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信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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2025赤とんぼフェスティバル実行委員・区長合同会議&生坂村観光協会臨時総会

2025年06月26日 | 生坂村の会議
 6月26日(木)午後3時からは、第1回2025赤とんぼフェスティバルの実行委員・区長合同会議を開催し、副委員長の竹内商工会長の開会のことばで始まりました。

 私から、お疲れ様でございます。何かとお忙しい中、赤とんぼフェスティバル実行委員・区長合同会議にご出席をいただきまして誠にありがとうございます。今年もいよいよ、生坂村最大のイベントであります赤とんぼフェスティバルの実行委員、区長合同会議を開催する時期となりました。第1回目でして、第3回まで3回の会議を重ね、10月18日土曜日の本番を迎えるという運びになります。

 今日は赤とんぼフェスティバルのテーマ、目的、内容、ブース等々について1回目の協議をしていただき、2回目、3回目で具体的にしていくという流れでございます。昨年度、実施をしましたアンケートの結果もある程度反映できるところは反映をさせていただき、より良い赤とんぼフェスティバルにしたいと思いますので、皆様方のご理解ご協力をお願いいたしまして挨拶とさせていただきました。

協議事項
2025赤とんぼフェスティバルINいくさかについて
➀ 開催日時について
 昨年度の内容とアンケートの集計結果について説明を行い協議の結果、令和7年10月18日(土)午前10時から午後7時30分の一日に決定しました。
② テーマ目的について
タイトル、目的については中学生にお願いし考えて頂く事になりました。
この内容を受けグーグルホームを利用し対応して欲しいと意見がありました。また実行委員の方も案がありましたら事務局まで報告して頂くように依頼しました。

③ 内容について
司会者については、昨年と同じ司会者(本間香菜子さん)
ステージ発表・催し物については、次回までに案があったら考えてきて欲しいと依頼しました。

④ ブースについて
各区のブース出展予定については次の通りです。
小立野区 パン、野菜販売を予定している。
下生野区 おでん、生ビール販売を予定している。
日 岐区 からあげ等を予定している。
上生坂区 昨年と同様で調整していく。
草 尾区 昨年と同様で調整していく。
下生坂区 決まっていない。
大日向区 決まっていないが、もつ煮で検討している。
宇留賀区 昨年と同様で調整していく。
古 坂区 昨年と同様で調整していく。
昭 津区 高津屋森林公園管理組合と調整していく。
 
主な意見、質問とその回答の概要については、
・プロパンガスの利用について質問があり、プロパンガスの使用自体は禁止ではないが、安全面の理由からプロパンガス用ガスボンベの提供が大手企業では難しくなっているので、今まで通りの同じ本数を用意できるとは現段階で保証できない。
 この説明を受け、必要なガスボンベの確保について、現在のルート一つに固執するのではなく、二つ以上の別ルートの検討できないか意見がありました。
・炭での対応はできないか質問があり、炭火で調理を試みた際、炭お越しで煙が出たため、周囲のブースに迷惑がかかった事例が紹介されました。この件については事務局で次回の実行委員会までに消防署に確認し報告する事になりました。

・車両(EVカー)に搭載された蓄電池を利用して、ホットプレートやIH鍋として活用できるか、火力はどうかなど、事務局で調べ次回の実行委員会で報告する事になりました。
⑤ 会場のレイアウトについて
次回の実行委員会で意見等あったら出して頂くことになりました。

 全体を通しての意見、質問とその回答の概要については
・ブースの出展について質問があり、ブースの出展について、商工会の会員および各区や各団体については、担当窓口(商工会、役場観光協会等)を通じて事前に申込みを受け付ける。広く一般からの募集は行っておらず、既存の商工会員や団体、各区を優先していると説明がありました。
・ブースでの販売内容が同じ場合は、ブースの場所を調整できないか意見があり、同じ業種が隣接しないよう配慮している。各ブースで取り扱う商品が決まれば、同じ商品を扱うブースが離れるよう考慮すると説明しました。
・夕方になると販売品がなくなり、ブースが空いてしまう懸念があると意見があり、花火の打ち上げ直前まで食料品の販売を継続するよう、各団体にお願いしたいと説明がありました。

