goo blog サービス終了のお知らせ 

信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

交通死亡事故現地診断及び検討会

2016年04月08日 | 生坂村の報告

△ 安曇野警察署瀧澤交通課長さんから、3月14日に国道19号で発生した交通死亡事故の状況について説明をしていただいているところです。

 3月14日(月)午後3時15分頃、当村下生坂の国道19号で発生した交通死亡事故の現地診断を、8日(金)午後1時30分から事故現場で行いました。
 安曇野警察署 清水署長さんをはじめ署員各位、三好駐在さん、長野県警察本部交通部交通企画課 赤池補佐さん、長野国道事務所松本出張所 服田所長さんと所員の皆さん、長野県交通安全運動推進松本地方部 鳥羽課長補佐さんと関主事さん、安曇野交通安全協会宮阪協会長さん、牛越支部長さん達、平田議長さん他2名の村議会議員さん、丸山地元区長さん、役場の総務課長以下幹部職員、担当職員など、30名近くの関係機関の皆さんにご参加いただきました。
 
▽ 最初に、犠牲になられた筑北村の82歳の男性の方に対し、ご冥福をお祈りして生花を手向け、全員でお線香を上げさせていただきました。その後、安曇野警察署瀧澤交通課長さんから、事故の状況について説明をしていただき、皆さんで意見を出し合いながら現場を検証しました。






 事故の状況は、24歳の女性の普通乗用車が長野方面に向かって進行中に一瞬仮睡に陥り、自車を反対車線に進入させ、対向した軽四乗用車に衝突し、軽四乗用車を運転していた男性がお亡くなりになりました。
 現場は、ほぼ直線の見通しの良い道路でありますので、フッと眠気が差してしまったのではないかと考えられ、両自動車とも50km程のスピードであったとのことで、ブレーキ痕がないことから、100kmの衝撃による大きな事故でありました。


△ 検討会に先立ち、安曇野警察署 清水署長さんから、交通事故を他人事と考えずに、自分がいつ当事者になるかもしれないなど、事故防止の警報として受け止め、みんなでしっかり注意して運転をすることが大事であり、警察としても交通死亡事故の悲惨さや状況等を発信して、交通事故の抑止に努めていきたいなどと挨拶されました。

 そして、現地診断後に村民会館に移動して再発防止策を検討協議しました。事故を起こした運転手は、一瞬の気の緩みからか仮睡に陥ったということでしたので、速度を抑えるためのドットラインやV字の減速ライン、凹凸のセンターライン、注意喚起の看板、安全運転啓発強化、速度違反取締強化、支障木の伐採など、出席者から多くのご意見をいただきました。


△ 私からは、村長になって10年目に入り、これまで国道19号での交通死亡事故4件の内、3件が居眠り運転による事故であると考えられ、疲れを感じたら道路の駐車帯などで5分でも良いから休んでもらいたいことや、下生坂地区で3件発生しているので、注意喚起の対策が必要であるなどと挨拶させていただきました。

 今後、当村と安曇野警察、長野国道事務所で協議をして、ハード面の再発防止の対策も講じていかなければなりませんから、関係機関が協力して、ハード・ソフト両面からの取り組みにより、悲惨な交通死亡事故を抑止していかなければと考えます。
 現地診断及び検討会に多くの関係機関の皆さんにご参加いただき感謝申し上げますとともに引き続き交通死亡事故を無くすためにご指導・ご支援の程、よろしくお願いいたします。

▽ 朝は雨が残っていましたが、毎年綺麗な花が咲きます日岐の桜の風景です。





最新の画像もっと見る