わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

思うことなかれ

2019年06月12日 | 日記
 著者同じ二冊の本と著者の異なる一冊の本 引用するときは題名と著者を記さねばならないが、今回は省きます。ちょっと抜粋してみました。
その先生は、すべての患者に希望を与えてあげるのが最善の対応と考えてる方なんです。絶望を与えると人間は簡単に死んでしまう。患者に与えていいのは希望だけ。そうすれば必ずいい方向に向かうと。
 人生に勝ち負けはない。社会的な価値観や人の比較ではなく、自己の中で物事を解決する術を学んだ。
 人の足を引っ張ったり、人の悪口を吹き散らすような人の晩年は見るも惨めだった。
 何か他人に尽くし、それがその人に感謝されなくても、「恩をあだで返された」と怒ることはない。恩を与えたその人などはたいしたことはない。
 何かをするときに相手に感謝を求めるよりも、それが自分の幸せになる。
 努力することも尊い、また、成功が不運に通じるということを身をもって体験することもいい。
 私の知ってる修行僧は、まさに熱烈な修行をし、悟りも開いていました。しかし、修行が足りないような人や、老師と言っても悟りがはっきりしないように見える人は、激しく批判していました。そのような性格のために、晩年は病苦に苦しみ、本人だけでなく、家族にも多大なな苦労をかけた。
 身を慎み、大言せず、他人の批判をしないなどという日々の努力が必要です。
 自己犠牲 他人のことのみを考えよ。必ずうまくいく。他人に尽くす。
 他人の心を傷つける、嘘を言う、人を貶める、他人の不幸を望むなど人間は悪いことをする。言った人が不幸になる。
 他人に親切にし、他人の心を傷つけないようにする、それも誰にも自慢せずにやるという人生に切り替える。
 大きな仕事をした人、有名になった人、経済的に大成功を収めた人でも、晩年病を抱え込み、家族の離反に悩み、不安になるという人も多くいます。
 私たちは成功すると有頂天になり、自分を人並み以上の優秀な人間と思い、自己中心的な行動をしがちです。実はこれらは得を損なう。その結果は晩年に現れる。
まだまだたくさん有るのですが、この辺で。
 人は好き放題いう。まったく自分に関係ない、接点もない人のことを。自分の苛立ちを隠して、ただ気に食わないだけで、罵詈雑言。私もそうだったような気がする、この本を読みなおすまでは。少しは改善されたかもしれない、そう自分に望む。
 「妄想の喜び」や人の失敗を喜ぶような「不純な喜び」、憎い、欲しい、羨ましいという感情がなくなる・・・・・そうありたい。
 思うことなかれ、思いは自己を不利にし 幸運を遠ざけ 自己の心を打ち砕く



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