 また、カップ麺やお湯の提供事例が紹介され、前年度に好評だったことから、夕方の需要に応える工夫として再検討してはどうか。カップ麺は余っても長期保存が可能である点が利点として挙げられました。
・村長挨拶、生坂村讃歌の斉唱については、花火前に行うなど調整が必要ではないか意見があり、ステージ内容等により検討していくと説明がありました。
・新たにブース出展者の対応はできないか意見があり、出店者の状況を考慮し、同じテント内で他団体とブースを共有するなど検討していくと説明がありました。
・議会議員で他のブースに出展しており、議会のブースは対応が難しかったので今年は出店を検討したいと意見があり、近隣議会議員の訪問など考慮して議会内で調整する様に依頼しました。

その他
2回目の会議は7月30日(水)午後3時から行うと事務局から説明があり、仕事をしている方は3時からの会議に出席が大変なので開始時間を遅らせて欲しいことや、行政関係の会議開始時間を勤務時間外にして欲しいと意見があり、これまでご都合の付く方に出席をいただいていて、都合が付かない方は欠席されても大丈夫ですし、どの会議を時間外にするかなど、他の会議にも影響するので、ご理解とご協力をお願いしたいと説明し、検討した結果、次回の『2025赤とんぼフェスティバルINいくさか』実行委員・区長合同会議は開始時間を1時間遅らせ午後4時から行う事になりました。
 最後は、副委員長の小山区長会長の閉会のことばで終了しました。


 午後4時30分からは、生坂村観光協会臨時総会を開催し、副会長の竹内商工会長の開会のことばで始まりました。

 最初に私から、先ほどの会議に引き続きの方、また新たにお越しいただきまして、お忙しい中、ご出席ありがとうございます。令和7年度の生阪村観光協会臨時総会ということで、今回、観光庁の第二のふるさとづくりプロジェクトに採択をされまして、その事業主体として観光協会で申請をさせていただきました。主には、今日見えておりますヒッタイショウの星野さんが中心になって、観光庁に実証実験という形で。昨年度に引き続いて、第二のふるさとづくりプロジェクトを申請させていただきました。

 その内容については、この後、星野さんから説明をさせていただきますが、昨年度の雲根の創造の森をフィールドとして行った第二ふるさとづくりプロジェクトに加えて、今年度は新たにプロジェクトを行うということで、観光庁から実証実験ということで、100%国から交付金をいただいて事業を実施する運びとなりました。

 観光協会が実施主体でございますが、国からの交付金1100万円は、そのままヒッタイショウの方へ歳出をしまして、そちらの方で事業を実施していただくことになります。観光協会としては、この事業によって生坂村の観光の底上げをしたい、またやまなみ荘も利用していただいて、地元の経済の活性化にも寄与していただけるということで、申請をお願いしてきたところでして、今回はその議案として、令和7年度の変更計画(案)と補正予算(案)についてご審議をいただくわけですなどの挨拶とさせていただきました。

2.観光庁「第二のふるさとづくりプロジェクト」事業計画の事業概要として
・採択プロジェクト: 観光庁「第二のふるさとづくりプロジェクト」のうち、「先駆的事例創出モデル」。
・事業名: 地域コミュニティ型エコシステム リジェネラブルDAO
・実施主体: 生坂村観光協会
・事業運営: 合同会社ヒッタイショウ
・国からの交付金: 1,100万円(100%交付)
・目的:昨年度事業の課題を解決し、生坂村の観光の底上げを図る。
事業を持続可能なものにするため、自律的に運用し収益を上げる(稼ぐ力をつける)仕組みの構築を目指す。やまなみ荘の利用促進と地域経済への寄与。

