谷沢健一のニューアマチュアリズム

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利根運動広場(その2)

2006-07-14 | YBC始動
 あけぼの山農業公園は、広大な農園とシンボルの風車小屋を囲むように四季折々の草花が咲いていた。春季はチューリップが綺麗だそうで、市民の憩いの場であることを感じさせた。私の中学時代の印象とは一変しており、隣接の「布施弁財天・東海寺は遠足のコースでもあったなー」と感慨に耽ってしまった。
 管理棟の手続きは杉村君に聞いてもらい、シャワー室などが整っているクラブハウスも見学した。「週末は、サッカーの選手たちで賑いますよ」「YBCも頑張って下さいね」と激励してくれたのは、管理棟の井戸俊也副所長であった。「私は、市役所に勤めているときに、谷沢さんのお父さんに随分とお世話になったんですよ」(父は戦後、10年ほど町役場に勤めていた)。こんなところにも、父の「旧交」があったとは・・。
 「杉村!グランドに行くぞ」市役所の方々と打ち解けてきた杉村君を促して約1km先の「利根運動広場(利根川河川敷グランドの正式名称)」に向かった。
 YBCが使用するグランドには、既に業者が入って伸びた芝の刈取り作業をしていた。早々とグランド整備に取り掛かってくれたことに感謝したが、行政機関が何をどこまで行えるのか、まだ私には理解できないので、その感謝の念も中途半端にしか表せないのが、正直な気持ちである。あくまでYBCの存在が柏市(柏市民)にとってどれだけ有益なのかが柏市行政機関の判断基準だと、私にもわかってきたが、その判断基準と実行基準の乖離(かいり)がどれだけなのかが、まだまだ理解できないのである。
 というわけで、7月17日の海の日に、川でYBCは柏市のご協力によって、新たな練習場所の使用を開始する。ここまでの経緯と公園内の利用の説明などを行ってから、軽めの練習を実施する予定である。

3 コメント

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利根川の上流でも! (金谷重男)
2006-07-17 00:31:28
矢沢先生のこんばんわ

 利根運動ひろばについての感想を述べさせていただきます。



 私は昨年まで、創造学園大学附属高校(松本市:旧塚原青雲高校)で運動部の寮監をしていました。私の役割は、寮監とともに野球部員65名とサッカー部員15名、バレー部員9名の昼食の献立作りや食堂業者との折衝、その他各運動部の練習場への輸送、ボール拾いです。そして入試担当として長野県内の中学校を学校説明で訪問する毎日でした。1日120kmを車でというのはいささか疲れますが、これも学校のためと思い楽しく仕事をさせていただいておりました。

 この学校の魅力は、数年前に経営危機で廃校寸前だったところを野球部の甲子園出場(部員15人)で乗り越えたところにあります。羽鳥均監督(現地球環境高校監督)の手腕もありますが、よくこの環境でがんばったと思います。それでも昨年は3学年合わせて100名程度の学校でした。野球部、サッカー部は専用グランドがなく、20km離れた隣町の農民グランドを借用しての練習です。私は、自分をスペシャルマネージャーと自認し、生徒のサポーターに徹してきました。

 野球においてグランドは必要不可欠のものです。しかし、世の中には大阪体育大学や私のいた高校のようにグランドがなくても結果を出しているところはあるのです。ジプシーのよう境遇でも選手のやる気で物事はすべて解決するのだと思います。杉村さんのような縁の下の力持ちの存在は、目立ちませんが重要だとも思います。クラブチームの存続は、選手のやる気と関係者の献身的な姿勢、そして地域の方々の理解だと思います。グランド探しに奔走するYBCを知り、このような境遇だからこそ都市対抗出場を掴んで欲しいのです。

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 それにしても創造学園大付属高校は魅力の詰まった(全校生徒が夢を追う)高校です。ぜひ注目してください。来春の春高バレーには絶対出場しますよ。ご期待あれ。

 現在、利根川の上流(前橋市の利根川河川敷)で野球を楽しんでいる第二文学部3年金谷重男(52歳)です。
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3塁踏み忘れのような心境で! (金谷重男)
2006-07-19 00:03:03
 谷沢先生こんばんわ。連日の投稿で失礼とは存じますが、お詫びのコメントを述べさせていただきます。

 

 今年の選抜で、八重山商工と高岡商の試合で3塁踏み忘れがありました。ついこの間も巨人の小関選手が3塁を踏み忘れ「今年の巨人を象徴するような...」とのコメントが紙上を賑せました。

 私は今年3度ベースの踏み忘れの経験をしました。1度目は、壮年野球の試合中です。

後味の悪いものです。そして2度目は、野球ではないのですが、エジプト考古学のブログになんと吉村「作蔵」と書いてしまったのです。あの著名な吉村先生をです。すぐ誤りの文を送信しました。そして3度目が、谷沢先生をこのブログで、「矢沢」と誤記し連続投稿してしまったのです。私は、大の長嶋茂雄ファンです。巨人の前にいつも立ちはだかる谷沢健一選手という存在は、私にとっての悪役そのものでした。星野仙一選手は毎試合登板しませんが、谷沢健一という大打者は、私の夢をいつも打ち砕いていたのです。しかし、何のご縁か、今春より早稲田大学で「野球3」をご教授願っており、お名前を間違えるとは、小関選手のような心境であり、恐縮の縮む思いであります。そんなこともあり、今日、課題レポート「早稲田を知る」を提出しましたが、何度も「大隈:大熊」という字を見直しました。4度目は即退場でしょうから。

 長い言い訳一杯の文になりましたが、名球会の一員であり、数々の伝説を残された谷沢先生に改めてお詫び申し上げ、1週間の投稿禁止処分を自分に科したいと思います。

      早稲田大学 52歳 長嶋重男







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投稿禁止の長嶋重男さんへ (谷沢健一)
2006-07-21 16:52:53
やっと気付いてくれたようで・・。授業の合間には、故郷の話をしたり、野球への熱い思いを語ったり、私もつい貴君のペースに引きこまれてしまいます。更に、コメント投稿を読むと人間像が浮かびあがってきますね。YBCの活動への感想など有り難く拝聴しております。

 野球も盛んな土地柄と承っていますので、利根川沿いのよしみで、将来は「遠征にも行きたいなー」とも考えています。

 前期は、あと2回で終わりますが、今年は特に貴君の御蔭で、私も楽しく授業を行うことができます。ありがとう。
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