対して大学の先輩後輩の間柄から、一歩下がって接してくれていた。しかし、ご自身はスポーツ界のオピニオンリーダーであり、ベースボールマガジン社は日本のスポーツジャーナリズムを創造した組織として歴史を刻み、池田氏が果たしてきた伝統の継承と発展は尊崇されるに充分である。
昨年のYBC創立の時、私と加藤副部長は東京事務局に近いベースボールマガジン社に池田社長を訪ねて、YBCの代表評議員をお願いした。幸い、快く引き受けてくださり、1月の発会式にも出席していただけることになった。その折の歓談で、池田社長の野球界への熱い思いを聞かせてもらい、これまで以上に意気が投合し、話は弾んだ。
池田氏は、加藤副部長とも同じ出版人としてのよしみも通じあって、まさに胸襟を開く会話が続いた。スポーツの現場の様々な事柄を詳細に把握している池田氏の言葉に感じいって、副部長は提案した「池田さん、谷沢監督と対談しませんか。YBCブックスの第1弾として、今のようなおっしゃったような話を、思う存分、語っていただきたい」「それは面白い、是非やりましょう。写真なども提供しますよ」
この経緯もひょんなことがきっかけとなった。シーズン中はあちこちの球場で顔を合わし、よく会話を交わしていたが、池田氏は私に対して大学の先輩後輩の間柄から、一歩下がって接してくれていた。しかし、ご自身はスポーツ界のオピニオンリーダーであり、ベースボールマガジン社は日本のスポーツジャーナリズムを創造した組織として歴史を刻み、池田氏が果たしてきた伝統の継承と発展は尊崇されるに充分である。
昨年のYBC創立の時、私と加藤副部長は東京事務局に近いベースボールマガジン社に池田社長を訪ねて、YBCの代表評議員をお願いした。幸い、快く引き受けてくださり、1月の発会式にも出席していただけることになった。その折の歓談で、池田社長の野球界への熱い思いを聞かせてもらい、これまで以上に意気が投合し、話は弾んだ。
池田氏は、加藤副部長とも同じ出版人としてのよしみも通じあって、まさに胸襟を開く会話が続いた。スポーツの現場の様々な事柄を詳細に把握している池田氏の言葉に感じいって、副部長は提案した「池田さん、谷沢監督と対談しませんか。YBCブックスの第1弾として、今のようなおっしゃったような話を、思う存分、語っていただきたい」「それは面白い、是非やりましょう。写真なども提供しますよ」