信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

社会文教常任委員会&生坂ダム湖上空からの風景

2021年03月11日 | 生坂村の会議
 11日(木)は霜が降り寒い朝でしたが、日差しが届き昼間は暖かく春を感じられました。
▽ 議会社会文教常任委員会での住民課関係の説明の様子と、議員各位からご意見・ご提言をいただいているところです。




 午前9時からの議会社会文教常任委員会は、最初に住民課関係の説明に対しての概要は、長野県地方税滞納整理機構にお願いした件については、職員が徴収困難であった方であり、10数年前から滞納していた方で今年度徴収できたこと、マッチングの登録者については、現在1名だけで新型コロナウイルス感染症の影響により登録は全然進まないこと、人権擁護委員の報酬については、謝礼は無報酬のボランティアであること、委員をお願いする時には活動内容をしっかりと説明すること、遊具の撤去については、危険であるので撤去すること、保護者の管理責任を承諾して譲ることについては、公募するかなどを調整すること、村内の遊具が減っていることについては、遊具設置は面積が必要であるが、区の要望として受け付けていること、犬猫避妊去勢補助金の愛護協会、保健所等の関係については、愛護協会でも同様の補助があり、県の補助もあるが1週間程でなくなる状況であり、保健所は猫の引き取りは断っているので、この補助金で村内の野良猫は抑えたいこと、避妊出術の費用については、1万から2万円ほどで野良猫は村が面倒を見るしかないと考えていること、就労センター運営費の繰入金の増額に対し、作業収入や製品販売収入を増やす方法については、通所者の高齢化により作業が限られていて、作業工賃が少なく、作業者を増やすために今月の広報いくさかで通所者を募集していくこと、職員が仕事を持ってくる営業努力については、軽作業などの企業を探しているが、仕事を受けられない仕事もあること、木工などの製品販売を道の駅のブース等で販売することについては、所長が竹製品等を考えていて、独自製品等の販売に力を入れていきたいことなどのご意見・ご提言をいただきそれぞれにお答えさせていただきました。


 やまなみ荘の毎月の出納資料から使用料が60%であるのに調理材料費が減額しないので、仕入れ業者の4業者を1業者にするなど、業者との材料費の交渉については、仕入れ業者に得意不得意があり、リスク分散や配達周期を考え、できるだけまとめている状況ですが、さらに定例会で協議させていただくこと、経営が崖っぷちの状況については、村民福祉の面としても年度に一般会計から3,000万円以上もの繰入は容認できないので、2人異動させて人件費を抑えるが、来年度は行政改革推進委員会で協議したいこと、松本山雅FCの宿泊のツアーや県民割り等の割引活用を見越した計画については、定例会等で今後の取組をしっかり協議していきたいこと、後期高齢者の対象者は、昨年462人で今年は440人であることなどのご意見・ご提言をいただきそれぞれにお答えさせていただきました。


▽ 議会社会文教常任委員会での教育委員会関係の説明の様子と、議員各位からご意見・ご提言をいただいているところです。


 教育委員会関係の説明に対しての概要は、保育園の増築内容については、明日の現地調査時に説明させていただくこと、広域保育負担金については、村外から保育園に通園している負担金であること、電源立地地域対策交付金の増額については、当全国連盟で再生可能エネルギーの活用等を要望したこと、やまほいくの基準については、信州型自然保育と言って、自然の中で探究心を高めるなどの自然保育を取り入れる保育であること、子育て支援センターの利用者一人に対しての費用・効果については、毎年度の実績報告でお示しし、保育園の未満児が多い反面、なのはなは少なくなり、現在の保育士の勤務日を減らすこと、教育委員会の募集が多く資料を提示すること、支援センターで延長保育的な対応については、ファミリーサポートをしているが、延長保育的なことはしていないこと、保育士の融通については、支援センターでは保育士がいなければいけないので難しいこと、カフェの材料費と売上見込みについては、売上よりも福祉の面から障がい者の雇用の場としたいこと、備品で乳母車の置き場所については、避難車であるので直ぐ出せる軒端に置きたいことなどのご意見・ご提言をいただきそれぞれにお答えさせていただきました。


 全児童生徒に配布したタブレットの貸出については、希望者には貸し出すので貸出規定を策定しているところであること、公用財産で破損した場合などの対応については、規定の中に賠償責任を明記したいこと、タブレット教材については、教材ドリルのeライブラリとセキュリティソフトが一年更新であること、現状の使用時間や有効活用については、中学校は週に数時間で小学校は全校での学習会で使用し、先生対象でICTの講習会によりスキルアップを図っていきたいこと、タブレットの活用等について週間生坂ニュースで放送して欲しいこと、普段の授業に使い、家に持ち帰って宿題をすることについては、災害時や新型コロナウイルス感染症の休校時に家庭学習で活用すること、禁止事項を明記して、パソコンに関わることが大事であり、ICT 講習会は中信教育事務所の先生による研修を進めたいこと、図書館システム更新については、グレードアップではなくバージョンの更新であること、琴の購入については、音楽の先生が近隣の中学校から借りて教えているので対応すること、村民の中に琴を持っている方が多いので活用してはどうかなどのご意見・ご提言をいただきそれぞれにお答えさせていただきました。


