信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和6年度村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会(古坂区)

2024年07月29日 | 生坂村の懇談会
 7月29日(月)午後2時から今年度10区目の古坂区で、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会を開催しました。
 私の挨拶で始まり、説明者は、村長、副村長、教育長、総務課長、健康福祉課長、住民課長、振興課長、教育次長、村づくり推進室長、水越、地区担当職員 那須係長、木村、出席者は、区民 男性3名、女性3名、議員は島議員でした。

 脱炭素に関する村民説明会は、上記に加えて(株)エコロミ 小峯社長、平林建設(株)平林専務、合同会社ヒッタイショウ 星野でした。

 村政懇談会の主な意見と要望、その回答の概要については、
・防災行政無線のデジタル化を行う際に兼ねてから要望している、屋外スピーカーの改修はできないか質問があり、防災行政無線については現在のアナログ波から、デジタル波に更新する為に2年間で実施する。スピーカーの聞き取りにくい点について請け負い業者を決めるのに、プロポーザルを行い提案して頂き解消する様に取り組んでいくと説明しました。

・会計年度任用職員の人事評価については誰が評価されて誰がどの様に評価されているか質問があり、昔で言う臨時職員の方で、フルタイム及びパートタイム会計年度任用職員について、勤勉手当を今年度から支給する様になった。評価については、働いた業績により、上司が評価していくと説明しました。

・感震ブレーカーの補助は工事を行うのは村内の業者か質問があり、村内の業者でお願いしたいと説明しました。
・各種証明書の記載しない窓口についての申請はマイナンバーカードの他に運転免許証で対応できないか質問があり 記載しない窓口申請書について、マイナンバーカードか運転免許証を使用して記入しなくて申請できる。家のパソコンやスマートフォンからも申請できると説明しました。


・国道で山清路から松本よりは管理されているように思うが、長野寄りは木が伐採されず、雪など降ると倒れそうになるので対応して欲しいと意見があり、長野国道事務所で最近御曹子橋の周辺は伐採を行った。計画的に行っていると思うが、毎年度現地調査で要望しているので、今年も舗装の修繕も含め要望していくと説明しました。



・交通安全協会のペイント作戦時の車の使用について個人の車を使用しているが、事故等あると困るので対応して欲しいと意見があり、個人の車で事故等あればいけないので交通安全協会の事務局で検討していくと説明しました。
・児童館で子供の対応や、行っている職員について質問があり、夏休み中で現在は多く利用している。対応は職員と会計年度任用職員で、子どもの意見等を聞いて対応している。

・子供に見てもらうために、県立図書館で作成している、映画やビデオ等を放映することができないのか意見があり、児童館で行う場合は児童館へ相談して欲しいと説明しました。

脱炭素事業に関する村民説明会
 村づくり推進室長から資料に基づき、(株)いくさかてらすについて、契約プランについて、各料金について、料金シミュレーションについて、(株)いくさかてらすPPA電力販売事業収支について説明をしました。

主な意見と要望、その回答の概要については、
・屋根に太陽光パネルが設置できない場合はどうなっているか質問があり、調査を行った個所について現在結果報告を行っている。屋根に設置できない場合は、宅地か周辺の調査も行って対応していくと回答しました。
・太陽光パネルを設置する際に杉の木が宅地の周辺にあり、その杉の木を切ってもらえるか質問があり、木の伐採については個人で対応して欲しいと回答しました。

・LED改修工事の工事費について質問があり、LEDの改修を行ったときに3分の2の補助が交付される。龍と子で周知した内容は参考金額として示した。補助を利用したい場合は指定業者さんに連絡して欲しいと説明しました。
・バイオマス関係の事業は採算が取れないのではないか質問があり、現在バイオマス関係事業については調査検討をしていると説明しました。

・他の電力会社で生坂村と同じような事業を行って採算合わないように聞いているが、(株)いくさかてらすは大丈夫か質問があり、成功している事例も報道されているので、(株)いくさかてらすについても、採算がとれる様な運営を行う様に努めていくと説明しました。
・この施設のエアコンの設置はできないか質問があり、脱炭素先行地域づくり事業では更新のみ対象になっているが、現在環境省に要望していると説明しました。
・今までに懇談会で出た内容について周知して欲しいと意見があり、広報いくさかで8月号から2回に分けて掲載していくと説明しました。

全体を通しての意見と質問、その回答の概要については、
・(株)いくさかてらすのプランで途中に蓄電池の変更は出来るか質問があり、途中での変更はできないために複数のプランを考えている。高齢者世帯には不利な点があるので、今後対応策を検討していきたい。また、初めての事業であるので課題については役員で検討し皆様に愛される会社にしていきたいと説明しました。

・保安調査は何処がやるか質問があり、電線の管理は、今まで通りに中部電力パワーグリットが行うため、保安管理についても今まで通り行っていく。
・太陽集熱器が設置してあるがどうすればいいか質問があり、太陽集熱器がついている場合は個人の判断で対応できると説明しました。
・小中一貫教育の変更点について質問があり、小学校と中学校が合同で行う取り組みを増やしている。また小学校と中学校の先生の交流も増やしている。
 また、義務教育の9年間を通じて、Ikusaka学を学んで頂くという様なソフト面で取り組んでいると説明しました。
 
 最後に私から、大変暑い中、皆さんから忌憚のないご意見や建設的なご意見を頂戴しまして、ありがとうございました。(株)いくさかてらすは新エネルギー会社として皆さんから、ご理解とご協力を賜り運営をしっかり行っていかなければと考えております。
 地域エネルギー会社は先進事例がいくつかあり、良い事例もあれば悪い事例もありますので、そのことも村民の皆さんに知っていただきながら、我々も良い事例になるように努めていきたいと思っています。 

 省エネエアコンの更新や木質バイオマスストーブの導入補助等も今年度余裕がございますので、更新等を考えて頂き、この事業の5年間でこの補助事業は行っていきますので計画的に、ご購入して頂いてもよろしいのではないかと思います。
 これから調査した結果は皆さんのお手元に届けますので、それによって契約を秋頃からご希望を募っていきたいと思っております。なかなかお安くならないプランもございますが、なるべく村民の皆さんの公平性も考慮し、契約を進めていければと思いますのでよろしくお願いをしたいと思います。

 皆さんからご意見を頂戴し、お話し合いができる小さな村ですので、担当の部署や村づくり推進室等に何なりとお問い合わせいただければと思います。これからまだまだ、厳しい暑さが続きますので、お体をご自愛頂きますようお願い申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきました。



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