谷沢健一のニューアマチュアリズム

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対茨城ゴールデンゴールズ戦(その1)

2006-06-15 | YBC始動
 「気象庁は9日、関東甲信と東北南部が梅雨入りしたとみられると発表した。」こんなニュースが聞こえてきた6月11日、YBCフェニーズは茨城GGとの対戦のために、つくば市のさくら運動公園野球場に乗り込んでいった。
 この試合に先立つほぼ2ヶ月前の4月5日、つくば市の文化ホールにおいて「水戸信金(水戸信用金庫)カップ」開催の記者発表が行われた。
 ゴールデンチャレンジ「水戸信金カップ」の開催概要は、欽ちゃん球団のホームページを御覧になっていただければと思うが、文化ホールに足を踏み入れると、既に到着していた萩本欽一さんの声が楽屋中(スポーツの世界では控室)に聞こえていた。何度となくお会いしている「欽ちゃん」だが、その声に引かれて、私も自分らの控室を素通りし、挨拶に伺った。
 つくば市長、TX(つくばエクスプレス)、水戸信金、つくば市商工会の方々もいらっしゃり、「谷沢さん、TXシリーズ楽しみにしてますよ。一緒に盛り上げていきましょうよ」という声で迎えられた。TXシリーズとは、つくばエクスプレス開通記念として、欽ちゃん球団のホームグランドであるつくば市とYBCの本拠地・柏市(TXの柏の葉キャンパス駅)を結ぶ試合を定期戦として年間3試合行うものである。主催者の話では「水戸信金カップ」の目玉だという。
 記者発表には、千葉熱血の若生智男監督、埼玉硬球の大塚光二監督(元西武ライオンズ外野手)も同席。文化ホールには、約300人の報道関係者と野球ファン(欽ちゃんファン?)が集う中、萩本さんの軽妙な司会進行でスポンサーも行政関係者もタジタジになるほどだった。
 さて当日、東京は朝から雨。8時頃、加藤副部長からの電話が鳴る。「主催者側は、つくば方面は雨も小降りなので、強行したいとのことです」「予定通り、TXの10時に乗りましょう」。秋葉原に集まった面々は、川島副理事、久保田コーチ、ホソバヤル、小田両選手。柏市を過ぎた辺りから、上空は厚い雲に覆われだしたが、つくば市の方角は車内から見ても雲も薄いようだった。車内でひときわ目立っていたのは「水戸信金CUP」の吊り広告で、今日の試合の宣伝が大々的にされていた。