昨年度事業の成果と課題として
・活動内容:雲根創造の森をフィールドとした再生型観光(リジェネラティブツーリズム)の実証実験。
・成果:参加者(約40名)の86%が「大変満足」と回答。
観光庁採択チーム内で最も優秀な成績を記録。
受賞歴:第2回サステナブルな旅アワード:特別賞
第3回JATA SDGsアワード:環境部門 優秀賞
・課題として・参加者側:リピート来訪の動機付け、地域住民との交流や関わりしろの不足。
・運営側:事業の収益化、参加者への情報伝達の負担、交通手段(公共交通の不便さ)の確保、宿泊施設のキャパシティ。

今年度の事業計画詳細として
・テーマ:リジェネラティブツーリズム第2期。DAO(分散型自律組織)の仕組みを学び、地域課題解決のための新しい寄付や地域貢献の形を模索する。
・フィールド: 生坂村雲根の創造の森
・プログラム形式: 1泊2日の宿泊型プログラム。
・宿泊施設: やまなみ荘を利用。
・募集人数: 村外から20名の宿泊者を募集予定。将来的に事業への投資家となりうる参加者を想定。

・主な活動内容のDAOの学習とルールメイクとして、DAOの仕組みを理解し、生坂村での活用方法やルールを参加者と共に検討する。(注:今年度はDAOの設立は行わず、検討段階とする)
ネイチャーポジティブ活動として
・創造の森の環境整備(竹林整備、水はけの悪い場所の改善など)。
・整備で出た竹などの端材を活用した工作(鳥の巣箱、ビーハウスなど)。
・参加者と共に森の遊歩道を作成する計画。
・専門家による講座: 薬膳学や「大地の再生」(土壌改良技術)に関する講座を実施。

 実施体制の連携企業(計6社)として
・実施主体:生坂村観光協会(受け入れ体制整備、観光庁との契約締結、事業の取りまとめ)
・運営主体:合同会社ヒッタイショウ(企画、広報、全体進行)
・モニターツアー実施:クラブツーリズム株式会社
・DAOアドバイザー:株式会社レシカ
・対話・進行支援:フューチャーセッションズ
・事業アドバイザー: 株式会社アスエク
・講師陣として、ネイチャーポジティブ:奇二正彦 准教授(立教大学)・薬膳学:中村飛鳥先生・大地の再生:和久倫也氏・アドバイザー:内閣府(企業版ふるさと納税担当)笠井泰士氏、弁護士:小宮俊氏が参画し、法的な側面からも検討を支援。

 補正予算(案)として、収入:国からの交付金として1,100万円を計上。補正後収入総額:26,369,000円。
支出:補助金と同額の1,100万円を事業費として計上。全額を事業実施主体(合同会社ヒッタイショウ)へ支出する。補正後事業費: 25,249,000円、補正後支出総額: 26,369,000円。

主な質疑応答の概要については
・DAOの取り組み:今年度はDAOを設立するのではなく、その仕組みを学び、生坂村に適した形(NFT発行の是非などを含む)を参加者や専門家、地域住民と共に検討する段階である。
・参加者のマナー:昨年度、参加者が泥のついた靴で施設内に入った等の指摘があった。昨年の日帰り日程の慌ただしさが一因と反省。今年は宿泊型で余裕を持たせ、施設利用のマナーについて十分配慮し改善する。

・雲根創造の森の整備:専従の地域おこし協力隊員1名が管理し、作付面積は3年で4倍に拡大。ワイン用ブドウ450本も植樹済み。今年度は参加者と共に遊歩道を作るなど、具体的な整備活動を行う。
・講師への謝礼:国が定める基準に基づき、予算計画(資料13ページ記載)に沿って適正に支払われる。
議案第1号「令和7年度変更計画(案)並びに補正予算(案)」は、挙手多数により原案通り可決・承認されました。
 最後に副会長の小山区長会長の閉会のことばで終了しました。




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