信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

簡易水道有収率対策プロジェクト会議&山村活性化対策事業の実績報告会&下生坂上空からの風景

2023年03月23日 | 生坂村の会議

 23日(木)は段々と雨が降り出し、昨日より気温が上がらずヒンヤリしました。

 午前9時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、雲根地区送水管布設工事、草尾山配水池流量計測、大久保馬の背~高津屋下梅畑現地調査、下生野第1配水系統漏水調査、仁木配水管漏水修理工事、池沢方面配水中止、下生野第2配水系統漏水調査、池沢配水池流量計測、下の田送水管路面音聴など、前回会議からの対応状況の説明を受けました。

 仁木の漏水箇所を修理後に水圧が上がって、その手前で漏水しポンプの稼働時間が増えたので、早々に対応し直したいが、また他の箇所のトラブルが心配であること、下生野の漏水調査は原因が判明せず、流量計で配水池の漏水調査をすること、草尾で1トンの漏水は高津屋森林公園から下の田の間であり、試掘やバルブで止めて範囲を狭めていくこと、消火栓が小立野で2箇所も締めが悪く時間0.6トン出ていた注意とウォーターハンマーも注意することなどの協議をしました。

下生坂上空からの風景

 また、水道料金・下水道料金と税金の徴収率を上げるために連携して取り組んで欲しいこと、池沢から小舟の間の布設ルートについて、国道は莫大な費用が掛かるか、転ばし配管などで山を通すかを事務局レベルで検討して当会議で協議すること、確実に有収率が向上しているのは1月、2月の検針も良かったこと、宇留賀から古坂の間の布設替えをしっかり検討すること、村内に住民票がない契約者の対応を研究すること、今後も当会議で老朽化・耐震化は計画的に進め、漏水対策は迅速に対応することなども協議しました。

 午後1時30分からは、山村活性化対策事業の実績報告会を開催しました。

 山村活性化対策事業は、生坂村農林水産物生産者組合が中心になり、令和2年度から4年度までの3年間実施し、その実績報告を農林水産省 関東農政局 農村計画課 柳澤課長さん、山下課長補佐さん、杉﨑係長さんにご出席いただき行いました。

 実績の報告については、生坂村農林水産物生産者組合について、事業の目的、地域資源の賦存状況・利用形態等の調査、地域資源を活用するための合意形成、組織づくり、人材育成、地域資源の消費拡大や販売促進と、付加価値向上等を図る取組として、販売の促進に向けたワークショップの開催、郷土食、伝統食の継承とPR活動、お父さん頑張る会、女・人竹っこくらぶ、郷土食講習会の開催、地域農産品の近隣市町村への魅力発進と意向把握のための活動、農産物販売促進業務、目標の達成状況などについて、令和2年度から4年度までの活動実績を説明していただきました。

 主なご意見・ご質問と回答については、プロモーションビデオは面白く、どの様に取り組まれたかについては、組合員の皆さんで話し合い、その内容に対してプロから助言をいただき製作したこと、道の駅いくさかの郷の客数及び客単価が9月は1番高いのはぶどうの時期で入り込み客が多いと分かるが、他の時期が客単価が低いことなど、村内と村外の消費動向を分析すると次の手立てができることについては、ご指摘のとおりですが、5月から6月も若干客数が増えていて、それは山菜やハチクを買い求める方が多いこと、直売所の導線を見直し、商品のレイアウトも変えて、生産者の出荷量が増えたことで今年度は最高の売上になったこと、ぶどうの出荷が増える前は、JAや別の道の駅に出荷していたが、いくさかの郷で売った方が良いと分かり、かなり増えたこと、客単価はぶどうが1,000円台であり、他の商品より高いこと、今年度は全般的に伸びていて、竹っこくらぶのおやきが2倍以上で、ハチクも2倍近いこと、新規就農者の26戸はぶどう農家が占めているが、柿、野菜などの農産物でも就農されていること、新規就農者は後継者か村外からのIターンかについては、 平成10年度から取り組んでいて、支援制度が充実していたことと、就農マニアルができていて、その方の生活や状況に沿って、スタッフがしっかり対応するので安心して研修できていることなどを話し合いました。

 次に農村計画課 山下課長補佐さんから、農村振興の現状と課題についてとして、「山村活性化支援交付金 早分かり」の資料に沿って、商談会開催等事業や事業完了後の方達への支援策などの説明をしていただきました。

 最後に柳澤課長さんから、中山間地域対策についてとして、「農山漁村振興交付金フル活用のススメ」に沿って「新しい農村政策の構築(概要)」「農山漁村振興交付金の概要」「中山間地農業推進対策」「最適土地利用総合対策」「情報通信環境整備対策」「都市農業機能発揮対策」「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」「農山漁村地域づくりホットラインの活用」など多岐にわたり説明していただきました。

 また、農山漁村振興交付金の農山漁村発イノベーション対策の一つとして、当村が申請しています「農山漁村発イノベーション推進・整備事業(農泊推進型)」の農泊をめぐる状況についても詳しくご説明をいただきました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、ドンヨリした雲に覆われた下生坂上空からの風景を撮影しました。

その他生坂村では、第13回キャリヤ教育「お仕事ってなあに?」、保育園で卒園式準備、公会計に係る研修会、民生児童委員定例会などが行われました。



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