信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

第52回かしわ祭&日岐上空からの風景

2021年10月02日 | 生坂村の催し
 2日(土)は台風一過で気持ち良く晴れて、清々しい秋らしい空が広がりました。

 午前8時40分から、第52回かしわ祭の開会式が始まり、小林生徒会長が、今年も引き続き新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、全校で関わる企画が本来よりも限られてしまった状況でしたが、1年に1度しかない「かしわ祭」を最高の思い出にするために、これまで沢山の提案をして、皆で助け合いながら頑張ってきました。今年のかしわ祭は、今までと違う。でも全校の心が一つとなり、達成感のある素晴らしい文化祭になるはずで、一人一人が星のように輝き、生坂中を彩り、色とりどりの個性でうめつくす、そんなかしわ祭にしていきましょうなどと挨拶をされました。


 今年のスローガンは、「星彩~煌めけ!輝け!31の星~」です。このスローガンは今年度の生徒会スローガン「笑満~光り輝く笑顔と共に~」と重なっており、生坂中学校を笑顔でいっぱいにして、そして一人一人が星のように煌めいて、光り輝こうという思いが込められているとのことです。

 私からは、今年度も私が中学2年生の時に始まった「かしわ祭」が開催され、歴史と伝統と文化を継承していただいたことに感謝を申し上げ、色々と制約のなかですが、小規模校ですからこの様に開催できますし、今コロナ禍が落ち着いてきて、22日から2・3年生が北海道標津町に行かれることを嬉しく思いますから、その前に春から取り組んで来られた成果を元気に発表して、楽しく思い出に残る「かしわ祭」になることを願っておりますなどと挨拶をさせていただきました。


 次は生徒みんなで力を合わせて作り上げたステージバックの披露です。毎年一生懸命に作り上げた素敵なステージバックに感心させられます。


 かしわ祭の「開祭式ビデオ」では、今年度のかしわ祭は新型コロナウイルスの影響で、例年通りのことはできない、悔しい気持ちもありましたが、今まで一生懸命準備し、練習してきたことを発揮して、最高のかしわ祭にしようということから、かしわ祭の開会を宣言しました。












 総合的な学習の時間発表では、1学年が「生坂村を知る」をテーマに学習に取り組んできました。生坂村のことをもっとよく知るために、生坂村の魅力を調べ、実際に校外学習で見学したり、村の方をお呼びして生坂村について教えていただきましたことを発表していただきました。










 2・3学年は、「発信」「貢献」をテーマに、合同で学習を進めてきました。まず、生坂村教育委員会や村役場の方々をお招きし、パネルディスカッションを行いました。そこで教えていただいたことをもとに、村が抱える課題を考え、現在は、5つのグループに分かれて、解決するための活動をしています。








 かしわ祭では、各グループがどのように活動をしているのかを発表し、会場の皆さんには、今後の活動に向けてのアドバイスを伺い、多くの意見が出ていました。










 生坂龍翔太鼓の演奏は、コロナ禍で練習時間が大変少ない中、講師の白澤さん、宮入さんの指導のもと、一生懸命に練習を重ねてきて、みんなで一丸となり演奏され、「龍翔」の回転が特にかっこ良く、全力で迫力のある演奏をしていただき、心に響く感動した演奏で大きな拍手が鳴り止みませんでした。
















 それぞれの発表は、4月から生坂村のことを真剣に考え、一生懸命に取り組んできた学習の成果が感じられ、先生方や村民の皆さんのご指導にも感謝の気持ちが伝わり、素晴らしい発表内容が勉強になりました。




















 生徒会企画「炎乱~Fire Sports Festival~」は、4チームで行い、学校や生坂村のことを中心としたクイズやチームで協力するゲームもあり、メンバーと心を一つにして勝利を目指しました。




















 教科展示では、新型コロナウイルス感染防止対策のために、多目的室一箇所に全校の作品が展示されていて、4月から授業時間が少ない中でしたが、それぞれの勉強の成果に感心させられました。








 私は午前中の発表と各学年の展示を拝見して失礼しましたが、午後は、音楽会と閉会式のプログラムも良かったことと思います。








 今年度は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策のため、ご家族の皆さん、来賓を制限して見に来ていただきましたが、縮小されたとはいえ、生徒達が力を合わせ開催させた、素晴らしい「かしわ祭」に感銘されたことと思います。
 新型コロナウイルス感染症の影響で様々な制約のある中、今年度も歴史と伝統ある「かしわ祭」を、しっかり継承して開催された生徒達と、ご指導をいただいた先生方、村民の皆さんなど関係各位に感謝を申し上げます。


▽ 毎朝恒例の撮影は、犀川の川霧が少し残っていた日岐上空からの風景を撮影しました。


日岐上空からの風景



 その他生坂村では、公民館で陶芸教室、少年少女サッカー教室、少年少女バドミントン教室などが行われました。