信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

国会議事堂見学同行&令和4年度治水事業促進全国大会&万平集落上空からの風景

2022年11月16日 | 私の活動報告

 16日(水)午前10時過ぎには、高校時代の同級生の務台俊介衆議院議員からお誘いがありまして、生坂小学校6年生と池田町の会染小学校6年生が、国会議事堂の見学対応をされるというので、私と甕池田町長がご一緒させていただきました。

 務台代議士が政治や世界情勢、国会議事堂などの説明をされ、私たちも一言挨拶をさせてもらいました。

 その後、生坂小学校、池田小学校の順番で、国会議事堂の中を務台代議士に説明していただきながら見学し、私たちも同行させていただきました。

 最後は国会議事堂をバックに記念撮影をして、次の昼食会場に向かいました。天候に恵まれ有意義な修学旅行になったようで良かったです。

 午後1時からは、特別講演として「近年の水災害とこれからの治水対策」と題して、中央大学名誉教授、中央大学研究開発機構教授 山田正氏から講演をいただきました。

 午後2時から令和4年度治水事業促進全国大会が、シェーンバッハ・サボーで開催されました。

▽ 主催者挨拶として全水連 脇雅史会長より、今年も7月から9月にかけて北陸地方や東北地方をはじめ全国各地において記録的な大雨となり、甚大な浸水被害や土砂災害が発生し、多くの方々が犠牲となられ、豪雨災害から国民の命と暮らしを守るためには、抜本的な治水対策が急務であり、国土交通省におかれましては、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」により着実に推進されております。「流域治水関連法」に基づく制度を活用して、堤防整備、ダム建設再生などの対策をより一層加速するとともに、出水期から氾濫域に渡る国・県・市町村及び流域に関わる全員で流域治水を強力に推進し、防災・減災が主流となる社会づくりに全力で取り組んでいただいております。

 また、流域治水を先導的に進めていただいている地方整備局並びに北海道開発局の人員態勢を確保することが肝要であり、TEC-FORCEの体制、機能の充実強化を図る必要もあります。全水連としましてはこの様な状況を認識し、中長期的な視点に立って国土強靱化の取組を計画的に実施していくことができるよう、必要な予算の確保を図ることを目的にして、本日の決議を持って皆様の総意を国会並びに政府に要請することとし、ご参集の皆様のご協力をいただき、治水事業促進運動を強力に展開していく所存でありますので、引き続きのご理解、ご協力をお願いしますなどと挨拶されました。

▽ 国土交通大臣 斉藤鉄夫氏より、近年災害は激甚化・頻発化しており、今年も7月、8月の大雨や台風14号、15号で河川の氾濫や土砂災害などにより甚大な被害が発生し、地域住民の生活や経済活動に大きな影響を及ぼしました。

 今後とも被害を受けた地域の復旧・復興に向けて、現場の最前線でご尽力されている関係者の皆様と連携し、被災者の皆様のお気持ちに寄り添いながら総力を挙げて取り組んでまいります。

 私自身、毎年のように各地で甚大な被害が発生する中で、改めて国民の皆様の命と暮らしを守るためには抜本的な災害対策を講じるとともに、被害の発生・拡大を未然に防止する事前防災を推進することが重要であると痛感しているところです。

 実際これまで河道掘削などの対策を実施した個所では、今年の大雨や台風においても大規模な浸水被害を未然に防ぐことができました。国土交通省としては「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」に基づいて、自然災害に屈しない国土造りを着実に進めるとともに流域治水関連法の制度を活用し、流域治水に基づいた事前防災を強力に推進してまいります。ご列席の皆様におかれましては、治水関係事業の推進を通じ安全で活力ある地域づくりに、より一層のご支援とご協力をお願いしますなどと祝辞を述べられました。

▽ 自由民主党治水議員連盟会長 山本有二衆議院議員より、本年も8月3日からの記録的な大雨により、51水系132河川で氾濫が発生し、9月には台風14号及び台風15号が立て続けに襲来するなど全国各地で甚大な被害が発生しました。

近年、気候変動の影響により、水害が激甚化・頻発化しております。仮に世界の平均気温が2℃上昇した場合、豪雨災害となる降雨量が全国で1.1倍に増大いたします。更には、洪水発生頻度は2倍にもなる訳でございます。4℃上昇しますと降雨量は更に1.3倍に上昇し、かつ洪水発生頻度が4倍になる訳でございます。

こうした豪雨にきちんと対応し、住民の生命と財産を守っていくことは政治に課せられた責務であることは言うまでもありません。これまで長年にわたり推進されてきた治水事業が果たしている役割、効果を見れば事前投資の有効性は明らかであり、今後も中長期的視線に立ち計画的に事前防災としての治水事業を強力に推進してまいらなければなりませんなどの挨拶をされました。

▽ 国土交通省 水管理・国土保全局 林正道治水課長より、「最近の治水行政について」と題して、治水事業の概要説明をしていただきました。

▽ 新潟県村上市長 高橋邦芳氏が「村上市における令和4年8月豪雨災害」と題して、意見発表をされました。

 大会の最後は、全水連副会長 原口新五久留米市長より大会の決議(案)が朗読され、「気候変動等を踏まえた治水事業の加速と財源の確保」「流域治水対策の推進」「地震・津波対策/戦略的維持管理」「生産性向上/水辺環境の整備」「組織・人員の強化」など、11項目を満場の拍手で決議し閉会しました。

 長野県河川協会の治水事業促進の要望活動は、翌日の災害復旧事業促進全国大会の要望と合わせて行いますので、これで解散となりました。

 本日も全国で480名の市町村長が出席された中で、長野県は全国で一番多い40名もの市町村長が出席され、長野県内の治水事業促進に対する熱意が伝わったと考えます。

万平集落上空からの風景

▽ 毎朝恒例の写真は、先週末にまとめて撮影した万平集落上空から朝霧が残っていた風景写真です。

 本日生坂村では、保育園で誕生会、小学校6年が修学旅行①、小中学校でアウトメディアチャレンジデー、児童館でしょうぎ教室、インボイス制度説明会、新型コロナウイルスワクチン接種、脱炭素関係視察研修などが行われました。



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