信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成30年第4回生坂村議会定例会 一般質問と閉会の挨拶

2018年12月14日 | 議会の挨拶
 14日(金)は、日差しが届くこともありましたが、北風が吹きとても寒い一日でした。
 今定例会一般質問は、5名の議員各位が下記の一般質問をし、私、教育長、各課長、教育次長が答弁をしました。 

   生坂村議会の一般質問
 
順番 質問議員     質問内容                    質問の相手
1 瀧澤 龍一 1 村長の政治姿勢について               村長




2 吉澤 弘迪  道の駅農産物直売施設の現状と今後の対策
        1 販売実績等について                 振興課長
        2 農産物直売施設の運営に新しい対策を         村長


▽ 吉澤議員と一ノ瀬議員の時に、生坂中学校3年生が傍聴に来られ、1時間ほど真剣な表情で議員各位の質問や我々の答弁を聞いていました。


3 一ノ瀬貞男 1 平成30年度生坂村総合防災訓練での反省内容      村長
          と防災対策について                 総務課長
        2 社会就労センターの運営状況について         住民課長


4 市川 寿明 1 道の駅周辺の整備計画を               村長
                                    振興課長
        2 旧かあさん家の跡利用策は              総務課長
        3 公共物施設の手摺改善を               総務課長


5 太田 譲   教育と放課後児童について               村長
                                    教育長
                                    教育次長


   平成30年第4回生坂村議会定例会の閉会の挨拶

 それでは、平成30年第4回生坂村議会12月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。


 7日から始まりました12月定例会でございましたが、慎重にご審議をしていただき、すべての議案を原案のどおりご採択くださいまして、誠にありがとうございました。
 さて、平成23年度から7回目になります「農業懇談会」は、今年度は、来年1月9日(水)の古坂区から私の現任期中の2月18日(月)の小立野区まで全10区に出向き、人・農地プラン、県営中山間総合整備事業、地域営農組織等について説明をさせていただき、村民の皆さんからご意見・ご要望等をお聞きしたいと思っております。
 特に先程一般質問でお答えしましたように、活性化施設「いくさかの郷」への農産物の出荷や買物のご利用などについてご協力をお願いしてまいりたいとも考えております。
 議員各位におかれましては、大変寒い中ですが、多くの地区の農業懇談会にお越しいただき、村民の皆さんの農業やいくさかの郷に対するご意見、ご要望等の把握に努められ、当村の基幹産業であります農業振興、農地保全、担い手の育成などに対しましても、ご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。
 さて、11日に特別交付税の12月交付分の決定額の発表がございましたが、交付額は、14,490千円であり、前年対比43.8%減、11,298千円の減額となっております。今回の特別交付税の減額要因は、有害鳥獣対策の項目で野生獣侵入防止柵の設置事業を今年度は実施しなかった分として、10,821千円の減額が主な要因であります。
 また、今定例会まで特別交付税で46,685千円を見込んでいますので、今回の特別交付税を加えますと、32,195千円の見込額となり、現時点で昨年度ほぼ同じくらいの見込額の状況でございます。
 そして、当初の基金取崩額が、77,271千円であり、前年度決算で15,000千円を積立しましたし、現時点で一般会計32,195千円を3月の特別交付税で見込んでおりますが、77,271千円は基金を崩さなくて良いと考えているところでございます。
 また、過疎対策債の2次分につきましては、水道管の架設2事業、防災行政無線設備事業、産地パワーアップ事業などのハード分は全額認められ、小立野排水路新設事業、松くい虫対策などのソフト分は、13,100千円が認められましたので、3月定例会で財源更正をお願いする次第でございます。


 私は、先ほどの一般質問に対し、4期目を目指し、生坂村の村政運営に対しての所信をお答えさせていただきました。
 私は引き続き、「生坂村総合計画」を根幹に「いくさか村づくり計画」の実施計画に「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」を加え、生坂村と各地区の活性化や人口減少対策などの生坂創生に取り組んでまいります。
 「子育て支援事業」では、「なのはな」で地域子育て支援拠点事業、各種子育て相談の対応などの育児支援の拠点とするとともに、各種支援員、保健師、保育士、司書などの常駐によります「いくっこ子育て支援」の充実を図り、北海道標津町との交流学習、出産祝金・入学祝金・給食費の無料化などにより、次代を担う子供達への子育て支援と教育の充実に努めてまいります。
 「福祉の村づくり事業」では、地域包括ケアシステムの構築に向け、「介護予防・日常生活支援総合事業」の推進、認知症初期集中支援チームなどの「包括的支援事業」の充実を図り、ウォーキング・足ツボ健康法・元気塾・健康応援隊などによる健康維持と介護予防に努めていただき、高齢者の安全安心で健康な暮らしの継続により健康長寿を目指してまいります。
 「産業振興事業」では、「道の駅 いくさかの郷」の農産物直売所を農業振興、観光振興などに結び付け、「かあさん家」は地元産の食材を使った料理などの提供をし、生坂マル得商品券発行補助、住宅リフォーム補助の拡充などにより産業振興の充実強化と地域経済の活性化を図ってまいります。
 「地域活性化対策等事業」では、各種懇談会や子育て支援、健康づくりなどに付与するポイント制度や、若者定住促進住宅の建設、生坂村移住定住及び空き家対策事業補助金などによります人口維持対策と地域づくりに取り組み、安全安心な生活と地域・村の活性化を目指すなど、オール生坂で重点事業として村政運営を進めてまいります。


 そして、さらなる村民の皆さんとの協働による村づくりの継続と、「みんなが元気でにこにこ暮らせる村づくり」によりまして、活力ある地域づくりを進め、地域と村が元気になり、村民の皆さんから負託をいただいた議員各位と生坂村の明るい未来を創りだすために検討協議をお願いする次第でございます。
 議員各位並びに村民の皆さんには、今年も残りわずかでございますが、健康にご留意され、良い年を迎えられますことをご祈念いたしますとともに、引き続きのご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
 誠にありがとうございました。

▽ 朝の写真は小舟集落上空からの風景です。





 その他生坂村では、小学校でスケート教室(1,2年)・ALT、小立野・日岐の皆さんの元気塾、図書ボランティア会議などが行われました。