信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

災害時支援協定調印式&生坂農業未来創りプロジェクト会議&第2回生坂村振興計画審議会

2018年12月17日 | 生坂村の一日
 17日(木)は日差しが届きましたが、ときどき雲が広がり寒い一日でした。
 午前10時からは、北陸コカ・コーラボトリング(株)との災害時支援協定調印式を役場会議室で行いました。今回は、経営理念であります「リフレッシュメントの提供を通じて、社会に大きな価値を提供し続けます」に基づいて、当村にお話をいただき、今回の調印式になりました。


 御社の販売地域(長野県、北陸3県)では、現在までに80の協定を締結しており、長野県では30番目の自治体とのことです。
 協定内容は、当村において災害が発生し、要請をした場合、対象となる自動販売機の飲料が無償提供され、必要とする飲料水を優先的に供給していただけることになっております。
 今回の協定による設置場所は、生坂村役場、B&G海洋センター、いくさかの郷の3箇所になっております。




 調印式には、北陸コカ・コーラボトリング(株)長野地区岩渕本部長さん、両角松本支店長さんはじめ関係者がお越しいただき、協定書に押印をして、岩渕本部長さんの災害時の協定内容、東日本大震災や長野県神城断層地震などの時の稼働事例をお話され、私からは、今年の漢字は「災」であり、西日本豪雨災害や北海道胆振東部地震など災害列島日本を痛感した年に、災害時にライフラインであります飲料水の提供をしていただけることなどに感謝を申し上げました。






 調印して挨拶後に、北陸コカ・コーラボトリング(株)長野地区岩渕本部長さんはじめ関係の皆さんと記念撮影をしました。お世話になるような災害が起きないことが一番ですが、有事の際には絶大なるご支援をよろしくお願いいたします。

 午後1時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に活性化施設いくさかの郷の11月の売上集計表、日別売上金額及び集客数、時間帯売上金額と集客数の推移、部門別売上状況、商品売上順位、分類別売上状況などに松澤施設長から説明していただきました。


 農林水産物直売所の締日を決めて、棚卸し在庫を調べ、在庫は資産であるから、オープンしてからの収益を報告していただかないと儲かっているかどうかが分からないこと、トイレペーパーなどの消耗品は除いて大まかに試算すると、12月10日現在の収支は、トントンあるいは100万円以下の赤字と考えていること、174,000円~180,000円が損益分岐点であるから、現状を分析して、運営方法の見直しをすること、12月末で締めをして、次回の会議で収支関係を示すこと、村の一般会計だから3月31日付けで棚卸しして、直売所としての収支報告書を作成しなければならないなど協議をしました。


 また、1月~2月はお客さんが少ないから、イベントを企画実施するべきであること、直売所が赤字という報道はショックであったこと、仕入、販売などをスピーディーの取り組むこと、農業懇談会で生産者体制の構築や地場物の確保等をお願いすることなども協議しました。
 歳末大売出しの内容と活性化施設「いくさかの郷」年始イベントとして、餅つきと餅の振舞いを行うこと、イベントは話題性があることが必要で、計画性をもってしっかり準備すること、軽トラ市を行うために、当村の各種団体・クラブなどに協力していただくこと、凍り餅づくりや加工品試食会などの話し合いもしました。
 平成30年度 生坂農業懇談会のお知らせについてと、お客様の声の収集やアンケートの実施、送迎の方にも伺うこと、コンビニ感覚の店舗は難しく、焼いもに取り組んでみたいこと、安曇野放牧豚などを賞品や景品していただくこと、無農薬野菜コーナー、ふれあい新鮮市、天井からの広告ポップ、BGMをかけること、農業懇談会で中山間直払い組織にお願いするための栽培資料を用意することなど多くのご意見・ご提言を頂戴しました。

 午後5時30分からは、第2回生坂村振興計画審議会を開催しました。協議事項として、村民アンケートの内容について協議をしました。
 前回の会議の意見を参考に、小学生4年生から中学生3年生までと、その年齢以上の村民の皆さん全員にお願いするアンケート(案)をお示ししてご意見を伺いました。


 アンケート結果をどう反映するかを決めていくためのアンケートか、当村の課題を解決するために議論を進めていってアンケートの内容を決めるべきか、有意義なアンケート、適切なアンケートにすべきであること、人口維持、村の総生産を上げるために農業振興や企業誘致なのか、何をどの様にアンケートに入れるかどうか、ボトムアップ方式で直面している課題はなにか聞くべきであること、生坂村の現状はどうか、村長の政策としてのベターのやり方はどうか、年齢によっての公約数はどうであるかなど、的を絞って将来はどうあるべきかを小中学校でのアンケートと一般のアンケートに関連付けているなどが検討されました。


 アンケートの回答内容により、問題が出てきた時に協議をするべきであること、ほぼ同じようにして10年前のアンケートを踏襲し、10年前の内容との対比をすべきであること、生坂村に住みたいか住みたくないかの理由を明確にするために設問を分けるべきであること、住みたいけど住めない理由も把握すべきであること、事業の優先順位、アンケートの目的がしっかりしないと総合計画策定の方向性が出ないこと、アンケート結果により議論すること、合併のアンケートをするかどうか、アンケートを村民に真剣に答えていただくよう訴えていくべきことなどが協議されました。
 当面の自立に対しての検証としての設問や今後の合併に対しての設問などの意見も出されましたので、次回の会議で合併に関しての設問内容をお示しをして、アンケートの内容を決定することになりました。 


 これから何回も審議会や各部会を開催して検討協議を進めて、生坂村の村政運営の根幹となります「生坂村第6次総合計画」を策定しなければなりませんので、委員の皆さんには、引き続きのご指導、ご支援をお願いいたします。

▽ 朝の写真は昭津橋からの風景です。





 その他生坂村では、中学校で人権作文コンクール表彰伝達、社会教育委員・公民館・スポーツ推進委員合同会議などが行われました。