 備品購入のサップについては、カヌーがあるが新たに購入すること、地域未来塾の評判の良い学生と教えない学生については、信大の窓口になっている先生にお願いしていること、放課後子どもプラン事業謝金については、児童館のしょうぎ教室やマラソンクラブ等の指導者への謝金であること、一星亭の土蔵と門が壊れた部分の補修については、東側の土蔵はかなり崩れているので文化財の登録から外してあり、南門の修繕は早急にするように検討すること、地区の文化財、仏像等の盗難防止については、管理は所有者にお願いしていて、村が文化財の価値を認めていること、修繕や補修の補助については、文化財保護委員を通して、年20万円の中で対応していただきたいこと、村民会館の資料の整理については、管理が行き届かないところがあるので整理をしたいことなどについてご質問・ご提言をいただきそれぞれにお答えしました。


 B&G財団の評価基準の達成については、施設の利用率、財団事業の協力度合い、会議の出席状況等であり、特AからDで当村は5年続けて特Aであること、アレルギー対応の設備については、専用の部屋は設けず、専門の調理師で対応すること、採用される方の担当については、今までの3人と一緒に対応すること、撤去する予定の目洗い、腰洗い槽については、文科省と厚労省では腰洗い槽は必要ないことになり、水中メガネをかけることから目洗いも必要なくなったかと思うこと、更衣室の和式トイレの洋式化については、設計の概々算 で男子は1つ、女子は2つを1つするか検討していること、自動水栓にすること、昨夏は1週間延ばしたので、今後も9月中旬まで営業期間を延ばしたいことなどのご意見・ご提言をいただきそれぞれにお答えさせていただきました。

▽ 議会社会文教常任委員会での健康福祉課関係の説明の様子と、議員各位からご意見・ご提言をいただいているところです。


 最後の健康福祉課関係の説明に対しては、新型コロナウイルス変異株が含まれるかについては、新型インフルエンザ等対策特別措置法は昨年今年と改正しているので、新型コロナウイルス感染症には変異株が含まれると考えること、重点項目の自立支援・重度化防止の取組の推進については、生坂村のデイサービスや地域密着型はるかぜでは、専門研修を受講した職員が当たっていて、認知症等の研修と筋力の低下対策で看護師が入浴後に体操等をしていること、感染症や災害への対応力強化については、令和2年度から社協はじめ関係者で3回会議をして、要援護者を把握している社協と行政が一体となって、社協の情報と健康福祉課の情報を擦り合わせて救護する資料の作成を進めていることと社協を福祉避難所としていくこと、介護人材の確保・介護現場の革新については、介護ロボットにより自立歩行ができるようになるが、現在は導入検討には至っていないこと、新しい事業実施の国からの財政支援については、令和3年度から介護報酬の改定によりプラスαをいただけること、新しい事業は加算金があること、改正と新設の区分けについては、区分けをして説明させていただけたこと、加算により社協の働く環境の改善につなげることは、職員のやる気や新しい事業のために、調整交付金の率を上げてもらいたいこと、来年度から高齢者の保健事業と介護予防の一体的事業を新たに取り組むこと、ハードの取組だけでなく車椅子から転落する事故が多いことについては、当村でも同様の事故が発生しているのでソフト面も取り組んでいきたいことなどのご意見・ご提言をいただきそれぞれにお答えさせていただきました。



 高齢者の緊急通報システムの補助金については、来年度増額していること、各委託料の内訳については、委託料を担当に指示して詳細に示すこと、CT検診については、胸部の検診であること、出産費助成金については、出産費は各保険者から助成されるが、それ以上に掛かった場合に8万円を上限に助成すること、医療費の明細書は10月迄であり、12月迄欲しいことについては、医療機関からのデータが国保連合会に2ヶ月遅れの報告であり、領収証と違う額は保険適応外の場合があること、高額医療費については、所得によって限度額が違い、限度額認定書の方は12名、月々は20名ほどであること、透析については、増えてなく、継続で国保1名、後期高齢者は2名であること、家族介護者元気回復事業については、講師を招いて、介護認定の方を介護している方を対象に、おむつの仕方や健康のポイントなどの講座を予定していることと、介護者同士で話し合いの場も設けていること、介護を変わることについては、ショートステイで1~2週間対応し在宅介護の支えをしていること、生活支援体制整備のコーディネーターについては、社協との地域支え合い推進会議、もりびとの事務局、ずくだせサロン等に加え、災害時の対応など業務量が増えたこと、各サービス費の対象者数については、高額医療介護サービスは毎月違うが20名位でばらつきがあり、合算介護予防サービスは30名位で、施設入所者介護予防サービスは20名位を見込んでいることなどのご意見・ご提言をいただきそれぞれにお答えさせていただきました。


 今年度も時間を延長し午後6時近くまでの慎重な審議の結果、議会社会文教常任委員会に付託された条例案4件、予算案5件につきましては、原案通り承認していただきました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が少し立ち込めていた生坂ダム湖上空からの風景を撮影しました。
生坂ダム湖上空からの風景





 今日生坂村では、議会社会文教常任委員会、保育園で身体測定(未満児)、健康管理センターでお誕生教室、少年少女サッカー教室などが行われました。

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